満足度★★★★
やられました!!
一幕 90分 休憩15分 二幕 60分 大作でした。
三味線・ピアノ・サキソフォンの生演奏もあり、臨場感たっぷりでした♪
そして、なにしろ花道がある前進座、舞台上や花道を走る走る
城主の悪政と日照りがつつぎ 困窮した農民を"赤谷"という部落にいる救世主"らん"ともに赤谷の6人が 悪に立ち向かう!!
と、いうような 「七人の侍」や「荒野の七人」 的なストーリーです。 こういう作品って実は大好きなんです。。
衣装も時代劇風な現代的なイメージ、台詞は完全に今風な台詞で 総勢49名での大立ち回りなど 一幕は実にスピーディーに進んでいきます。 それでも ちょっと90分は長いかなぁ・・・
二幕目はテンポも落ち着いて見せ場となっています。
殺陣のシーンが多くありますが かなりのレベルで観ていて気持ちいい印象でした。
主役の矢島舞美ちゃん(℃-ute)がすこぶる良かったです。
ハロプロ系の出演する舞台は何度か観たことがあるけど、別格な良さがありましたねぇ!!
台詞こそバラエティみたいな感じでしたが(演出のせいかもしれませんが) 動き・もちろん殺陣も びっくりするほど良かったです
特にラスト近くで髪の毛を振り乱しての殺陣は感動モノでした
築山万有美、滝佳保子さんも今まで観た舞台のどれよりも動きも激しく、さすが!!な感じでした。
藤原習作さんも やっぱりかっこイイ~!!! やはりラストは見せ場もあり 感激です☆
清水宏・小坂逸さんは主に笑い担当的な役で それでも他にお目当てが多い観客の心をつかむところは、さすがです。
鹿殺しの丸尾丸一郎くんは ダメダメな村主の役なんだけど これがいや~な役を見事に厭らしく演じていました!!
知らない人にとっては すっごく嫌な奴に映っていたと思うけど、これが実に巧いのでした。。
中村誠治郎くん、根本正勝くんのイケメン組も しっかり持ち味だして いい縁起だったと思います。
平日のソワレ、3時間ではあったけど会場は満員。。一番は矢島ファンと思われる男子(これがけっこう40代なんかが多いんですよぉ) がおおく 休憩中の男子トイレに長い列が・・・(汗)
やはり秦さんの作品ってことで、しっかりした脚本でいい話でした。