署名人、受付 公演情報 演劇集団若人「署名人、受付」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ペン立ての位置は‥
    チケットプレゼントにて鑑賞。劇団初見。

    2本立て。全体的にまずまずの仕上がりと思います。「受付」のほうが内容的に良かったかな。詳しくはネタバレ欄で。
    地下が会場の場合、開場時間前に地上入り口に一人案内人を立たせているとベターです。

    チラシデザインはとても好み。

    ネタバレBOX

    「署名人」‥明治期?の監獄内。署名人(反体制的記事へ署名し、身代わりを生業にしている人)の井崎(杉森)と、革命家の赤井(飯嶋)、松田(岸)の3名が同じ檻の中で繰り広げる会話劇。
    演技、演出に伸び代があるように感じられた。殺人罪で投獄された方(赤井?)は、良い演技だった。もう一方の革命家は、革命家的雰囲気が欠けていた。年齢的に難しいかもしれないが、作品のヒリヒリした感じを出すためにもがんばってほしいところ。井崎役も台詞が多くて大変だと思うが、一番注目される役でもあるので、飄々とした演技と感情が昂ぶった演技に、もう少しキレがあってほしかった。

    「受付」‥吉田精神クリニックへ、一人のサラリーマンが相談に訪れる。受付には女が一人。机上の筆立て位置を思案していた‥。
    作品自体はじめて知ったが、序盤から中盤の女と男のやり取りが非常に面白く、内心ニヤニヤしてみていた。台詞のセンスが非常に好みだった。
    二人芝居なのでかなり役者の力が重要になってくると思うけども、客演の日高望は、終始魅力的な演技で、ついつい引き込まれてしまった。
    男役の名嘉も悪くなかったが、後半の感情の高ぶりと落胆部分で、客をびびらせるくらいの熱演がほしかった。

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    2011/08/21 23:23

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