満足度★★★★★
本当に良かったです!
今日2度目の観劇です!見えなかったものが見えてきて…やっぱり リピーターになるとハマるものなんですね。演出も役者さんの演技も どんどん深く見えてきて 面白かったです。本当に 悪魔の絵本 という題名 これで良いんだって 今回の観劇で思いました。
ネタバレBOX
演出が素晴らしいです!(大衆演劇しか見なかったくせにと言われそうですが)だいたいから あの小さな空間でよくぞ あんなに迫力のある芝居が作れるのかと思います。効果音として ヴァイオリンの音色を使っていますが、ヴァイオリニストが主人公の瀬田と同じTシャツを着て弾いている事に気がつきました。台詞の中にも出てくるように、クラシック音楽好きな瀬田の分身なのではないかと考えさせられました。そう思ったのは私だけかもしれませんが、そう思ってヴァイオリンの音色を聴いていると、何故か不思議な気持ちになってくるのです。物悲しいような気もするし爽やかな気もするし穏やかな気もするし激しい気持ちも感じられる。瀬田の気持ちを表現するために使われた曲であれば、選曲がとても良かったと思います。
満足度★★★★★
悪魔の絵本は本当に悪魔?
文学と縁の無い私には敷居が高いのではないかと尻込みした気持ちでを初日を観てきました。
ネタバレBOX
文学と縁の無い私には敷居が高いのではないかと尻込みした気持ちでを初日を観てきました。大衆演劇しか見た事のない私には 初めは違和感を覚えましたが 役者さん達の迫力のある演技力と素晴らしい演出に圧倒され 次第に自分もこのファクトリーに住んでいて以前から瀬田という男の事を知っている人間の一人なのではないかと思える程この舞台に入り込んでしまいました。一夜明けて昨夜から瀬田という男をズーット引きずっている自分がいました。もう一度観てみなくてはイケナイと思いました!何故なら初めは嫌な男だと思っていた瀬田という人間が一夜明けると(遅すぎ) その思いは変化し なんて優しくてピュアで素敵な男性だったのだろうかと気がついたのです…もう一回観ます! 最後の場面!瀬田をもう一度理解するためにも。