満足度★★★★
初Baobab
チケプレで鑑賞。
最初から最後まで、ステージで行われていることに目が釘付けになる。とても充実した1時間20分。
始まる前は、妙に心地よい客電のせいかウトウトしてて寝落ちを心配したけど、いざ始まってみるとそんな心配は不要だったことに気づく。
とにかく役者の身体が面白い。
コンテンポラリーダンス作品を観るのは久々だったので、ついていけるか不安だったのですが、「セリフへの還元できなさ」の溢れる、空間への説得力に満ちた身体表現のおかげで、理解できる出来ないということを越えた面白さを感じることが出来ました。
初日だったせいか固さも見られたり、ソロの部分で振り付けに対して役者の力量が追い付いていないところがいくつかあったりと、この作品はまだ面白くなる余地はあったんじゃないか、というような気はします。
ここまでコンテンポラリー要素の濃い公演は初めて、とのことでしたが、今後もこうした作品づくりも続けてほしいなあと思います。
今回とは違った手触りになるであろうアゴラでの次回公演も是非拝見させていただきたいです。