少女と結婚詐欺師 公演情報 かーんず企画「少女と結婚詐欺師」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    安心して観られ裏切らない劇団さん?
    初「かーんず企画」、初「ブディストホール」・・行ってきました。
    若手とアイドルとベテランさんのバランスが良く、「安心して観られ裏切らない劇団さん」の印象。

    ネタバレBOX

    舞台上は洋館、上手前方寄りに応接セット、下手奥段差上に“自分を不治の病と信じ込み不登校となった一人娘民本さん(鞠子役)の2階の洋間、中央にベッド、左手に勉強机と庭を見下ろす窓、1Fと2Fの導線も違和感無く(1m少しの壁幅で階段の昇降を再現)確りと作りこんだセットの中、両親・親族より一流の結婚詐欺師の堺さんに鞠子の「不治の病と思い込んでいる心の病」を治して欲しいと懇願し、シリアスな物語が続くものと思いきや、途中から、学友、2F窓からの登場は、庭師とナルシスト男子生徒、昔詐欺に落とし入れた担任女教師、その女教師に思いを寄せる短めのズボンにサスペンダーで見るからに暑くしく&青髭の副担任、大物芸能プロデューサー等々、登場人物が入り乱れ周りの人全てを捲き込み鞠子の病を直そうと試みるのであったが・・、最後は、どんでん返し×2倍で、少ししんみりと・・。
    副担任役の志賀さん、庭師役の弓谷さん、お手伝いさん役の恩田(あい)さん[とても兄妹とは思えない濃いキャラの兄も競演]が印象に残りました。主役(結婚詐欺師)の堺さん、シリアスでコミカルで謎めいた展開の中、詐欺師っぽく、少し二枚目っぽさも加え、役作りが大変であった事と思われますが、柳葉流「舌先で左右のホッペを膨らます」攻撃には・・。もう一人の主役民本さん出番まで暫く間があり、ベッドの中での睡魔との闘いがあったのでは・・。楽日大雨の中の撤収作業、御苦労様でした・・。

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    2011/06/14 01:56

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