riverbed sleepless summer 公演情報 白米少女「riverbed sleepless summer」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題111
    この前にラビネストでみているので、駅をはさんで反対側に人力で移動です。今日のお天気は不安定でざっと降り始めたかと思ったら、すぐ晴れたり。会場の外で待っていてる間もそんなかんじ。外から見る限り、劇場とは思えません。清澄白河のSNACといい勝負です。20分前開場、席を詰めずに一番よさそうな場所に座ります(スタッフの方、ゴメンなさいね)。目に入ってくるのは、乱雑な舞台。下手...これは川。ブロックが置かれ、水が流れて奥の壁が揺らいで、ガレキが放置されています。中央にはテーブルとソファ、雑誌。上手床にはビニールシート、手作りの機械(?)。そこらじゅうに空き缶。上手奥、ギターとMarshallの小型アンプ(白)。ヴァイオリンケースも見えます。ちょうど18:00に始まって140分くらいあったでしょうか。私の感覚にぴったり。「観たい!」が7/16でした。ようやく「観てきた!」が書けますが、すみません、少し時間をください。

    姉しずか(西野さん)、妹あさこ(やないさん)、伊達(中尾さん)、南部(佐々木さん)、モリワカ(畠沢さん)でしたよね?

    ネタバレBOX

    冷蔵庫、炊飯器、ポット、レンジにテレビ。工具やら軍手やらノートPC、四方の壁は白く、天井と座席の間の鉄骨は黒、床にはひび割れの黒い筋。下手座席前にはプロジェクター。ざっとみまわすとこんなところ。

    …で、先に言うと、土反さんが指摘していらしゃるように、外で待つお客さん、開場前から来ているお客さんにもっと心配りすべき。幸い土砂降りじゃなかったし、時間も短かったからよかったけど、中から人がでてきてもそのまま。傘をさすかどうかは客側の判断でいいけど、普通の商売の世界ではあり得ない処遇だと思う。一言あってもいいし、開場時間をちょっとはやめるとかでも。よく終演の際「本日はお越しいただき誠にありがとうございました」って言うけど、スタッフの人たちもそう思っているのかなぁ?あと一つ、中の話し声は外にも聞こえるよ。あらかじめネットで場所を確認、地図をみながらやってきて、こっちは開演時間のずっと前から準備ができているんだしね。

    ちなみに他の劇団がおしなべて優等生というわけでもないけど…(たまたま、そうだったのかな?)。直近の例①予約したのになかった(続けて2回)、②私の前を役者がコンビニの袋を持って歩いている→会場の前で話し込む→開場時間15分遅れる(ホントは、準備の関係とか理由があるんだろうけど、なんだか…)。

    さて、お話についてはお二人が書いていらっしゃるので違うことを。

    演奏のお二人登場、ギターのチューニング、足もとにはエフェクター?トグルスイッチが前に倒れているということはフロントのピックアップですね。久しぶりに聴くE.ギターの音、Marshallならではの音か…は、聴き分けるほどの耳ではないので。こうやって楽器の音を聴くのはカラダにいい。うちにもFenderがあるけどずっと弾いていない。途中1回、最後のここ…というところでミストーン(だと思いますが)、もったいない。

    幕間、映像〜役者〜奏者と3つの視点、どこをみるかは自由なので、ゆっくり視線を移動させ波長に乗り続けます。昔、アルバム片面で1曲というのが何枚かありました。2枚組で4曲。ビートルズの「White Album」は30曲。どちらもよく聴きます。A面からB面へ行くには裏返さなくてはなりませんが、それも儀式のひとつ。オペラにも幕間があるし、映画でもインターミッションがあった(「2001年」「ソラリス」…)。仮に、ショートバージョンがあったとしてみたいと思うかな、どうだろう。

    妹が姉を探すのはわかっても、他の人たちの心情はよくわかりませんでした(わからなくてもいいですよね?)、世の中そういうもの。

    演劇はなかなかマイペースでみることができません。本は前のページを繰ってみたり、少し閉じて頭の中でいろんなものが撹拌したり沈澱したりするのを待つことができます。今夜は、波長も調(Key)もピッタリ。開演前の私の時間の流れはとまり、川床に横たわり、揺られているような時間の体験でした。

    なので、役柄とか、どんな関係なのかネタばれにならない程度の情報が事前にあるとありがたいです。「いたち」or「だて」=「伊達」というのは聞いてみてはじめてわかりました。観劇中、ちょっと悩みました。

    同じ作品を再びみることは、まず、ないでしょう。最近、そう思いながらみるようになってきました。

    帰りにCDを買いました。9/8追記:今日まで、毎日、数回聴いています。

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    2011/09/04 22:51

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  • tetorapackさん、こんにちは!
    そうしますと、私も同じ席ですね。
    鉄骨の右。

    終演後、配役やその他のことについて
    少し西野さんにお話を伺うことができました。
    まだ整理できていないのですが、
    とても「波長」があうお芝居でした。

    2011/09/05 12:03

    tetorapackです。

     配役についてですが、スタッフに聞いて当パンに書いてもらいましたが、たしかに朝子(やないさき)、静香(西野はな)、伊達(中尾至雄)、南部(佐々木宏海)、森若(畠沢達流)です。

     実は私も、席は一番奥には行かず、端と言えば端ですが、中央通路側の端に座りました(笑)。

    2011/09/04 23:11

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