満足度★★★★
よかったです!
ものすごく気楽に観られたし、くすぐりも堀内健ぽい感じでよかったなー。
小俣彩貴さんという表現者を知ることができただけでも「儲けもん」!
ダンスのキレ、演技力、体型、顔・・・どれもこれも超好み!
次は、どの場で活躍を見られるんだろう・・・すごく楽しみだ!
連れは「小俣さんのピラティス教室に通う!」と目がハート状態でした。。。
ボクも通いたいところだが・・・男性がピラティス教室に通うってのは、いろいろと乗り越えるべき壁があるような気がするんだよねえ(笑)
楽日前日の観劇だったので、演技が自然な感じになっててヨカッタ。
主役の石橋貴明の娘である穂のかさんも、けっして巧くはないんだけど、役どころにマッチした演技を見せてくれたと思う・・・ま、ボクは、とんねるず世代なんで、点数は甘目かもしれませんが(笑)
ミュージカル仕立てだったのもよかったなあ。
ほとんどの役者さんが歌うんだけど(しかも一曲以外は全部ソロ歌唱)、「さあ、次の役者さんは、どんな歌声を聞かせてくれるんだろ?」って楽しみだった!
歌詞が聞き取り易い歌唱だったし、なんといっても歌詞の内容が平易であるところが実にヨカッタ!
ただ作曲が、ボクの好みではなかったかなあ・・・歌い手の歌唱力&表現力で「聴かせた」部分があるような気はする。
それにしても、会場の雰囲気が良かった!
最後のダンスミュージカルシーンは、手拍子手拍子で盛り上がったー!
やっぱ、ダンスシーンはこうじゃなくっちゃ!!
ま、先日見たアイドル演劇ほどではありませんでしたが(笑)
会場が盛り上がっていたので、2時間の上演時間は長く感じなかったんだけど・・・1つ2つ削っても良い場面はあったような気がする。
ただ、歌・映像・洋舞・日本舞踊等々、いろいろな要素を入れ込むことを恐れることは無いと思う。
「見せ場」をドカンと入れ込むのは、シルクのステージにも、歌舞伎にもある。
バランスさえ取れていれば、エンターテインメントとして立派に成立すると思います。
勃発した問題を、全部解決してくれたのもウレシイ!キモチイイ!!
曖昧にして、余韻を持たせるのも悪くないんだけど・・・アルゼンチンタンゴのように、「チャンチャン♪」で終わるってのも、イイモンダ。
てか、表現者として「オチをつける」ってのは、勇気がいることのような気がするんだよね、最近。
オチを観客に投げる芝居が少なからずあるだけに、観劇後は爽快だったなー。