カモメが投票した舞台芸術アワード！

生き生きとした人間愛。感動の中から示唆された哲学。
ファンタジーが人の心にもたらす広大な自由。
思い出すたびに、新しい窓が開かれ、新しい空へと導いてくれる。
少年社中のネバーランドは、永遠に生きる希望を心に届けてくれます。
最高でした！

人の心の中にある、「闇」を取り出し、大きな手のひらでそっと包み、
「そのままでいいんだよ」と、受け入れてくれるような、深く温かい愛情に
包まれた、これも忘れられない作品です。
人は無条件でただ泣きたい時があります。それを本当に理解してくれるような
作品でした。

小劇場演劇の可能性に挑戦する気迫を大いに感じる、
エネルギッシュな、作品が語る以上に未来への希望を感じさせる
舞台でした。
「死」というものが、絶望ばかりを表現するのではなく、
真剣にそれを表現し、真っ向から立ち向かうことで、
むしろ、生きる闘志をも表現してしまうことを証明するかのような作品でした。