KAEのもらったコメント

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from もらったコメント
tetorapack tetorapack KAEさん アラカルトについては、自分のレビューを訂正しようかと思いましたが、このやりとり、皆さん、きっと面白おかしく読んでくださっていると思いますので、訂正しなくても大丈夫かな(笑)。 >「スープの味」は、洋風スープに見せて、実は、飲んでみたら、お味噌汁だったみたいな感じでしたね。 ほんと、ほんと(笑)。 きゃるさん >tetorapackさまのレビューも秀逸で、なんとなく上の田村さんじゃないけど大好きな作家に対する「書くぞ、書くぞ、フルコース」的な気合や意気込みが感じられてほほえましく読ませていただきました(笑)。  はい、気合入れて書きました。というか、入っちゃった。実は、私、オムニバスと言うのは、あんまり好きじゃないんです。やっぱり長編をしかと観たい方なんです。でも、この作品は違っていた。「恋女房達」という一貫したテーマの中に、それぞれが連関性を保ちつつも、個々としてレゾン・デートルがあったといった感じで、まさに名アラカルトなのです。 >私へのコメントのとき、「男性ですから」とか「ついつい女優さんに目が行ってしまいます」とか、前置きしなくてかまいませんよ。よーくわかって拝読しておりますので。  また、見抜かれました(笑)。はい、照れ隠しで書いておりました。できるだけ、今度からストレートに書くようにしますが、やっぱり、ちょっと気恥ずかしいときもありますので……。
2010/06/10 23:53
きゃる きゃる KAEさま >四季に至っては、クローン役者の量産で、個性のある方はどんどん退団して、今や、「オペラ座の怪人」も、「ライオンキング」も観られたもんじゃないなあと、気落ちするばかりです。 たびたび申し訳ないのですがミュージカルに詳しいKAEさまに一度うかがってみたかった話題が出たので、スミマセン。「オペラ座の怪人」と「美女と野獣」を観てみたいと思ってるんですが、最近の舞台はオススメできませんか? 四季というと3年くらい前に地味なストレートプレイを観にいったきりです。東大の劇団OBの人が出てたので。 昔、台東区に住んでたとき、保坂千寿さんがまだ無名の貧乏な研究生で戸別訪問でチケット売りに回って来てて、「この地区の担当なので、チケットのお入用なときはお申し付けください。とりますので」とチラシに電話番号を書いてくれました。そのころ、こちらも貧乏でお芝居どころではありませんでした。あんなスターになられたとは。その後の四季では石丸幹二さん、好きでした。
2010/06/10 10:34
きゃる きゃる KAEさま ああ、なるほど、納得です。さすがの解説恐れ入りました。 自分も、このお芝居はフルコースというより、アラカルトに感じますね。 オーナー・シェフのおいしいおススメ・メニューをいくつもいただいちゃった感じですかね。 tetorapackさま tetorapackさまのレビューも秀逸で、なんとなく上の田村さんじゃないけど大好きな作家に対する「書くぞ、書くぞ、フルコース」的な気合や意気込みが感じられてほほえましく読ませていただきました(笑)。あ、それで思い出したけど、tetoraさま、私へのコメントのとき、「男性ですから」とか「ついつい女優さんに目が行ってしまいます」とか、前置きしなくてかまいませんよ。よーくわかって拝読しておりますので。夫も「tetorapackさん、また言ってる」って笑ってましたから(笑)。
2010/06/10 10:02
きゃる きゃる KAEさま,tetorapackさま >主役の刑事役の方は、刑事だと思って観なければ、なかなか、気持ちのこもった良い演技をされていました。ですが、他者に対する、事情聴取の仕方が、どう観ても、普通の一般男性がインタビューしているような風情で、とても職務質問している感じではなかったのです。 この観察力、見方はさすがですね。確かに、職業的な表現までできないと違和感が出ます。養成所なら、「どういうつもりでセリフ言ってるの」って絞られますものね。でも、小劇場の場合、そこまで表現できる人や演出で気になって指摘する人は少ないのじゃないかしら、とほかの芝居を観た時も感じることがありますね。 >こりっち舞台芸術祭りの選考作品に関しては、私は、まだ参加してから日が浅い新参者なので、とやかく言える立場ではないのですが、でも、昨年の大賞を受賞したという劇団を今年観に行った時に、「え、どうして、この劇団が??」とは思いました。 