ピーター・ブルックの魔笛 公演情報 彩の国さいたま芸術劇場「ピーター・ブルックの魔笛」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪♪

    なにかがある空間
     もちろんそこには何もないのだが、観客は何かがあると感じる、それがピーター・ブルックの「なにもない空間」理論だ。考えてみれば、歴史に残る演劇というものは全てそのようなものではなかったか。
     だからこそ精神病院患者たちによる演劇、などという『マラー/サド』の演出も成立する。彼らは狂っているのではない。彼らを狂っていると見なす我々の心に狂気という名のイマジネーションが生まれているのだ。
     ピーター・ブルックvsアマデウス・モーツァルト。天才対天才の相乗効果で生まれてくる「怪物」は、いったいどんな姿をしているのだろうか。

    0

    2012/02/17 02:22

    0

このページのQRコードです。

拡大