セサミストレート 公演情報 カカフカカ企画「セサミストレート」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    タイム・トラベルとラブ・コメディ
     開演してから前説の寸劇。くだらなさがおもしろかったです。
     本編は、意外にもタイム・トラベルとラブ・コメディをテーマにしたストーリーでした。

     前説と本編でキスシーンが20~30ぐらいありました。客席に見せ付けるほどの本気な口づけで、気持ちがいっぱいになりました。ごちそうさまでした。

     アニメのキャラクターへのオマージュやパロディ・ネタがエッセンスとしてふんだんに盛り込まれていました。

     本公演に客演されている太田友紀子さん、美人でした。けっこうサバサバしているところに魅力を感じました。お疲れ様、おもしろかったよとごあいさつして劇場をあとにしました。

     客演の熊谷有芳さんも美人で、僕の心はときめいてしまいました。前説コントの一つで、ツンデレなウェイトレスを演じていました。
     あんな彼女がほしいな、と心の奥底で思いました。

    【ストーリー・導入部】
     2008年、家でひきこもる一人の男がいた。その男の名は新戸風太郎(にいと・ふうたろう)であった。
     この風太郎に未来からやってきたエージェント達は指令を下した。一組のカップルを別れさせて、彼女に告白して付き合えというものだった。
     2058年9月13日の金曜日。世界規模の同時多発テロにより、10億人以上が犠牲となる。首謀者はフライデー13。13人で構成される使徒の中心人物である。
     エージェント達は諸悪の根源であるフライデー・サーティンの生誕を阻止しようと画策する。フライデーの両親こそがこのカップルなのであった。
     未来からタイム・トラベルで歴史を変える行為を取り締まる警察機構もやってきて、風太郎は争いに巻き込まれていく。
     風太郎はひきこもりを抜け出し、みんなを幸せにできるのだろうか。

    ネタバレBOX

     オープニングでプロジェクターをつかって役名と出演者紹介が映し出されます。映像演出は素晴らしい。

     本編中に5分間の休憩時間があります。
     シーン・チェンジや衣装替えなどで、回避できなかったのでしょう。

     せっかくプロジェクターを駆使して「SRUまで+5:00.00」とカウント・ダウンしているのがもったいない。
     この5分間をつかって、2058年の出来事をニュースで伝えるなど、本編に関連するサイド・ストーリーVTRをプロジェクターで上演すればよかったんじゃないかな。僕はそう思いました。
     場がつなぐ目的も達成できて、世界観や笑いも深めることができて一石二鳥ではないかと思いました。

     SRUの意味は「そのとき・歴史が・動いた」の頭文字を取っています。

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    2008/02/07 00:03

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