受賞した舞台は観ていないので、その時は素晴らしかったのかもしれませんが…。 昨年の受賞劇団、KAEさまとも別のところで意見交換させていただきましたが、私も受賞作は観ておらず、きっと自分が初見のころよりグレードがあがったんだろうなと思って期待してました。で、内容を知らずに観にいったら、自分が初見のときに観た作品の再演で、初演のときの感想よりもっと自分には面白くなくて失望しました。受賞作品を観ていないので、こちらを観てみたかったですが。 >たぶん、養成所なんかで、演出家に絞られて、どう演技していいかわからなくなって、役作りに悩んで、萎縮したりするような、そんな体験はここの役者さんにはなさそうな気がしました。 確かに、小劇場系劇団に入っても、研究生出身の俳優さんは、お話聞くとすごく演技に対してストイックだったり、自分に厳しいですね。自己満足的なところがなく、お金を払って観てもらうぶん、本当に満足してもらえただろうかと気にされますし。劇団でも、研究生出身が芯のところと、学生演劇の発展的延長でワイワイ楽しくやってきたところとは雰囲気や緊張感がやはり違いますね。学生演劇組は伸び伸びして良い面もあるのですが。 チケット料金のこと。ある劇団の人のお話では「チケット代が3000円以上になると、観客の目は厳しくなる」っていいますね(笑)。この3000円という料金は、某演劇サイトでもしょっちゅう論争になっていて、それは劇団側の人は「3000円くらいで文句言うな。払えないなら観に来るな」と怒るし、観客側は「素人レベルの劇に3000円ならロードショーのいい映画観たほうがずっと有意義。もっと安くして当然」と言い返す。だからというわけではないけど、うちなどは、学生劇団に何年間か通って、作家や俳優のタマゴを発掘し、劇団として本格始動した段階でまた観にいくということをしてきたんですけどね。最近、夫がまた1人で観にいって丁寧にアンケートの感想を書いてるようですが。 劇団関係者の中には「小劇場系の場合、一般客より劇団同業者やTVプロデューサーに観てもらいたくてやってるんだから、一般客の感想なんて参考にしないし、こりっちなどのご意見は問題外」とはっきりおっしゃるかたもおられ、「へぇー、そうなんだ」と思ったこともあります(笑)。 自分の場合はあくまで素人の勝手な感想だから、確かにあまり劇団側の参考にはならないかもしれません。 KAEさまのように小さいころから高名な劇評家のお父様のもとで観劇され、演劇部出身で脚本家も体験され、研ぎ澄まされた鑑賞眼をお持ちのかたや、tetorapackさまのように、相当数観劇されてどうしたらもっとよくなるかという提案を親身になさるかたの文章は、劇団側にとってはふだん仲間内の批評では聴けない部分であり、有意義だと思いますし、劇団関係者ではない一読者としては尊敬の念も持って拝読しております。
2010/06/09 19:11
きゃる きゃる KAEさま >惜しむらくは、唯一男性出演の田村さんの目に、一瞬、物怖じめいた雰囲気を感じてしまったこと!女性陣に気圧されたのかな?登場人物、女性だけにした方が良かった気もしました。 ここは私と感想が逆ですね。男性が出てきたときに「吉田さん、巧いなぁ」と思った。女性の井戸端会議的雰囲気にならず、夫の遠慮がちな本音がピリッときいてたと思ったのですが・・・。
2010/06/09 13:40
tetorapack tetorapack KAEさん  いやー、お見事なレビュー、とっても楽しく拝見いたしました。このレビューのKAEさんの表現は絶妙。これも「極上」ですよ。  あっ、そうそう、私はフルコースと書いてしまいましたが、KAEさんの書かれた通り、これは、まさにアラカルト料理ですよね。お恥ずかしい。でも、ほんと、極上のアラカルト料理でした。 >星新一や、清水義範や、向田邦子や、サキや、オー・ヘンリーや…、先人作家のエキスを入れつつ、独自の味付けで、よりおいしい手料理を御馳走して下さった、小夏さんに、本当に感謝です。  うん、うん、そんな感じします。でも、吉田シェフ独自の仕上げになっていて、「おいしい手料理」でした。
2010/06/09 02:17
