ユメノナカノウツツノナカノユメ 公演情報 劇団だるま座「ユメノナカノウツツノナカノユメ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    Aバージョンを観た
    Aバージョンを観たのは剣持が出演されてたから。彼ほど人間臭いおっさんキャラは居ない。まあ、どこからどーみてもおっさんなのだが・・。彼が吐く自虐ネタはアドリブなのかセリフなのかよく解らないが切羽詰まったものがあり、そこがまた人間らしさを強調していた。剣持のジャージの穿き方はあれでいいのか・・?笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    閉鎖された空間に閉じ込められた見ず知らずの5人。彼らはなぜこんなところに拉致されたのかも解らない。解っているのは彼ら全員が佐々木ゆうきという名前だったこと。突如現れる3人の黒崎。しかし彼らは3人で一人の黒崎だという。そして黒崎はゲームと称する生死を掛けた殺人ゲームを用意する。

    5人の佐々木はゲームのシュミレーションを試み、全員が疑心暗鬼になり葛藤する。ゲームの合間に5人の佐々木らが将来の夢や希望やなりたかったものについての告白タイムが設けられるが、彼らは一様に役者としての現況を熱く語る。たぶんこの告白は全ての役者が思っていることではないだろうか?大抵の役者は結婚を機に人生を再考せざるを得ないのだ。

    やがて5人の佐々木は同じ記憶を共有する、ベースとなっている一人の青年だということが解る。他の4人の人格は客観的に佐々木を見つめるもうひとりの佐々木だ。彼らはゲームを繰り返しながら5人の人格を出し入れし、己の葛藤を繰り返しながら自分の意志や考えをまとめて新境地へと進んでいくのだが、割とこういった物語は多い。だから舞台そのものに斬新さはないが、役者としての苦悩や現況を素直に表現した部分で共感を得る観客は多いと思う。

    殺人ゲームの割に緊迫感が足りないのはどうしてだろうか?音響や照明のせいなのだろうか?殺人ゲームは芝居でよく観るがどのホラーな展開にも音響と証明が大活躍している。そういった場面での演出が足りなかったように思う。だからなんとーなく緩い演劇娯楽の範疇を越えなかった。この部分がひじょうに残念だった。

    相変わらずスタッフワークは最高!

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    2011/06/28 12:37

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  • だるま>
    コメントサンクス。

    なるほど、あれでいいのですね。笑
    では7月のおっさん剣持を観に行きます。
    次回の公演は再演でしたよね。
    過去の評価も素晴らしいので楽しみにしていますね。

    2011/06/29 17:17

    ご来場ありがとうございます!

    剣持のジャージのはき方は、あれであっていると思ってください。。。(笑)

    おっさんの剣持はまだまだ頑張ります!
    7月の「煙が目にしみる」にも出演いたしますので、ぜひ観に来てください♪

    今後も応援よろしくお願いいたします♪

    2011/06/29 13:59

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