パラリンピックレコード 公演情報 北京蝶々「パラリンピックレコード」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    演出が過剰かなぁ
    とにかく複合的な物語で、基本は、マイノリティとは何か、を問いながらも、現在の石原都知事のマイノリティ排除を批判するスタンスを持っている作品ではあると思う。よく、都知事戦の前にこういった作品を上演させたなぁ>トラム。前回の黒澤世莉に続いて、今回も演出を中屋敷法仁に任せているのだが、それで面白くなった部分も確かにあるとは思うけれども、全体には中屋敷スタイルが過剰で、ちょっと辟易する部分が多いのは、脚本が良くできているだけに勿体ない。非常に多くの役者が登場するが、それぞれの役割はしっかりと果たしている。岡安の巨乳キャラとか帯金のメガネ姉萌えキャラとか、この辺は相当楽しいが、堀越はどこに出ても堀越の演技なので、もうちょっとかなぁ、という気はした。役者の山本卓卓をしっかり観たのは初めてだと思うのだけど、巧い人だとは思った。安藤理樹はelePHANTMoonとの落差に柔軟性を感じた。全体には非常に楽しく見せてもらった。

    0

    2011/04/14 11:36

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大