マルコの観てきた!クチコミ一覧

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ハムレット

ハムレット

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2002/09/07 (土) ~ 2002/09/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

古典への偏見をとっぱらってくれた
ペーター・シュタインによる斬新な演出というふれこみもあり、小さな円形舞台での上演で、よくあるシェイクスピア演劇とは違ったのかもしれないけれど、とにかく、おもしろかったです。
古典に対して(堅苦しい、理解しにくい、退屈)という偏見を持っていた私ですが、これをみて、ハムレットっておもしろい!!他のシェイクスピア作品も観てみたい!!と思いました。
ハムレットのストーリーも知らなかったため、(このあとどうなるんだろう)と物語そのものも楽しめたし、ロシア語のせりふだったのでイヤホンガイドを聞いてましたがそれも気にしないで済むほど演技に表現力がありました。
ぜひ、また観たい公演です。

ドント・トラスト・オーバー30

ドント・トラスト・オーバー30

ナイロン100℃

青山劇場(東京都)

2003/05/24 (土) ~ 2003/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

POPなんだけどどこか寂しい
ユースケ・サンタマリア扮する主人公が、タイムスリップした婚約者を追って過去に行くのだが、婚約者とはなかなか会えずに、新しい出会いがあり・・。
という物語なのだが、演出家がテラリーノ・サンドロビッチなので、笑い満載のポップなミュージカルになっているので、全体としては楽しかった。
だけど、現代はいつも爆弾が落ちてくるのにおびえる不安定な政情で未来は不安ばかり、飛び込んだ過去はグループサウンズが流行るエネルギーあふれる東京で未来への夢と希望であふれている。
観ている私も、主人公はこのまま過去にいた方がいいのかも?などと、複雑な思いで後半は観ていた。ユースケ・サンタマリアの頼りなさげなキャラクターと、奥菜恵の勝ち気なキャラクターがとてもそれぞれに合っていて、よかった。

アレグリア2

アレグリア2

フジテレビジョン

新ビッグトップ(東京都)

2004/10/01 (金) ~ 2005/11/30 (水)公演終了

満足度★★★★

人ってすごい!
1996年のアレグリアを超える、すばらしい公演でした。
人間の肉体の可能性を、見せつけられた感じがしました。
ぜひ、ラズベガスの”O”も観たい!!

ヴァギナ・モノローグス

ヴァギナ・モノローグス

ホリプロ

スパイラルホール(東京都)

2006/06/26 (月) ~ 2006/07/02 (日)公演終了

満足度★★★★

前宣伝ほど異色ではなかった
日本での初演。さまざまな女優、劇場に断られたそうだが、今回の成功をみて、やりたいと言い出す人や会場がでてきて、2回、3回と続く作品になるのではないだろうか。
演出は宮本亜門、出演は東ちずる・野沢直子・内田春菊。
e+からのメールにはすごく特殊な舞台のように書かれていたが、意外とさらっとした普通の朗読劇だった。が、三人の演技も内容もとても魅力的で、大いに引き込まれ、笑い、夢中になった。1時間半はあっという間に過ぎ、舞台が暗転し、拍手が起きたとき、え?もうおしまい?と時計の時刻に目を疑った。もっともっと観たいのに、と思った。
その位、おもしろかった。

ダンス オブ ヴァンパイア

ダンス オブ ヴァンパイア

東宝

帝国劇場(東京都)

2006/07/02 (日) ~ 2006/08/27 (日)公演終了

ヴァンパイアの歌にうっとり
山口祐一郎さんの、色気たっぷりの歌声にびっくりしました。
ミュージカル俳優だとは知っていたけれど、テレビドラマでしか見た事が無くて、しかも最近の印象は大河ドラマ「利家とまつ」での佐々成政。ぜんっぜんタイプの違う役なので、まったく別人に見えました。

アクロバティック白鳥の湖

アクロバティック白鳥の湖

Bunkamura

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2006/07/28 (金) ~ 2006/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上のすばらしさ
中国雑技の最高峰、広東雑技団が演じる、白鳥の湖。
トップの二人がどんなにすごい人たちなのかは、HPを見ていただくとして、ここでは私の感想のみを。
とにかく、すばらしいエンターテイメントです!!
アクロバットの連発にすぎないのかと思ったら、きちんとそこにストーリーがあり、演出がある。そして、衣装がすばらしくきれい!!
最後まで、ステージに目が釘付けです。
私は一人で言ったのですが、あまりのすばらしさに興奮が抑えられず、隣の席の方と駅まで語り合いながら帰りました。

ペテン師と詐欺師

ペテン師と詐欺師

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2006/10/06 (金) ~ 2006/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい舞台でした!
市村さんが”青年”ペテン師っていう設定はさすがに無理があったけれど、”中年だけど未熟な”ペテン師だと思えば、キャラクターはぴったり!!
鹿賀丈史さん、市村正親さんのやりとりはもちろん、そこにからむ高田聖子さんや奥菜 恵さんとのかけあいも、とてもおもしろかったです。
特に、奥菜恵さんは、テレビドラマでも活躍していますが、舞台で見た方が、絶対キュート。
ストーリーは単純明快、オーソドックスな展開だと思いますが、それを、素直に楽しめるものに仕上がっていると思います。

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