満足度★★★★
これからのDステ
10月16日の初日の幕が下がった瞬間、結成時から一緒にファンをしている友人と顔を合わせ目を見開いて興奮して感想を言い続けたことを鮮明に覚えています。
そして23日の東京千秋楽は、とても思い切りの良い、気持ちのよいステージだったように思えます。ここ数年は千秋楽でスタオベが定番となりましたが、正直「must」に感じていました。でも、今回は本心でのスタオベになりました。
今までのDステとは違い、エンターテイメントとしてのステージだったと思います。メンバー各々が色々なフィールドで学び、経験をし、力をつける。そして帰ってきて、その成長を見せる場としてのDステの役目はもう終わったんだと実感しました。
去年のtlial3作品が正に挑戦であったように、今年の「ヴェニスの商人」そして「検察側の証人」は一段階上を目指し新たな段階に上ったDステだったように思えます。
これからのDステは「俳優集団D-BOYS」として、芝居、表現を魅せる場になってほしいです。
ただ、メンバーの活躍に伴い、D-BOYSだけでの舞台も難しくなりました。もちろん客演の方がいらっしゃるからこそできる作品もあると思います。
ですが、今回の「検察側の証人」も春の「ヴェニスの商人」も客演の方々に引っ張りあげられていたように思えます。
客演の方の力を借りなくてもこれだけの舞台を見せてくれる日が来ることを願い期待値を込めて星は4つにします。
大阪で更に進化したステージが見れることを楽しみにしています。