優しさに、染めたい。 公演情報 劇団エルシノア 「優しさに、染めたい。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    真っ赤な炎に染まったお芝居 
    数年後に 静かに狂った表現で進む、言葉少なに、青白い鋭い炎で染められた、真っ青に染められた、このお芝居を観てみたい。 

    ネタバレBOX

    罪人を鞭打つお役人 どなり散らし、笑、ののしり、鞭を打つ 牢大工に来ていた、紺屋(青屋)佐吉は、お役人から お前も打てと言われる、“ムリで御座います。” 打てなかった。(紺屋は、差別され、労役で、嫌われる牢大工もしていた、なぜか青屋大工と呼ばれた。)
    お役人が、打った数を忘れた、再び打った? 再び鞭を打とうと、みると すでに死んでいる。笑う役人 “佐吉が鞭打っていたら死なずに済んだ物を・・・”(聞き取りずらく 意味が分からない所が有ります)。佐吉の妻 お花は佐吉を待つ 平八はお花に惹かれている。  佐吉のもとに女が現れる、しんだ罪人の魂 女は名前が分からない どうやって来たのかもわからない、佐吉は、お花と呼ぶ、佐吉が錯乱した中で、幻想の世界と 現実の世界が入り混じってくる、夢か現実か。後ろでお面の人が、佐吉の心、差別の記憶、を再現しながらおどる。  佐吉は、混乱してお花につらく当たってしまう。
    罪人の死んだ女の幽霊が、旅の女としてお花のもとに現れる、佐吉の差別の元 青く染まった手を治す方法が有る。 お花は、手の色を治すと旅の女(幽霊)の話に飛びつく お花は目が見えなくなる。薬の材料は …と…と生きた人間の目玉。 平八はお花の目を直したい 薬の材料は…と…と生きた人間の目玉 包帯に書いている。平八は眼をすてる、一人の平八が叫ぶ、だれか私を笑って下さい、目をすて そして今は一人の私を・・・。 佐吉に手袋を進めるお役人の亡霊? 拒むが、嵌めて見ると 開放さた、すべての 思い出、憎しみ 優しささえも 開放された 顔つきが変わる 目の色 動き (ここの演じ方は最高です) お花は、佐吉を刺す、平八は殺せと懇願する 佐吉はお花の棺から遺体を、ほうり投げて 平八を入れる すでにお花は亡霊であったのだろう 佐吉も もうじき死ぬ腹から血が流れる。 3人とも 3人とも優しさから生きるのではなく、1つの怨念を抱いた幽霊で優しさからから狂って行った。 真っ赤にめらめらと全体が燃える炎、真っ赤に染められたお芝居でした。

    とても面白いお芝居でした。

    ざんねんか、良かったか、 聞きづらい台詞 私は、そこを勝手に物語を膨らませて観劇しました。
    1つの劇団で2回は、通用しない演出でしょう。 

    数年後に 静かに狂った表現で進む、言葉少なに、青白い鋭い炎が、燃えるのような、真っ青に染められた、このお芝居を観てみたい。 

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    2012/01/25 23:38

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