ぶるー れいの観てきた!クチコミ一覧

1-3件 / 3件中
15 Minutes Made TOUR

15 Minutes Made TOUR

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

またいつか!
初の二都市公演。
東京神奈川以外の劇団は初めて観ましたが、どちらもハイクオリティ。
ミジンコターボはもう、B'zファン的には卑怯でしたね(笑)
カーテンコールが再録の「孤独のRunaway -Mixture style -」だったのは再演だからでしょうか。最後まで芸が細かいですね。
東京組では競泳水着に惚れ惚れしました。「わたし」役の方の雰囲気が素敵。
ロロはわりかしよくわからなかったのですが、美しいな、と。どなたか「絵画みたい」とおっしゃっている方がいらっしゃいましたが、衣言えて妙かもしれません。カッキーンの女の子が可愛かったです。変で。

今回は個人的なレベルでもハズレなしでした。
また他の地方劇団も観てみたいです。東西南北6都市の劇団で全国ツアーなんてのも面白いと思います。

とても個人的な物語【公演終了いたしました!ご感想お待ちしております!】

とても個人的な物語【公演終了いたしました!ご感想お待ちしております!】

Minami Produce

新宿眼科画廊(東京都)

2011/03/26 (土) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

女性作家ver.観劇
会場(劇場ではないのです)に入った瞬間、その空間から生み出されるであろう作品の空気感を察知。その時点で自分の好みにクリーンヒット。
その勘を裏切らず、あるいは良い意味で裏切り、素敵な空間が展開されました。ごく個人的な世界の物語ではあるのだけど、何時間でもその場にいたいと思ってしまう。こういう感覚は初めて。音と灯りも優しく沁みわたります。

ネタバレBOX

会場に入った時からってのは先に書いたとおり。
開演直前になって役者さんが場内で何かし出したのを見てさらに確信。
本を読みながら居眠りしちゃった人もいてかわいらしい。

ラスト、「一人じゃない」のくだり、個人的にはその言葉よりも、作家がペンで指揮する音外しまくりなLovers Concertと、作家の描く登場人物たちが自らの台詞をひたすら言いながらにぎやかに歩き回っている光景に、救いを見ました。自分まで救われたような気分に。ただ、そんなわけでかこのシーンではむしろ「一人じゃない」ってフレーズがチープに聞こえてしまったり。

灯体を吊っていないんですねー。会場に使っているスペースに元々ある灯りと、色のついた電球などでやってます。これがまた空気感にマッチしていて良い。
そしてどうやら自分は客席と舞台の区別が曖昧な演劇が好きなようです。

役者さんがみんな素敵。
だてこさんが可愛い。あの感じとグレーのパーカーは個人的に好みです。
浅見さんは顔を見るだけで安心します。なんでだろう。
そして石井舞さんのエージェント感ハンパないですね(笑)

ちょいちょい噛むのが気になりましたが、会場を出たあとに世界が輝いて見えたので間違いなく素敵な作品です。男性作家ver.も楽しみ。絶対別作品に仕上がってるような気がします。この公演形態だとどこでもよくやってるリピーター割がいつになく輝いて見える…!
櫻井さん

櫻井さん

MCR

駅前劇場(東京都)

2011/02/23 (水) ~ 2011/02/28 (月)公演終了

満足度★★★★

えぐる。
MCRに出会ってからちょうど1年くらいになりますけども、いつになくブラックに切り込んできた印象。
ドリチョコ含め今までは終わったあとになんだか胸が暖かくなるものを観てきたのですけど、今回は縁がノコギリ状になっているスコップで左胸をグッチャグッチャえぐられたような気分になりました。小さい頃を思い出したりして。
精度はだいぶ荒々しかったように思いますが、かえってそのささくれが傷口をよりぐちゃぐちゃに、治りにくく仕立ててくれたような感覚があります。
絶対的な象徴というよりは、このノコギリスコップ的な刃物が物理的な意味で刃物たりうる最低限の物質の芯としての「櫻井さん」だったように見えました。

テイスト的には意表を突かれましたけど、やっぱたまんないですね。櫻井ワールド。
次回、9月の王子も楽しみにしてます。ありがとうございました。

このページのQRコードです。

拡大