誤/娯楽 公演情報 黒色綺譚カナリア派「誤/娯楽」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    これで見納め
    人口263名の天王寺村に受け継ぐ因習に縛られた人たちの物語。
    幕後、赤澤ムックが三つ指をついて挨拶する姿が印象的な公演だった。


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

    会場に入ると、頭に鳥かごをかぶり電柱に縛り付けられ微笑む娘に、棒でつついて叫ぶ母親。まるで籠の鳥ならぬ、籠娘なのだが、この娘が「お役目果たし」といわれ、森や山に捧げる人柱だ。この「お役目果たし」に選ばれた娘を、村中が神の子と称し、村の未来永劫の栄えの為に人命を犠牲としている。

    お山には化け物がいると信じて疑わない村人はスピーカーから流れる教祖まがいの言葉のとおり、「お役目果たし」を出し続けてきたのだった。体のいい人殺しだ。村の住民はこの村を畜生の村だといい、実際に住んでる住人は缶詰泥棒、淫乱、知恵遅れなどの何処かしら欠陥のある人たちだ。

    そんな村に赴任してきたお役所役人も、この村には何の問題もない・・と見てみぬふりをする。そんな村では既に人口が減って、村長が言うには「村ってのは生きているんだ。人口が減ることもあれば増えることもある」とのたまう。

    そんな人柱を題材に娘の母親が一芝居をうって、「自分以外は皆、死んだからお役目果たしが出来ない・・。」と訴え、全員で村を捨てて逃げるという結末。

    公演時間90分ほど。出来たらキャストに役柄も載せて欲しかったところ。
    今後、ムックこと金糸雀はちょっと遠いところへ飛んでいくらしいが、何処にいても幸せであって欲しいと思う。

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    2011/12/09 22:30

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  • あー、ぽこさん、いつもコメント有難う御座います。
    温かいお言葉、感謝感激です。
    これからも宜しくお願いしまっす!(^0^)

    2011/12/10 12:57

    あー、みささん、みっけ。
    お帰りなさい。(^_^)/

    2011/12/10 02:17

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