ひかりをあててしぼる 公演情報 坂牧良太舞台作品「ひかりをあててしぼる」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題59
    江戸川橋から神楽坂、飯田橋と歩きました。神楽坂はお祭り、浴衣姿の女性。会場は普通のビル(少々古い作りです)。7階まで上がって外階段で待ちます。遠くを見やるとスカイツリー。入場すると靴を脱ぎます。マンションの一室という設定です。もともとはオフィスとして使用されていたと思いますが、床はフローリングになっていて、下手にソファ、上手にはテーブルと椅子。正面に家具がひとつ。いつものことですが、お話についてなにも知らずに観劇。佐藤さんをみるために出かけてきたようなものです。ところが「夫役」の萩野さん、本気でいやになるくらい上手い、いや、5人の役者さん、どなたも。

    期間を修正しました 「~7/22」→「~7/29」。受付前から外階段に並んでいるので早めに上階へ。

    座席は最前列が座布団(脚が痺れます...)、2-3列目が椅子。部屋の両側(ソファとテーブル)、中央の通路(玄関へ通じるという設定)も使いますので、できるだけ中央がいいと思います。

    ネタバレBOX

    チラシに「実際にあった殺人事件」、配られた資料「10年前に渋谷の高層マンション」「犯人の女K」。ということは、私以外のお客さんは、殺人が行われるということを知っていたんでしょうね。ただ、10年前の事件って「外資系投資会社」の事件は2006年、「K」も符号しているけど別件でしょうか?

    映画のときも思いましたが、主演の佐藤さん、鬼気迫った演技。萩野さんの目つきにも寒々としたものを感じましたが、負けてはいません。この2人がますます歪な関係を露わにする一方、弟、後輩、友人の3人は良識的な位置づけ。みていてこの3人に共感しながらも、2人の間の真剣での斬りあいのようなやりとりから目が離せません。

    最後、手を赤く染めて戻ってきたとき、渋谷の事件のことを思い出しました。

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    2011/07/24 00:36

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