満足度★★★★
概ね良好
手放しで薦めるワケにはいかない(←今後改善されるかも)が、概ねオッケー。ストーリー全体の着想・構成、家族ネタ以降の多段式クライマックス、細かいくすぐりなと脚本は満点。
演出も、ケータイで話しているシーンながら「親友だろ」で相手の顔を見る(『ゼイラム2』に似たシーンがあったな…)とか終盤の「星」とかをはじめイイ感じ。
さらに、「悪役チーム」の衣裳デザインも◎
キャラメルファンなら観て損はないと思う。オープニングダンスあたりでキャラメルっぽさを嗅ぎとったので、キャラメルの役者をアテて観たら面白さ倍増(笑)。後できいたらキャラメルの俳優教室出身者が中心とのことで「やっぱり!」と。
ただ、110分の尺に収めるために、早口だけならともかく、会話の「間」まで省いたためにうわすべり気味なシーンがいくつかあったのは珠に瑕。