tetorapack tetorapack KAEさん、きゃるさん なかなかシビアなお二人の問答、興味深く読ませていただきました。割り込み失礼いたします。 >tetorapackさんが、書いていらっしゃるように、もっと秀逸な舞台の時もあるようですから~  私も今回の作品は、物語の着想は面白かったものの、胸に迫るものは感じられませんでした。前回観た作品がよかったと思えたのも、作品の着想と、あと出演陣では客演のコマツ企画の小松みちるさん(名前変えたっけかな)が芝居を締めていたので、そう思えた大きな原因でした。 >ここ読むと「守り火」のほうがやはり自分には向いてたかな、と思いました。  二つの作品を比べれば、北京蝶々さんには申し訳ありませんが、断然、「守り火」の方が良かったですね、というか、私好みでした。 >主役の刑事役の方は、刑事だと思って観なければ、なかなか、気持ちのこもった良い演技をされていました。ですが、他者に対する、事情聴取の仕方が、どう観ても、普通の一般男性がインタビューしているような風情で、とても職務質問している感じではなかったのです。  これについては、正直、同感です。刑事役としては、相応しい演技とは、私も思えませんでした。 そうなんです。気持ちはこもっていたけど、胸に迫ってこないのは、まさにKAEさんの言われるような点だと正直、思います。 >それでは、北京蝶々、真っ先にtetorapackさんにご覧頂かないとなりませんね。(笑) だって、tetorapackさんのお墨付けが出たら、私が観に行き、私が賞賛したら、今度はきゃるさんがご覧になるという手筈になるわけですから…。(笑)  あらら、責任重大(笑)。冗談はさておき、この北京蝶々、CoRichに書き始めてから、全部観ている訳でないので、私なんぞの意見は、その作品、作品ごとの感想に過ぎませんが、私としては物語の着想はけっこうセンスがいいと思います。やはり問題は出演陣の演技力の問題という印象です。なので、客演で素晴らしい人がいれば芝居が締まるでしょうけど、たしかに演技力では課題があ多い人も見受けられますね。前回観た「日本語がなくなる日」でも、学芸会レベルの役者も何人かいましたよ。  なので、私ごときが「お墨付き」なんて、とてもじゃないけど、観察眼溢れるお二人とは立場が逆ですよ(笑)。私の方こそ、お二人のお墨付きが出たら、行こうと決めるかもしれません(笑)。  なので、KAEさんのいう >たぶん、養成所なんかで、演出家に絞られて、どう演技していいかわからなくなって、作りに悩んで、萎縮したりするような、そんな体験はここの役者さんにはなさそうな気がしました。稽古帰りは、皆で仲良くワイワイ飲んでそうな…。(笑)  この下りは言い得て妙、流石だと思いますね。褒めといて言うのもなんですが、私もそう思うのです。まあ、そうした劇団でも、面白い作品を出すことはできるでしょうが、私もイイオジサンだから思うのかもしれませんが、私も、養成所でちゃんと辛酸をなめて演技の修練を積んだタイプの役者さんが正直、好きなんです。また、そうした方の方が心に沁みる演技ができる場合が多いとも感じています。  北京蝶々に話を戻しますと、「愛のルーシー」は観るべきだったと後悔しています。CoRich舞台芸術まつり!2009春 最終選考作品に残ったくらいですから。どこが、どう優れていたのかを観てみたかった。でも、このCoRich舞台芸術まつりの選考作品って、なぜか毎年、私とては「あれ?これが」と思う作品も中にはあるんですが、お二人はいかがですか? 芝居って、やっぱり観る人の感性に合うかどうかって点が大きいですからね。
2010/06/08 01:11
きゃる きゃる KAEさま >tetorapackさんが、書いていらっしゃるように、もっと秀逸な舞台の時もあるようですから、またいつか機会があれば、もう一度観てみたい気もしています。 ただ、今回の舞台に限っては、一番の主役は、人間ではなく、セットだったように思いました。(笑) なるほど(笑)。セットや銃のことはほかのかたも書かれてましたね。 そうですか。じゃあ、KAEさまがごらんになって秀逸と評価される作品が北京蝶々に出てきた場合は観にいってみようかなぁ(笑)。私なんかはわかりやすい形で素晴らしさが出ないと理解できないので。マニアックなものやあまり先鋭的な作品は理解できないですし。
2010/06/07 06:10
きゃる きゃる KAEさま 北京蝶々は注目度が高い劇団のようですが、フライヤー等の情報だけでは、ちょっと自分の好みと違うようなので未見です。今回も投稿人数からしてかなり人気公演だったようですが、評価が割れてますね。 隣でやってた「守り火」を観にいった日に「北京蝶々の芝居をこれから観る」という知人に道で出会いましたが、ここ読むと「守り火」のほうがやはり自分には向いてたかな、と思いました。 >きっと、皆さん、演技の勉強とかなさったことのない方ばかりなんでしょう。 特に、刑事3人の演技がお粗末でした。 養成所やワークショップ等で、演技鍛錬をしていない役者さんをキャスティングするなら、その職業が染み付いた演技なんて、そう易々とはできないのですから、作者としても、そういう難役を舞台に登場させてはいけないのではと思いました。 うーん、非常に厳しい評価ですね。刑事の演技がよかったと書いてる人もあり、観る人によってそんなに違うものなんだなーと、私なんか素人なので驚いています(笑)。でも、こういう掛け値なしの厳しい評価は演じる側にはとても参考になるでしょうね。それがCoRichの良さだと思います。
