カフカの猿~フランツ・カフカ「ある学会報告」より~ 公演情報 世田谷パブリックシアター「カフカの猿~フランツ・カフカ「ある学会報告」より~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    確かに良く曲がり、良く伸びる
    キャサリン・ハンターさんを知りました。

    ネタバレBOX

    考察よりも観察、自由よりも出口、を重視して人間になった猿が学会で体験談を報告する一時間弱の話。

    THE BEE(日本版)のチケットがなかなか手に入らず、それならば英語版に出演していたというキャサリン・ハンターさんの一人芝居でもと思った次第ですが、写真だけ見ると男性のような服装をしています。観劇の数日前までキャサリン・ハンターさんが女性だと知らず失礼しました。

    手足の動かし方、曲がり方がいかにもチンパンジーらしかったです。客いじりもあり、最前列と通路側の人はちょっと注意が必要です。英語がもっと出来ればと後悔しました。

    動物園に閉じ込められるよりも社会と接することを選び、考えて行動するのではなく、つばを吐いたり酒を覚えるなどしてそこの人間を真似ることで社会に受け入れられ、いったん受け入れられた後は家庭教師を雇い努力したチンパンジーでした。でも恋人は普通のチンパンジーでした。

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    2012/05/04 14:49

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