文學青年 公演情報 GO-SUNS「文學青年」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    馬鹿な男!
    そんな男がいる一方で才能のある人間はまた出てくる。

    ネタバレBOX

    そもそも、喫茶店は妻の所有する不動産だということを認識していない夫が馬鹿でした。

    文学好きで作家を目指す夫のために生活費を稼ぐという彼女に応えるには、芽が出るまでひたすら書き続けるというのが彼の仕事のはずでした。何が文豪ホストクラブですか、経営形態云々以前の問題です。彼が小説を書かなくなった瞬間から、言い換えれば文学青年では無くなったときから二人の関係は終わっていたのです。馬鹿な男!

    論点を逸らしてごまかしていたツケが回ったのです。書けなくなったのなら書けなくなったと、恐らくもっと数年前に夫婦で話し合うべきでした。

    ところで、夫婦や喫茶店の店員のことは会話などから分かりますが、お客さんの性格・属性までは把握しきれません。放火犯が誰それちゃんと言われてもとっさに思い浮かびませんでした。

    それにしても、風営法というやつは厄介な法律ですね。男性店員が文豪になり切ってうんちくを傾けること自体は何も問題はないのですが、女性客の隣りに座って酒を供しながらとなると一気に風営法に引っ掛かってしまいます。

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    2011/10/10 03:12

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