節電 ボーダー トルネード 公演情報 クロムモリブデン「節電 ボーダー トルネード」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    トルネードの後
    前回「裸の~」がよかったので観劇。パワフルな演出と演技は相変わらず。こういうダークなテイストの話はあんま好きじゃないから、もう一度観たいとは思わないけど。

    あと、開演20分押しは勘弁。

    ネタバレBOX

    序盤のひき逃げとかの話は、どんちゃん(寺田)の精神世界かななんて思ってたら、ホスピタルプリズンに服役中の天本(板倉チヒロ)の脚本という構成(正確にはバンド結成後のレイプシーンに入るまでが脚本かな)。中学生だったどんちゃんをレイプした天本が、どんちゃんを精神的に立ち直らせるために脚本を書くというのがホスピタルプリズンという施設ってのは面白い。ただ、雪村(森下)だったかが言った、人間は立ち直る!というセリフがどこか響かなかったのが残念。実際どんちゃんが立ち直る描写はなかったと思うし(ラストのスーツが立ち直りの象徴?)。

    震災をトルネードに置き換えて、そんな状況下での理不尽や暴力を描いたのかななんて印象。登場人物みなキャラがたってた。すごくフィクションな動きで視覚的にも楽しめる。

    目撃者の渡辺とかげのファッションと表情が魅力的。また、どんちゃんの友人のキリコ役・七味まゆ味も、舞台になじんでたようにみえた。特徴のある人物像をしっかりと描けてた。登場の際のしゃべりが若干聞き取りにくかったけど。どんちゃん役の寺田も鳥居みゆきみたいな表情が素敵。あと、レイプをああいうふうに描く演出は素晴らしい。

    「裸の~」のときのように、場面転換はダンスと音楽を交えスタリッシュでかっこいい。

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    2011/12/30 02:06

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  • ご感想ありがとうございます。制作の野崎と申します。
    ご来場いただいた回、開演が大変遅れてしまい、申し訳ございません。
    今後このようなことが無いよう、対策を練っております。

    毎回違うテイストでお送りしております。次回もお越しいただければ幸いです。

    2012/01/10 18:43

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