雪鼎
ミュージカルグループMono-Musica
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
歌唱力がすごかったです!
普段、ミュージカルではない劇を沢山観ている身なので、
この規模なのに当日配布パンフレットがカラーだし写真もしっかりしてて学歴などが載っているあたり、「小劇団」というより四季や宝塚が好きな、歌や音楽を学校で勉強した方々の集団かな、と思いました。
ですが、歌だけがいいんじゃなく演技面でも悪いとは思えなかったし成立してる感じがありました。
男役の3人ともがそれぞれ魅力的でした!(女性だけの集団と言う時点でやはりそこを期待してしまう;)
女役の皆さんも、全員よかったと思います。
個別に書くなら、奥田さんの役は最初同性の視点であまり好きになれなかったのですがどんどん可愛く見えてきて、木下さん小林さんは役柄がご本人になじんでいる感じでそれぞれ味がありますし、三𢌞部さんは宝塚男役系が好きな人にはキャー!って思われそうなキレのある演技、富永さんは個人的には一番魅力的でした(表情豊か)、柳井さんと福原さんは歌唱力が特に凄かったのときっと普段とギャップのありそうな濃い役をよくここまでとも思えました。
ロマンティックな感じがしました。
難点は、舞台美術にもっと凝って欲しい感じが…衣装はちゃんとしていますがそれに比べるとアンバランスかと。歌唱力と会場がザムザ(ザムザは好きですが!)というのもなんだかアンバランスな感じがしました。
初めて見た今回、和な作品でしたが、洋な作品、柳井さんが男役の作品を観たいかなと思いました。