おもいのまま 公演情報 トライアングルCプロジェクト「おもいのまま」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    もし、あの時別の「選択」が出来たなら
    昔、「世にも奇妙な物語」の後継番組で「IF~もしも」という番組が
    ありましたが、それとよく似た構成ですね。

    一つの出来事を、それぞれ「別の選択をした場合」から追っていく。
    個人的には、そういう類の物語は大好きなので凄く楽しめました。
    選択の違いによって、細かい部分の設定が変ってきているのも
    とっても好感触。

    ラストは本当に良かった。 なんか上手くいえないけど
    浄化されるような気持ちだった。

    ネタバレBOX

    中島氏の脚本、特に一幕目は異様に生々しくて(特にアフロ記者の
    自己中心的な言い分や独白)、自身の劇団が解散することで
    何か思うことがあったのか?と感じる位でした。 
    でも、Fineberry『守り火』よりは悲劇的ではなくて良かった。

    私には、一幕終盤の記者の
    「俺、努力しているのにむくわれねえな、と思ってるやつには
    そのままむくわれねえ人生が必ず来る」
    「思っていることはいつか必ず現実になるんだよ」
    「だから好き勝手心の中で何でも思っていいってわけじゃないんだよ!!」

    っていう台詞はホントに響いた。 いや~、まさに至言だと思う。
    ま、記者二人はフォロー不能なほどの鬼畜なんだけど(汗
    でも、こういう人って人殺さないだけで、結構いたりするんだろな…。

    二幕目は、一幕目の緊迫した、サスペンスっぽい悲劇展開とは
    打って変って、結構なコメディ調。一幕目で明かされた事実や
    設定が絶妙に使われ、素直に上手いな、と(五反田での
    「アリバイ」の話とか笑 本人にはたまったものじゃないけど)。

    最後は、光の中、静かに余韻を残して終わる。 今後、二人の
    行き先にどんな「選択」が待ち受けていても、上手く前へ進んで
    いける、そんな未来を感じさせるラストでした。

    上演前からの光や音響の使い方が言い表せないほど良いんだ。
    飴屋氏のこだわりのなせる技だと思いますが、客席、まるで夏の
    どこかの爽やかな別荘みたいな雰囲気でした。 

    上演中も、特に一幕目では、独特のダークな雰囲気作りに
    大いに貢献していて、流石!!! と思いましたね。

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    2011/07/13 06:49

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