2010/06/07 01:55
きゃる きゃる KAEさま ありがとうございます。今度拝見してみようと思います。私のオススメはバッコスの祭です。最近、忠臣蔵、新撰組と時代物が続きましたが、時代劇専門劇団ではなく、歴史ものを独自の大胆な視点で提案していて、次回作はヒロシマと戦意高揚劇団のお話のようで再演ものだそうです。あ、8割世界の鈴木雄太さんも高く評価しておられます。
2010/06/06 01:12
きゃる きゃる KAEさま レビューを拝読しながら、なるほどねぇ、さもありなんと納得してしまいました。 岡場所という表現で違和感の想像がつきました。 私もこのお芝居、興味はあったのですが、これまでの経験上、小劇場の吉原ものはKAEさまと同様、時代考証上の難しさがあるゆえ、基本パスしているので観にいきませんでした。  >小劇場レベルで、吉原の遊郭を舞台にするなら、最初からリアルさのある衣装やセットにせず、むしろ裸舞台で、観客の想像に委ねる舞台様式にした方が成功するのではと思います。 この2行に大いに共感します。
2010/06/06 00:09
きゃる きゃる KAEさま >次々と、興味深いコメントやら賛辞の限りをお寄せ頂き、ついついまた御返信したくなってしまいますが、何だかどんどん、東京おいっす!と話題が逸れて、同窓書簡の様相を呈してまいりましたので ・・・ですよね(笑)。まことに失礼いたしました。 KAEさまのコメディに関するお好みが少しは掴めました。コメディはやはり難しいですね。
2010/06/05 08:19
tetorapack tetorapack KAEさん  ちょっと評価が割れましたね(笑)。  多分に物語的なミュージカルというより、抜群の歌唱力と、ステージ上の素早い場転換と光の渦の魅力を踏まえれば、たしかに一般的に言うミュージカルと言うよりはコンサートのステージに近い感覚かも知れませんね。ただ、私としてはですが、こうした形態も新感覚の「ミュージカル」と言っていいのでは、とも感じた次第です。もちろん、これは、全くの私見です。  私も映画版も感動しましたが、「生の舞台」での今回の感動も凄いモノでした。たぶん、この印象は、無類の映画(洋画)好きだった私がここ数年、映画はDVDで済ませ、一発勝負の、そして最初から最後までごまかしのきかない「生の舞台芸術」感覚に魅せられている個人的な一面が大きく影響しての印象ともいえますが(笑)。
2010/06/04 15:12
きゃる きゃる KAEさま >何と何と、その「ロミオとジュリエット」、伺えば伺う程、面白そうではないですか! 2人が実は生きていたってとこから始まるなんて、何だか、井上ひさしさんの「ムサシ」みたいですね。観てみたかったなあ!! お世辞でも、池田さんの愛弟子でプロのKAEさんにそう言っていただけると嬉しいです。一生の思い出にします(笑)。いちおう、井上さんの「ムサシ」より先なのでパクリではないです。って、実際、KAEさまがごらんになったら「駄作」のレッテルまちがいなし、でしょうけどねぇ(苦笑)。 そうそう岡本蛍さんね。「思い出ぽろぽろ」のときだったかな、演劇部の同級生から電話をもらい知りました。新作歌舞伎も書いてますね。テアトル・エコーの座付きですか。実力派ですねぇ。この間、座・高円寺でフライヤー見て行きたいなーと思ってたんです。 KAEさんは声が高く、澄んでて、口跡もよかったと記憶してますよ。ラジオも毎週聴いてた。いちおうリスナー(笑)。リクエストはがきは勇気がなくて出せなかったけど。 ちょっと前段で言葉足らずでしたが、母校はオリジナル作品を上演していないことはないんですよね。その昔、芥川賞作家の山本道子さんが在学中学園祭で創作劇を出したそうですし、わたしの在学中でも先輩の学年で、「ローマの休日」をモチーフにした創作劇が上演されました。これは「女性の自立」をテーマに、王女と女官の会話劇が主軸で王女役の人が演技も上手でなかなか素晴らしい劇だったです。 ただ、うちの学年では創作は担当の先生からなかなかOKが出なかったようです。書く人も少なかったでしょうけど。うちの学年では演劇部の存在が大きく、演劇部で演出家のNさんが絶大な力を持っていて、役のオーディションも演出もすべて彼女が担当。