翡翠のもらったコメント

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正宗 史子 正宗 史子 翡翠さん 劇団員の正宗史子です。 このたびはご来場、そしてコメントとどうもありがとうございます! 物語に関してこうしてコメントをいただけるのはとても嬉しく感じます。 とても痛いところを突かれてしまっているなと正直言って思います。 「見終わってからも頭から離れない」というのは、最も嬉しく感じるもののひとつです。 2つ前の本公演に「月が、」という作品があるのですが、その公演の時に私の場合は同じお言葉をお客様から初めて頂きまして、 それ以来、ずっと心に残り続けている言葉でもあります。 しかし「頭から離れない」ことの理由のひとつに、<悪い消化不良を起こしてはいやしないか>という答えや不安も、考えてみれば常によぎりますし、 こうしてご指摘いただいている以上、それは起こっているものと思います。 作り手の傲慢な欲求、自己満足に終わらないような境地というのは難しいと感じます。 思えば思うほどもしかすると逆に深みにはまってしまうのかもしれませんが けれど紙一重の差なのに、 その1ミリの隙間はマグマに達するより断然深くて、私には底が見えないように思われます。 どんな公演、どんな作品に携わっても、いつも思うことです。 個人的な欲求を解消するためではなく、空間に居るもの在るものすべてがどこかスッキリしたり、激情に駆られたり、なにか共鳴できれば・・。 観客席により近いところを目指して、これからのお芝居にも携わろうと感じました。 是非また、劇場でお会いできればと思います! このたびのご来場、ありがとうございました!!
2010/01/08 14:05
末原拓馬 末原拓馬 ご来場、ご指摘と、そして嬉しいお言葉、本当にありがとうございます! 主宰の末原拓馬です。 物語に内容を詰め込みすぎてしまったことについて、真摯に反省しています。 もっと、乙姫と太郎の物語だけを信じてもよかったのかな、と思っています。 物語をストレートに。 本当に、今後はそうやって紡いでいこうと、二度と忘れないくらい肝に銘じることになった今公演でした。アドバイスをいただけて本当に助かります。 俗物だなんて、とんでもないです!笑 明らかに語り口が鈍かったのはこちらの問題です。 公演後の反省会で、「二回観たらおもしろかったわー」というお客様が多くいらっしゃったと報告を受けました。なんだそりゃ、と思いながらも、しかしそれではマズいじゃないか!と、では、どこに問題があるんだろうかと、いま必死で自分たちの作風を分析中です。 なんとかします、次までに。なんて軽々しくいっていいものなのかもいまはまだ不明ですが、けれど必ず対処していこうと思います。 いただいた、 『見終わってから三日も立とうというのに、なかなかこの舞台のことが頭から離れません。多分、この舞台の中の台詞を思い出して自分の人生の糧としていくぐらいにはまってしまいました。』 というこの言葉が本当に本当に嬉しくてたまらないのです。 あぁ・・・ありがとうございます。 たくさんの文化がインスタントで消費されていく世代に育ち、 おぼんろは逆に、「心に残る物語を紡ぎたい」と日々考えています。 当然ですがそんなのはとてつもなく難しいことで、まだまだその域に達成するための険しい道を歩んでいるばかり、ヘタをすればまだ道さえも見えていない状況ですが、 今後、りっぱにりっぱに、より楽しくより濃厚な、そして洗練された(すなわち完璧な!)作品を創ってゆくことができるよう、劇団員総勢、全身全霊を込めて精進していこうと思います。 本当にありがとうございました! 今後とも、どうかよろしくお願いします☆
2010/01/01 18:10

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