ロストパラダイス
空間旅団
シアターブラッツ(東京都)
2019/07/04 (木) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
価格3,000円
初日に観劇。かなり声を張る芝居のため、演者は相当疲れたと思う。
話はなかなかカオスな展開で、急に別世界に踏み込んだような描写は、かつての小劇場演劇を彷彿とさせる。
カテゴリーボックス:Re/描かれたテーブル:Re
9-States
小劇場B1(東京都)
2019/06/27 (木) ~ 2019/07/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
価格3,500円
「描かれたテーブル:Re」千穐楽観劇。
前回が変わったコント集だったので、まさかこんな真っ当なストレートプレイが観られるとは思わなかった。構成、演出が良く、ホロっとさせられるところもあり、役者さんの演技がしっかりしていた。見事
エンれぱ!Vol.7
しむじゃっく
あさくさ劇亭(東京都)
2019/06/28 (金) ~ 2019/06/30 (日)公演終了
価格2,500円
一昨日になるが、『エンれぱ!vol.7』観劇。なかなか難しい台本を選んだなという印象。稽古が少ないという制約があるので、役者さんは大変だったと思う。
「つくりばなし」の内田啓太さんは場の空気を上手く作っていた
ラプラスの改造人間(サイボーグ)
ワイルドバンチ演劇団
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2019/06/27 (木) ~ 2019/07/01 (月)公演終了
価格3,800円
つかこうへいばりの、とにかく熱い芝居。殺陣の手数と台詞の多さが半端なく、ライトセーバーの華麗な動きは映画どころの騒ぎではない。生身でやっていることを完全に忘れさせる。
途中休憩ありの2時間30分という長尺ながら、ストーリーもてんこ盛りで最後まで飽きさせない
Paranoia Papers 〜偏執狂短編集ⅣΣ〜
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/07/01 (月)公演終了
価格4,500円
”橡の章”観劇。前作「刑事物語」を観たので作風は知っていたが、相変わらずのエロ・グロ世界。それをやけに美しい表現で見せつけられるので恐れ入る。
良い役者さんが揃っているので長尺でも退屈せず最後まで楽しむことができた。春名風花さんは見た目もそうだが、とにかく声が綺麗。新早由季さん今回も期待通りのふりきれた演技で良かった。そして男優陣の力強い演技が舞台を根元から支えている
江戸川区立第3中学校避難所
リブレセン 劇団離風霊船
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2019/06/22 (土) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
価格3,800円
物凄く久しぶり、どうやら2011年以来に離風霊船を観た。そして今作はとても離風霊船らしい芝居だった。
それにしても矢野歌織さんがあんなにギター弾けるとは知らなかった
令和元年の「熱海殺人事件」4バージョン同時公演
キャンディプロジェクト
ひつじ座(東京都)
2019/06/11 (火) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
鑑賞日2019/06/12 (水) 19:00
価格3,000円
「売春捜査官」観劇。
役者に負荷がかかる演目であり、中途半端になると厳しいわけだが、問題は無かった。
主演は "まついゆか"さん。過去にやられた役とはいえ、しっかりと突き抜けた木村伝兵衛となっていた。
この作品にも複数バージョンあり、今回は初めて見たバージョン。単に熱いだけでなく物悲しさも備えたものであった
リア王
Performing Arts Theater Company GEKI-kisyuryuri
KISYURYURI THEATER(東京都)
2019/05/23 (木) ~ 2019/06/01 (土)公演終了
価格4,000円
長大な物語を2時間に仕上げるのは苦労したと思う。でも役者がキビキビ動き、テンポ良く作られていた。
達者な役者が多数出演。そして女優さんのスタイルがもの凄くいい。
しかして上野山航さんはショーンKにしか見えない
『海賊バンジーと魔女の宝石箱』
純血華劇派
Geki地下Liberty(東京都)
2019/05/30 (木) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
価格3,800円
初日観劇。生歌でしっかりミュージカル(ピンマイクで声を拾っていた)。大人数でのダンスもあり、稽古が相当大変だったと思う。
物語も意外な展開があり、純粋に楽しめる作品で、面白かった。
宮本彩綾さんのスナメリぶりが可愛い。サンドラ役の山田静玲香さん、歌が上手い
緋ノ廻ル輪
劇団虚幻癖
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2019/05/22 (水) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
価格3,800円
B班の初日観劇。
確かに独特の作り方。演劇というよりはパフォーマンスに近いと言える。
なにかにたとえるとしたら「空気の機械ノ尾ッポ」とか、野火明の映画か。出演者と絶叫量が多め。
殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)
ポップンマッシュルームチキン野郎
王子小劇場(東京都)
2019/05/16 (木) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/16 (木) 19:00
価格4,000円
初日を観劇。以前”黄金のコメディフェスティバル"略称コメフェスにて45分の中編で上演された作品が倍の90分の完全版として蘇る。でもただ長くなったわけではなく、エピソードを深掘りして細部を作り込んでいる。
ナンセンスな笑い満載なのに、こんなことってもしかしてあるかも、と思わせ、悲しい過去を優しい気持ちで包む愛に溢れた作品
そして今回も開演前パフォーマンスが力入りまくりで、名探偵コ○ン好きの人が観たら笑ってくれるのか怒るのかどちらなのだろう…
そんなもんじゃない
ナツミガキタ
ギャラリーしあん(東京都)
2019/05/11 (土) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/11 (土) 15:30
価格2,000円
無自覚の悪意、がよく表現できていた。作・演出そして主演をこなした長谷川なつみさんはかれこれ5年ほど見ているが、今回の演技が一番良iい。彼女の中に潜伏していた芝居の怪物が遂に覚醒し姿を現した、と言っても過言ではないであろう
ソリチュードタウンの死神
空想嬉劇団イナヅマコネコ
上野ストアハウス(東京都)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/10 (金) 19:00
価格3,900円
初日観劇。 細部までこだわった脚本と緻密な画作り。全キャストが遺憾無く実力を発揮し、哀しくも愛のあるテーマを美しく紡いでいる。主演・倉垣まどかさんのラストの姿には打ちのめされる
あえてここでの大決算
はりねずみのパジャマ
ARAKAWA dust bunny(東京都)
2019/05/01 (水) ~ 2019/05/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/05 (日) 12:00
価格2,500円
この廃墟で芝居を観るのは2回目だが、半野外で空気の入替えが絶えず起こっているので2時間超の長尺でも問題は無かった。
脚本がよく出来ており、言葉のチョイスや現在と過去の多重構造の描写・切り替えが見事。
役者の熱演と的確なツッコミがうまくマッチしていた。
女優陣も可愛く、あみゴリラとタンスの神様がお気に入り
虹の架かる夜
早稲田大学舞台美術研究会
早稲田大学学生会館(東京都)
2019/05/03 (金) ~ 2019/05/04 (土)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/04 (土) 13:00
価格0円
ファンタジーで素直な作品。大きな展開は無く、ややフラットな印象になったが、ラストは舞台美術を活かした演出で綺麗にまとまっていた。それにしても大学構内に普通の小劇場のようなスペースがあるとは羨ましい。
黒猫さんが可愛かった
「今を生きる」
水中散歩
北千住BUoY(東京都)
2019/04/25 (木) ~ 2019/04/28 (日)公演終了
満足度★★★
価格3,000円
北千住という土地柄とBUoYの独特の空間を生かした公演。
東京ナイフ「成田闘争と私」との二本立て。
水中散歩「そこに生きる人々よ!」は、よく練られた台本。登場人物のキャラが立っていて、わかりやすい芝居であった
マイノリティ家族。
三栄町LIVE
三栄町LIVE STAGE(旧:フラワースタジオ) (東京都)
2019/04/25 (木) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
価格3,500円
知的障害者を家族に持つ者の苦悩を正面から描いた、逃げも隠れも出来ない秀作。作品としては粗削りだが、作者の主張は明確であり、力作である。
役者陣では、蒼木鞠子さん渾身の演技と元女咲紀さんのリアルな演技に刮目
H&ERO
Peachboys
シアター711(東京都)
2019/04/23 (火) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★
価格2,200円
もし落ち込んでいる人がいたら観たほうがよい。間違いなく気分は浮上するだろう。
本当に全く中身の無い、ただの悪ふざけのような芝居なのに、なぜか心揺さぶられる。
もともと上手い役者が揃い、汗を飛ばしながら全力で芝居をする姿に感動するのであろう。
そして今回、特に良かった役者は剛力彩芽になった広瀬すずを演じた福永理未さん(←これだけ読むとわけがわからない)
MIX
9-States
駅前劇場(東京都)
2019/04/23 (火) ~ 2019/04/24 (水)公演終了
Nachleben 搖れる大地
水族館劇場
新宿 花園神社境内 特設野外舞台 大地の牙(東京都)
2019/04/04 (木) ~ 2019/04/16 (火)公演終了
価格4,000円
桜散りゆく花園神社で観劇。小屋を作ってしまうところからして大仕掛け。可動式セットも凄いし大量の水も凄い。もはやストーリーや演技がどうのこうのという次元を超えている。ただそこでやっていることを見れば良い。
しかし特に今年は寒いので、夏にやって欲しい公演である。