okeimの観てきた!クチコミ一覧

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ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

山下幼稚宴

シアターブラッツ(東京都)

2011/03/19 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

シェイクスピアの楽しさを知りました。
舞台でロミオとジュリエットを観るのは、この山下幼稚宴が初めてでした。
普段はなかなかシェイクスピアの作品を観る機会もなかったので、どんな感じなんだろう......と思いながら劇場へ。

最小限の、シンプルで美しい舞台セット。
息をのむ、キレのあるアクションシーン、
ロミオとジュリエットが愛を語り合う、切なくも美しいシーン、

憎しみや怒り、
悲しみと苦しみ、
つかの間の喜び、
などなど、
人間の心の様々な思いがこの舞台に映し出されています。
それを、一人一人の役者さんたちが熱演。
舞台からエネルギーを感じました。

もう一度観たくなるような、すてきな舞台でした。

Miracle Angels

Miracle Angels

山下幼稚宴

シアターブラッツ(東京都)

2011/03/19 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑顔、そして涙☆
ずっと心の中にしまってきた想い、

言おうと思って言えなかったこと、

かけがえのない家族とのきずな、

なかなか前に進めなかったこと、

取り戻すことのできない時間、

大切な人たちとの繋がり、

自分が、今ここにいることの意味、

「自分は決して独りじゃない」っていうこと、

自分と向き合う勇気、

……
自分の周りには、「天使たち」がいる―



山下幼稚宴によるミュージカル
「Miracle Angels」。

自分の人生を終わらせようとした、ある男性が、
やって来たのは「天使のカルチャーセンター」。

そこで出会った風変りな「天使たち」。
彼らに羽はありません。

天使たちは男性に、とても大切な「ある事」を教えようとします。


そして、奇跡が始まります……


***********

楽しい歌やダンスのみどころいっぱいで、
コメディーの要素もたっぷり。
客席は何度も笑いに包まれました。

でも、それだけではありませんでした。

物語が進むにつれて、
気づいたら、涙がこぼれていました。

胸にギュッと来る熱いものを感じることができました。


感動しました!

登場人物一人一人がとてもいとおしく感じました。
舞台が終わるときは寂しかったです。
忘れることのできない、素敵な時間を過ごすことができました。


これからの活躍が楽しみな劇団です。

Miracle Angels、今回の公演DVDがもしできれば、絶対に欲しいです!

あの頃の妻たち~ラブ・スプリング~

あの頃の妻たち~ラブ・スプリング~

山下幼稚宴

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/04/15 (金) ~ 2011/04/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

お楽しみが盛りだくさんの宝箱みたいなミュージカル
皆さんは、
子供のころ、
おとぎ話のお姫様や王子様、ヒーローにあこがれたことがありますか?


今までに、

恋をしたことはありますか?


時々、
「もう一度、素敵な夢を見たい」、って思うことはありますか……?


そんなあなたに、
素敵な時間をプレゼント。


山下幼稚宴によるミュージカル
「あの頃の妻たち~ラブ・スプリング~」


これは
昼ドラ風アクションミュージカルコメディー。


まったく予想もつかない展開と、
最後まで目が離せないストーリー。
魅力的で、か・な・り個性的な登場人物たち。


思い切り笑いたい人、

仕事や学校の疲れを吹き飛ばしたい人、

ちょっとドキドキしたい人、

かっこいいアクションシーンを観たい人、

自分の「あの頃」を思い出したい人、

恋をしたい人、

素敵な歌やダンスを楽しみたい人、

昔、おとぎ話にワクワクした人、

お姫様や王子様にあこがれたことのある人、

ヒーローにあこがれたことのある人、

夢の世界に行ってみたい人、

ミュージカルが大好きな人、

そんなあなたを、

白雪姫、
シンデレラ、
赤ずきん、
鶴、
王子、
桃太郎、
狼、
花咲にいさん、
犬、
浦島太郎、
牛若丸、
ピーター、
そして妖怪たちが待っています!


オバケなスパイ

オバケなスパイ

山下幼稚宴

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/04/14 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

観終わった後、笑顔になれる素敵な作品
この舞台を観て、唯一残念に思っていることは、
もっと早くこのサイトに感想を載せればよかった!ということです。


「オバケなスパイ」は、
ワクワクして、たくさん笑って、そして心があったかくなる、
そんな作品です。

家族のきずな、
仲間とのきずな、
人を信じることの大切さ、
あきらめない気持ち、
夢を守ること、
人の優しさと強さ、
自分と向き合うことの大切さ、

ほかにも、いろんなことを感じることのできる作品だと思います。
もちろん、感じ方は人それぞれ。好みもそれぞれ。

登場人物の一人一人がとても個性豊かで、作り手の愛情を感じました。

思い切り吹き出すくらいおもしろい場面があるかと思えば、
ちょっと心にじ~んとくる素敵な台詞もたくさんあり、
歌やダンスの場面では思わず聴きほれ、見とれてしまい、時には一緒に歌いたくなる楽しさ!
最後は心が温かく、自然と笑顔になっている自分に気づき……

そうそう、開演前の会場の演出も、なかなか素敵で、
これを観たいために、早めに会場に行ったくらいです。

細かいところまで、
観に来る人をとことん楽しませよう!という意気込みを感じました。
舞台からは、彼らの一生懸命さが、気持ちいいくらいストレートに伝わってきました。

素敵な舞台でした!

ネタバレBOX

(ネタばれというほどでもありませんが、ちょっとだけあらすじを……)

町のはずれに昔から建つお化け屋敷。
夜になると、その建物は「スナック ゴースト」に変身。

地元に愛されるそのお化け屋敷も、すぐ近くにできた最新のレジャーランドのせいで、
経営はあまり芳しくない日が続く。
二人いたバイトは、就職が決まり、出て行ったばかり。


そこにある日やって来る一人の男性。
その名は「イタクラ ミツタカ」、元 劇団員である。ちょっとした行き違いから仕事をクビになり、
アルバイトを探していたところに、レジャーランドの社長・山下から声がかかる。


イタクラが依頼された仕事はなんと、スパイ。
あのお化け屋敷にアルバイトとして潜入し、従業員たちの信頼を得、
権利書を探し出して手に入れる、というものだった。
社長はかなりの現金をイタクラに渡す。


社長・山下は、なんとかしてこの古びたお化け屋敷を、自分のレジャーランドに取り込みたいと考えていた。
そこで求人募集に応募してきたイタクラを選び、送り込もうとしたのだった。


子供のころ、母親に連れられて一度だけ来た思い出のある、懐かしいこのお化け屋敷。
イタクラは、気が進まないながらも、実家にいる生活の苦しい母親のことを思い、仕事を引き受ける。


ところが、このお化け屋敷とイタクラとの間には、彼自身も知らない秘密があった。

しかも、それを知っているのがほかでもない、社長・山下なのだ。


イタクラは、お化け屋敷のアルバイトとして働き始め、ちょっと変わった、でも気のいい仲間たちと打ち解け、良い関係を築いていく。
まるで家族のような温かさを感じ、彼らと時間を共にするにつれ、スパイとして働くことに少しずつ良心が痛んでくるイタクラだった。



そして、あるとんでもない事件が起こる……


お化け屋敷は、いったいどうなるのか?


社長・山下のほんとうのねらいとは……?




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