Vector(ご来場ありがとうございました!) 公演情報 613「Vector(ご来場ありがとうございました!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    専門用語の解説が欲しかった
    遺伝子治療の研究している技術者グループとそれを支えている企業。
    企業倫理と研究成果、努力の道程と、それにまつわる者達の生死に対する考えとか丁寧に描いていたと思う。
    理化学医療分野に関する専門用語が多々出てきたので、単純な用語でも補完する意味で解説が欲しかった。

    ネタバレBOX

    企業と研究の狭間、成果の見えそうで見えない使命感と達成感、命に関わる仕事だけど、実際には生身の人間とは接せず、データ等で生命に関わり、一般的には先生と呼ばれるそんな人達の話。

    長年研究を重ねてきた遺伝子治療の成果がようやく完成し、発表を待つばかりだった。そんな中、研究チームにいた同僚の一人が退職してしまう。「一身上の都合」を信じ気持ちよく送り出す主人公。その直後、他社から自分達とほぼ同内容の研究成果の発表が世間一般に報道される。
    元同僚は既にその会社に入職し、産業スパイだったと判明するが後の祭り。ギリギリとした時間が過ぎて行く。
    一方、研究者の一人が余命一年余りの末期癌に侵され研究を退く事になり、その告知を同僚の主人公に告げる。
    自分達が身近に接してきた遺伝子工学から得るもの失うもの、心境の変化を狭い舞台で何気ない雰囲気に見せ、繋げていき興味深かった。
    多少、駆け足過ぎて説明の端折っている部分も多く、演者の数人台詞の聞き辛さもあり、ちょっとマイナス点も。
    医療面か企業面、人間関係どっか一本に絞ってほしかったかも。

    怒号場面が多くそれが過剰に見え、ちょっと煩くてくどく感じた。
    また舞台上の端と端で会話をやり取りされると(個人的にだけど)観賞の視点が散漫に見えて前方席だと非常に見辛かった。
    ステージ上で場面展開に挿入歌入りのBGMを多用していたけど、あの歌詞は彼女の心境を現していたのかな?

    モリヤさん役のコメディアンヌぶりがもっと徹底していれば、とも思った。始まったばかりに見たので、後半の日に見ればもっと活気あるシーンになりそうな予感。

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    2012/03/26 01:11

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