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立夏
よこた様 コメント頂きましてありがとうございます。立夏です。Twitterからこちらにもコメントいただきまして感謝いたします。お時間頂きまして恐縮です。 過不足ないと仰るので次の公演ではそれ以上になるよう一同精進いたします。「ちょうどいいところ」のような芝居を目指しているわけではないですし、「過」がたくさんある芝居を作り手個人としては提供したいものです。チケット代については、安いのがちの売りのひとつです。 こりっちで頂いた感想ではなくTwitterの方なので少し脱線しますが、パンフレットに演出家の言葉が余計だと書かれていた件。まずそのことについて書いていただいたのがよこた様だけだったので大変嬉しかったです。ありがとうございます。 また、余計だとのことでしたが、私は余計だとは思っていません。観客としての私は作家が思っていることや作品に対する同期を望むことがあります。また今回のオセロについてはパンフレットに書いた言葉自体・あれを土台した演劇の作り方を私がしているのです。私にとってはあれは作品の事のひとつでした。いわゆる核の部分であり、観客の皆様にはあの文章をオセロの導入として読んでいただきたかったと言う思いです。 ただ上記の意見に自分で反論してしまうと、「誰も裁かないこと」という物語のテーマにいくまでの私個人の近況のような段落については、今思うと少し感情的な部分で書いてしまっていたのかもしれないと思っています。 それよりはおそらくよこた様が指摘の中で提案されていたような「作品についてのこと」、例えば坪内逍遥訳を選択するにあたっての事や、戯曲に対する切り口・解釈についての部分に行数を割いたほうが色々な観点で作品を楽しんでいただけたかもしれないと思いました。 観客が求めているのは「作品」であるので作家は引っ込んでろと言うのも、仰る通りかと。 現在では自分のパーソナルな部分・それに隣接した部分を載せるとしても、作品に関係ないことを書いていると思われないような・工夫が必要だったのだろうと思っています。パンフレットも作品のひとつであり、自分の演出としての配慮が浅かったのだと言う認識です。 ご来場いただきありがとうございます。また劇場でお会いできることを楽しみにしております。 立夏 拝
2013/01/04 16:28
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