奴婢訓 公演情報 演劇実験室◎万有引力「奴婢訓」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題300(12-053)
    19:00の回。指定席、19:01場内アナウンス~19:06開演~21:10終演。本公演、観てみようかなと思っていたところ開座の方からご案内をいただいたので観劇。開座のアトリエ公演(@森下)に七生さんが出演、サイトをみますと「万有引力」は1983年旗揚げ、私が芝居らしい芝居をみたのは、1985年、江守徹さんの「キーン」が初めて、このから、なんとなく劇団の名前は知っていました...で今日まで未見。

    また、J・A・シーザーという名前は「月蝕歌劇団」で知っていて、1986年7月「帝国人形病院(@東演パラータ、演出:高取英)」を観ています。

    何日に行くか決めかねていたので、座席は「トラムシート」、なんとか腰をかけての観劇。最後列=舞台から一番遠い、のですが、舞台が一望できて、ほんの少しの「動き」でも気が付きます。最初、人形が置いてあるのかと、目を離していたら動いていた!舞台は6段くらいの高低があって、最後列より高い位置があります。

    開座の皆さんが出演していらっしゃるということなのですが、遠い&お化粧&衣装でなかなかわかりません、そんな中、岡庭さんだけはすぐわかります。

    寺山さんの作品は観たことがなく「寺山修司に愛された女優(新高さん)」を読んで、いつかは..と思ってもいました。

    などなどいろいろあって初めての観劇。

    ネタバレBOX

    大きな舞台、先月「乱歩の恋文」を最前列でみたのですが、最後列からでも大きい舞台でした。劇中、役者さんが目の前を歩いたり、巨大な「靴」が通ったり、本物のネズミも。セリフが少し聞き取りにくいところ(でも肉声とマイクを使い分けて聞きやすくはなっていました)もあったけど感覚への刺激は十二分。

    会場の両サイドには立ち見のお客さん、1列ずつ入って来て階段、1段ごとに案内されていました。「トラムシート」からみると、ちょうどすぐ先に庇があって、舞台最上段にかかってしまうので少し屈み込むようにみます。

    寺山修司さんの舞台は書物の中の写真でしかみたことはなく、三沢の記念館に行ってみたいと思いながらも未だ実現せず、ようやくの「万有引力」、これも「開座」からの案内がなかったら行ったかどうか怪しそう、座席指定のものはあまりみないので…特に、この土日の公演はなかなか決めきれず、直前の申し込みになってしまいました。

    川崎109/IMAXで「アバター(3D)」をみたときに劣らない「視的」な刺激、青い闇のなかで蠢く集団、衣装の切り替え、ヘヴィーな音楽、普通に立っていることのほうがずっと少ない者たち、用途がわからないイロイロな道具やマシーン、縦/横の大きな動き、座席に迫り来る集団、次はもっと前で。

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    2012/02/19 10:32

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