愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了しました!ありがとうございました! 公演情報 TOKYOハンバーグ「愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了しました!ありがとうございました!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    招待にて
    辛辣な状況を描きながらも優しい時間が流れていた。役者のすべてに好感が持てた。

    ネタバレBOX

    まず印象的だったのは三女の目。生まれつきなのか演技なのか分からないが、疎開先に世話になるまでの間の、いまの悲惨な現実に抗うような目つき、頑なな表情に、決して屈しないのだという“意志の力”を感じた。
    それから、場面転換を完全暗転にせず、うす暗がりの中で見せながら行う転換作業が印象的だった。「人生に暗転はないんだよ」と誰かが言っていたが、どんな暗闇の中にいても人間は皆活動し生きていかなければならないというような含みをもつような印象を受けた。
    次女が福島に戻るときの長女の言葉に、長女として背負うもののみならず父母の影も見えた。
    答えなど出せるものではないのだと思う。ただ、一人ひとりの前向きな強さがあってこそ周りのやさしさがそこに引き寄せられるのではないかと感じた。

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    2012/03/31 02:53

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  • そいつの名はハシモト様

    ご来場ありがとうございました。
    このコメントを拝見させていただいてからずっと、「人生に暗転はない」という言葉が頭の中をグルグルとしておりました。

    次女が福島に帰るところの台詞は、父母であればどういうだろうという事を考えながらいつも発していたので、そう言って頂けると本当にうれしいです。

    強さがあってこそ、周りの優しさが引き寄せられる。

    色々と心に残る言葉をたくさんありがとうございます。

    8月も劇場でお待ちしております!

    2012/04/04 19:28

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