月いちリーディング/11年9月 公演情報 日本劇作家協会「月いちリーディング/11年9月」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    確かに、雰囲気変わりましたね
    先日、この予約をした時に、事務局の方から、「これまでとは様子が違いますが、御承知置き下さい」という感じのご返信を頂き、久々の参加で、その点にも注目して参加させて頂きました。

    確かに、おっしゃる通り、今までの月1リーディングとは、似て非なる印象がありました。

    九電のやらせ討論会のことが、何故か頭に過ぎりました。

    仕方ない傾向なんでしょうが、この企画が立ち上がって実現した時、小躍りして喜んだ、純粋演劇ファンの一人としては、残念な現実に遭遇した気持ちでした。

    今後は、バカ正直に、ブラッシュアップのための会とは思わずに、興味深い方がゲストコメンテーターとして参加される時にのみ、参加させて頂こうと思い定めました。

    ネタバレBOX

    劇作家協会の総会(総会だというのに、出席者11名だけという驚愕の総会)の時の、事務局の方のお話ぶりから、今後は、月1リーディングは、当初の構想とは違う方向に行きそうな予感がしましたが、的中したようです。

    今日は、永井さんと前川さんという、名実共に、名劇作家だと、尊敬するお二人がゲストでしたので、伺いました。

    私の期待通り、お二人は、お気持ちを正直にコメントしてくださったので、行った甲斐はありました。

    今日の作者の方に、申しそびれましたので、ここに記しますが、震災後、非日常と、日常の同居する世界を見事に表現された劇作家が今日、あの会場にお二人いらっしゃいました。

    「奇怪!」を書いた前川さんと、みきかせで、リーディング作品を書かれた楢原さんです。

    今日の作者の方の作劇意図を伺って、そうであるなら、是非、前川作品を研究されることをおススメ致します。

    前川さんの作品は、描かれる世界は虚構でも、登場人物は、皆大変リアルですから。

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    2011/09/24 22:56

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