誰か1人でも…
19:30開演の【B】チームver.を鑑賞。
客席にも海を配置する趣向が素敵!
劇場が地下にあるのも相まって、徐々に深海に潜っていくような気分になれたし。
あと、衣装がすごくそれぞれのキャラクターに合っていて眼に楽しいです。
―皆がよく知る「浦島太郎」の物語の背後にはこんな切ない恋模様が隠されていたのです…。
なーんて、モノローグが似合いそうなお話。
海中月9だー、心ぴょんぴょんですなーと思いながら観ていましたが、ただ甘いだけのおハナシではありませんでした。
後味がほんのり、しょっぱいよ…海の話だけに…ってやかましいわ!
ネタバレBOX
ほんとに…。
誰か1人でも…ヒトじゃないキャラクターもいるけど、便宜上このままで…もっとズルく弱く立ち回っていれば…!
と、ココロの汚れた私は思いましたw
「自分を好きな人」に転んどけばいいじゃないのよぅ!(特にカメちゃん。ヒラメ君…いいコだぞ!)、とか、相手の幸せじゃなくて『自分』の幸せを考えて行動したっていいじゃないか!(とはいえ、龍神の作戦は支持しかねるけど。まぁ、あのヒトは乙姫に袖にされるのが好きな性癖のヒトだと思ってるw)とか…いい加減に怒れ、浦島さま!(乙姫は案外、その方がタイプかもしれんぞ!) という下世話な野次が心の中に浮かんでは消えていきました…。
みんな…真っ直ぐすぎるよ!
地上は…もっと汚れてるよ!(暴言)
四郎くんの結末については、「まぁ、あとは主人公カップルが思いを伝え合ってメデタシメデタシかな…個人的にはナミさんルートお勧めだったんだけどな」などと思っているところに起こったので、度肝を抜かれました。
誰でもいいから、いつか、どこかのタイミングで乙姫ちゃんに真実を話してあげて欲しいです。
箱に入れて守ってあげるだけが愛情じゃないと思うので。(生意気でスミマセン)