朧の森に棲む鬼
松竹
新橋演舞場(東京都)
2006/12/29 (金) ~ 2007/01/27 (土)公演終了
満足度★★★★★
新感染サイコー!!
とにかく素晴らしいのひとこと!!
演出、音楽、舞台装置の全てが見事にマッチしていて、丁寧に作られていました。
役者さんも、皆さん最高でした。
染五郎さんが上手いのは当然として、阿部サダヲさんの存在感、殺陣をはじめとしての身のこなしには、もうあっぱれでした。
歌舞伎、新感線、大人計画の美味しいエッセンスを集めたような作品でした。
お客様は、新橋演舞場には珍しく若い女性が多かったです。
ただ「筋書き+カレンダー」セットで三千円は、何とかなりませんか。
私は筋書きだけ欲しかったので、購入をあきらめました。
せめて二千円ずつでバラ売りして、セット購入で割引き、などにして戴きたかったです。
平成18年度松竹大歌舞伎
松竹
文京シビックホール(東京都)
2006/10/30 (月) ~ 2006/10/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
「十二月大歌舞伎」 昼の部
「十二月大歌舞伎」
一、八重桐廓噺(やえぎりくるわばなし)
嫗山姥
荻野屋八重桐 菊之助
白菊 萬次郎
太田十郎 亀 蔵
沢瀉姫 松 也
腰元お歌 市 蔵
煙草屋源七 実は 坂田蔵人時行 團 蔵
菊之助君や松也君の女形姿が美しいのは、うっとり。
それより凄かったのが、市蔵さんの腰元ぶり。
とにかくコミカルで楽しいオカメな女形さんでした。
亀蔵さんの悪党ぶりも笑えました。
ラストの緊迫する場面、乱闘シーンと色々楽しめる内容でした。
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
将門
傾城如月 実は 滝夜叉姫 時 蔵
大宅太郎光圀 松 緑
ふたりの美しい舞踊が中心でしたが、古い建物が壊れるシーンは迫力。
また、妖術によりガマガエルが登場するのですが、イボも無く可愛らしいガマでした。
ウーパールーパーみたい。
三、芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
政五郎 菊五郎
女房おたつ 魁 春
金貸おかね 東 蔵
錺屋金太 権十郎
桶屋吉五郎 亀 蔵
大工勘太郎 團 蔵
左官梅吉 彦三郎
大家長兵衛 田之助
落語で有名な年末にふさわしい人情噺。
新劇風のほのぼの芝居でした。
ラストの獅子舞は、おめでたい雰囲気でした。
四、勢獅子(きおいじし)
鳶頭鶴吉 梅 玉
鳶頭亀吉 松 緑
鳶の者 松 江
同 亀三郎
同 松 也
芸者お京 雀右衛門
これまた楽しいお祭りの踊り。
明るく元気な内容です。
人間国宝86歳の雀右衛門さん、凛とした姿がお見事でした。
こちらもラストは獅子舞ですが、とても芸達者な獅子舞でした。
年末なので「忠臣蔵」の方に人気があるのか、二等席は団体学生席になっていました。
2校も入っていましたから、よほど空席があったのでしょう。
敵討ちとか、殺傷沙汰よりも、明るい演目がお好きな方には、オススメの昼の部でした。
無敵な男達
劇団たいしゅう小説家
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2006/12/01 (金) ~ 2006/12/10 (日)公演終了
満足度★★★
無敵な男達
「無敵な男達」と言う、ホストクラブを舞台にしたハートフルコメディー。
そこそこ面白かったです。
イケメンのホスト連中プラスお笑い担当部門のホストも、ちゃんと居たりして....。
欲を言えば、ストーリーがミエミエだし、どこかのホスト漫画にあったようなネタが見え隠れ。
ご都合主義にさらっと流れ、深みや意表をつく部分が少なかったような。
少女漫画を読んでいるような、お気楽な雰囲気でイケメンさんを堪能できましたが。
マリー・アントワネット
東宝
帝国劇場(東京都)
2006/11/01 (水) ~ 2006/12/25 (月)公演終了
井上フェルセンがステキ
11月、12月合わせて3回観ました。
最初は、舞台装置がイマイチでガッカリでしたが、役者さんが皆さん、芝居も歌も上手くてひきつけられました。
特にマリー・アントワネットとフェルセンの悲恋は、本当に感動的でした。
涼風さんも井上君も泣きながらのデュエットに観客も涙、涙でした。
私がオバさんになってる!?
ネルケプランニング
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2006/12/26 (火) ~ 2006/12/30 (土)公演終了
満足度★★★★
米米CLUB演劇部第一弾
最初は、学芸会ぽかったけど、タイムスリップしてからが面白くて、爆笑しました。
意外と奥が深い内容でもアリ、単純ギャグもありの内容でした。