情熱がほとばしり、叫び声が響き渡る 公演情報 青山学院大学演劇研究会「情熱がほとばしり、叫び声が響き渡る」の観てきた!クチコミとコメント

  • とても良い素材♪
    作者の夢や希望が詰まった”童話的”な作品という感じがした。

    上演時間も短く、舞台セットも簡素で、正直”小品”ではあるけど、その小さなステージの中に、作者の描く”世界”が広がっていたと思う。


    ネタバレBOX

    個人的に、小説や物語というものは飽くまで”架空の世界”ではあるけれど、時代を越えて多くのいろんな人々に読まれ、愛されていくうちに、登場人物たちにも”命”が宿っていくものだと考えているので、非常に共感出来た。

    ただ惜しむらくは、登場人物たちが住む街が、実は小説の中のフィクションの世界で、自分達はその小説の登場人物だったという”オチ”の部分が、始まって間もないうちに判明してしまう点。

    小説という”フィクションの世界”が1時間くらいあって、観客をその世界に充分引き込んでから”オチ”の部分が登場すれば、すごく効果的で素晴らしい作品になったような気がする。

    素材はとても良いので、いづれまた”長編”として再構築してみて欲しい。

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    2011/12/20 00:32

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