どうしちゃったのか
お葬式から始まるので、どんな舞台なのかと思えば意外や意外、ジュブナイル? 青春? もので途中まで大変楽しく観られた。
青い鳥文庫とか講談社の中学生向けの小説に似た印象を受けて、珍しく感じた。役者の演技も面白かった。
でもそのような気持ちは、きちんとした結末を迎えることが担保となっている。
普通なら採用し得ないラストとなっていた。
このラストを採用する明確で強い理由があったのか考えるも、えらい難問で答えを見つけられなかった。
---
演出家・脚本家が出演する場合のリスク、って結構大きいのかもしれない。納得が行かなければ公演中も脚本を書き続ける人はいるようだけど、出役も兼ねる場合は更に負担が大きくなるし、客演が多い場合はいつものメンバーという分けにはいかないので周りにもなかなか無茶をお願い出来ないのだろう。
・役者について
全員芸達者だった。
高校生、まさかのセーラー服。
女性陣はどういう時代設定で女子高生を演じていたのだろうか?
衣装が良かった。
井端樹里さんは他の役者と演技のトーンが一緒で、合宿するまで特別な感じがしなかった。合宿のとき、あれ?アイドルか?とやっと気づいた。さっき検索したら実際はアイドルではなかったけど。美女の役が出来る女優さんだ。