欲望という名の電車 公演情報 アトリエ・ダンカン「欲望という名の電車」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    怪奇!なファンタジー
    この戯曲は気に入っていて、国内海外問わず、何度も見ている。
    そんな中、この際物のような篠井(女形)ブランチは、何とも怪奇な
    印象でしたl。肩幅の広い男性が演じている時点で、
    すでに現実味を帯びた作品ではなく、ファンタジーなのだ。
    可憐な小島聖と、お坊ちゃま風情で線の細い北村ジュニアの
    幸せなカップルに、飛び込んできた魔女といったところでしょうか。
    そう、黒い衣装の篠井ブランチは魔女で、白雪姫の小島聖に魔法をかけて
    姉と思い込ませている。それを必死に守ろうとしている、北村王子様。
    もう全て話しを理解している人が古典を崩して上演している、と
    見れば、とても楽しめます。僕も大笑いして見てました。
    でも、「名作だから、一度は見ておこう」と思う人、また本来の
    作品を見たことない(正統派を未見)の人は、避けてください。
    でもグローブ座って、綺麗な劇場ですね。
    ジャニーズの劇場になって縁遠くなり久しぶりに行ったのですが
    アイドル劇場じゃないけど、軽々しい雰囲気になってるんじゃないかと
    思いましたが、昔のジェークスピア劇場の面影も残っており、
    いい感じです。ジャニーズは、タレントの若い男の子達の
    言葉遣いなど教育や指導も、ちゃんとされているし、
    偉いですね。

    ネタバレBOX

    誕生日のシーンl、篠井ブランチに顔の下からライトあてて
    本当にホラーチックにしてましたよね、あれは狙っているというか
    確信犯としか思えない。、
    笑いました。

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    2007/11/24 01:03

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