満足度★★★★
言葉ではない、楽しみ
世界で演じる為には、言葉とはさほど重要ではないのだなぁと思いました。
字幕はついていますが、とてもポイントだけを取った字幕で、そこに物語の楽しむことはできないのですが、なんといっても、彼女のパフォーマンスが素晴らしい。まさに「人間になった猿」でしたね。猿の惑星は完全な擬人化ですけど、彼女のは猿なんです。最初から最後まで、猿の持つ身体的癖、特徴を壊すことなく演じ続ける集中力がすごいです。一挙一動だけでも面白い。
終演後 アフタートークで漫画家さんが
「会話劇の何が楽しいんですか?役者は卓越した身体能力を見せないと」
見たいな事をいっていたんですが、確かに世界で通用するためには それを持っていないといけないんじゃないかなぁと思いました。