太陽 公演情報 イキウメ「太陽」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「マイノリティ」と「マジョリティ」
    最高です、面白いです、流石です。
    鶴屋南北戯曲賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨新人賞、読売演劇大賞優秀作品賞、読売演劇大賞優秀演出家賞など受賞しているのは伊達じゃないですね。

    「マイノリティ」と「マジョリティ」の話として観ました、強者が偏見や差別を作ってしまう、マイノリティの考え、思いが、分からない、分かろうとしないから、理解出来ない。  彼らの芸術的感性は素晴らしい、私にはそんな感性は無い、素晴らしい・・・よく聞きますよね、こんな言葉、  エスキモーをより小さな民族に区切ってイヌイットと呼んでみたり、「マイノリティ」を、あえて作ろうとしている様にも感じる事が有ります。 日常の至る所によくある強者の偏見や差別による誤解、理解されない思い、たとえば 学歴、趣味、郷土、クジラ保護、等、差別はしていないと言うが、理解をしないのは、差別と思います。
    このお芝居は、そんな今の日常、身近な生活に起こる現れる、そんな出来ごとにダブりました、それだけに怖いです、恐怖を感じました。 完成度の高い脚本とそれを演じきる役者さん 面白いお芝居をありがとうございました、次も楽しみです。

    ネタバレBOX

    バイオテロのウイルスで感染した人の中から、奇跡的に回復した人々
    老化が遅く、健康、頭脳明晰、しかし太陽の光の下で生きれない。
    ノクスになる方法も解明され、数が増える。 ノクスは、自らを旧人類に比べて優れていると考える、 ウイルスで感染していない人をキュリオ(骨董品)呼び、軽蔑する。
     キュリオがノクスを殺した、ノクスを殺した家族が焼き討ちに遭う、その集落が閉鎖される、それでも家族はそこに住み続けた。  ノクスは数を増やしキュリオは人間の3割程度になる、キュリオは四国を割り当てられ多くが移住した。
     閉鎖をとかれた集落 ノクスとのとの交流が始まるが、理解しあえない。 ノクスになったその集落出身の医者がやってくる、 ノクスの医者は、昔友達だったキュリオと話す、ノクスの医者は、ノクスになる女の子をサポートする、ノクスになった女の子は、悩んでいた事が、馬鹿みたい、その変わり様は、心をなくした様、いたわる心がない。 まるで別人の女の子になった、良かったなーと、泣きながら声をかけるキュリオ ノクスになった女の子は、その心を理解できない。 ここ 思いっきり泣いてしまった。 ノクスの医者は、昔友達だったキュリオと再び話す、ノクスの出生率は1%以下 心をなくす、ノクスは病気だ!必ず滅びる!! ここで(外)夜明けが観たい 死ぬぞ分かっているのか 朝日を見たい。

    0

    2011/12/10 18:26

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大