満足度★★★★★
名戯曲と名役者のコラボ、期待に違わず
平幹二朗さんと山本郁子さんの共演にひたすら興味が湧き、観に行きました。
素晴らしい!!
大人向きの情感溢れる名舞台で、わけもわからず、何度も涙が頬を伝いました。
とにかく、キャストが素晴らしい!!これには文句のつけようもないのですが、反面、スタッフワークが、雑で、その点が非常に残念でなりませんでした。
それに、いつも感じるのですが、どうして、西川さんの演出ってこうも野暮ったいんでしょう?文学座の「モンテクリフト伯」の舞台が、あまりにも庶民的で絶句したのを思い出します。
塩子の劇中劇シーン、ちょっと目のやり場に困りました。
もっと演出の工夫で崇高なシーンになりそうな所が、非常にもったいない!!
できれば、この作品、鵜山さんの演出で拝見したかったと思いました。
客席に、1本づつ丁寧に包装されたバラの花が置いてあって、私は、家に直行するだけで、ありがたく頂戴しましたが、中にはありがた迷惑な方もいるのでは?と気掛かりでした。大きな袋とかないと、観劇中、花を膝に置いていなければなりませんし…。
たとえば、終演後に、スタッフが、お客さんに手渡しで観劇お礼を述べつつ渡し、不要な方には辞退できる機会も与えて下さった方が、せっかくのご厚意が生きるのではと感じました。
チラシのセンスもイマイチで、これでは、せっかくの佳作への誘い度が低下するように思います。
2011/10/18 02:38
2011/10/17 23:17
2011/10/17 15:16
そうでしたね。ブーケにも使う花が長持ちする液体入りのものでご親切な心遣いでしたね。
確かにKAE様のご提案のほうが私も適切だと思います。