ひどかった
この劇団を見るといつも不快になる。成長がない。
そのことを気付いてないのか気づかないふりをしているのか・・・。
そもそも役者と演出がこの作品で何を伝えたいのかという点を
全くもって共有していない。バラバラである。
原作台本をただ演じれば作品は完成して観客を楽しませることができると
思い込んでいるのだろうか。
役者の実力、特に男性キャストはヘタクソ。主催もヘタだが今回は
出演していなかった。
女性キャストも身勝手な芝居ばかり。
とくに主人公のさくらの押しつけがましい子供演技にはうんざりした。
横山役の女性はほかのキャラメルボックスの芝居をした劇団で見たときと
比べてもったいない部分を多く感じた。
彼女の良いところを演出は伸ばせなかったのだろうか。
しかし相手役のバイト君はガラパの人にしては演技が押しつけがましい。
おそらく原作の芝居を物まねしただけではないか。
この劇団の主宰はきっと芝居をしていて楽しいのだろう。
しかし多くの義理で見に来ている観客は耐え難い芝居だろう。
少なくとも私は二度と見に行かないつもりだ。
この文章を読んで反省し、勉強しなおす機会になってくれればよいが…。