南池袋怪談(無事終演しました。ありがとうございます!) 公演情報 [DISH]プロデュース「南池袋怪談(無事終演しました。ありがとうございます!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    怪談コメディ
    入口に置かれた井戸は磯川家の公演で使われたもので、見た途端、笑えた。ついでにそこに入って写真を撮ってる輩もいたりして怪談というより、のっけからのどかな風景。笑
    物語はリーディングと芝居とのコラボ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    序盤、リーディングから始ったので、芝居と思い込んで来たワタクシは「失敗したな・・」と内心、思ってしまった。ところがこのリーディングよりも転換の繋ぎのようなショート芝居が絶妙におもちろい。最初のリーディングの後に、オバケ(幽霊というよりもこの表現の方がしっくりくる)達が登場し、それは明らかにアニメの中のオバケ達なのだが、これらは観ているだけでオモチロ可笑しいのであった。

    しかし、寸劇の後、折角のオバケキャラクター達はこの先、彼らの登場はなく、ちょっと残念な気がした。どうせならその衣装をフルに活用して他の場面でもコメディとして笑わせて欲しかったのだ。

    さて肝心の物語だが、珠緒役の玄順有利子のキャラクターは仰け反るほど笑えたし、「ナイスコール」の新人看護師役の佐竹リサにもぶっとぶほど笑えた。寸劇のような短編だ。あまり手ごわい恐さはない。どちらかというとサスペンス的なホラーとホラーコメディが交錯する世界だ。「本当は恐いグリム童話」のような描写もしながら、終わってみればコメディだったような感覚だ。

    だからホラーとしてではなくホラーコメディとして突っ走ったほうが成功するような気がする。そのくらい、ワタクシにとっては緩く楽しい時間を過ごすことが出来た。

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    2011/07/15 11:47

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