彼女さえ、オリジナルを書かないのに、演劇部員でもないのに脚本を書こうというつわものはいませんでした。後年のことは知らないけど、在学当時の学園祭劇ではシリアスが前提でしたしね。私、シリアスは書けないです(笑)。 私はNさんの演出助手をやったことがあり、プロンプターで全部の台詞を覚えてるのに、自分が俳優で出ると本番に弱く、台詞が出てこない(笑)。つくづく俳優には向いていないと思いました。一度観に来た母が「演技以前のレベルで呆れた」って(笑)。でも、このとき、鬼演出家だったNさんには「とちったけど、演出意図は飲み込んでるし、役の雰囲気はよく出てて悪くなかったよ。リハーサルでは台詞入ってるのにねぇ(笑)」って怒られなかった。劇には出たくて出たのではありません。クラスノルマで級友が推薦してしまい、落ちるように祈って嫌々オーディション受けたら、Nさんが「いいよ!」って通してくれた。泣きたかったです(笑)。もっとも端役なのでとちっても目立たなくて助かりましたが。「カットするなら私の役で」とNさんに懇願し、台詞も3分の1くらいにしてもらったのです(笑)。 「ロミオ」より以前、中学のとき、軽井沢の林間学校で担任の先生が「自由時間にクラス対抗で余興をやろうかとなったので、コメディ芝居みたいなのをやってくれないか」とリクエストされ、クラスメートがゆうべ見たという夢をもとに「スカーレット・オハラ、新撰組、トゥイギー(ファッションモデル)」の三題噺で15分ほどの寸劇を書いたんです。で、稽古を始めようとしたら先生が「悪い。ほかのクラスから自由時間は休憩したいという意見も出て余興は中止になった」って連絡が。ギャフンでした。幻に終わった(笑)。そう、うちの学年ってとにかく無気力で学年劇や展示も「面倒だから不参加がいい」って拒絶反応がけっこうあった。運動会で仮装行列コンクールがあったでしょう?あのときも、演出を押し付けられ、まとめるのに苦労しました。2年連続、「白虎隊」「勧進帳」をやって頑張ったけど2度とも準優勝で終わりました。
2010/06/04 10:31
tetorapack tetorapack KAEさん >私は、こゆび侍の佐藤みゆきさんのファンなので、彼女観たさに行ったところもあるのですが、とにかく、あれだけの人数の女優さんが、誰一人遜色ない演技をされることに、まず感嘆してしまいました。 >中でも、ゴキ役とヒル役の女優さんに、一目ぼれしました。  佐藤みゆきさんは、私も、こゆび侍の「はちみつ」「エスカルゴ」をはじめ、客演でも何度も観ている素晴らしい女優さんですよね。私も好きな女優さんです。あと、この公演には出ていませんが、私は青☆組とかの公演に出演されている福寿奈央さんという女優さんのファンです。  柿のメンバーでは、私は、柿公演&客演で何度も見ている深谷由梨香さんが大好きです。KAEさんも「とっても可愛くて、甲高い声なのに、発声がきちんとしていて、全然耳にうるさくないので、驚嘆しました。スゴイ女優さんでした。」とお書きになっていたので嬉しい思いです。  実は、よくアンケートで「次回以降の公演で、どの女優さんに出演してもらいたいですか」なんて項目がありますが、よく「深谷由梨香さん」と書いています。  あと、コロさんもコロブチカの「プルーフ」で魅せられて以来、好みの女優さんです。 >tetorapackさんも、ご覧になっていたら、絶対、気になる女優さんが、また何人か増えていたに違いないと思いますよ。御感想、伺いたかったので、私も、ご覧になれなかったことを残念に思います。  うー、そんな感じがしてきました。残念!
2010/06/04 00:56
tetorapack tetorapack KAEさん >本谷さんは、私が、高校生の頃、本当は書きたかったような芝居を書いていらしゃるので、私は勝手に、自分の分身のような親近感を持っているんです。私は、外目には、先生にも覚えの良い、優等生風な女子学生でしたので、とても本谷さんのような作品を世に出す勇気はなかったので、何だか、心のどこかで、かなり尊敬しているのかもしれません。  高校生の頃に、芝居を書きたいなんて、私の高校生時代を思うと、それ自体、驚きですし、感嘆いたします。凄いです。私なんて、ろくに勉強もせず、ギター(フォーク)と彼女とのルンルン気分に浸っていた3年間でした。お恥ずかしい。 >本谷作品、初見になさるのでしたら、本作ではない、別の舞台を選択された方が、良いかもと思うのですが…。  はい、KAEさんのレビュー読んで、そう思いました。
2010/06/04 00:29
きゃる きゃる KAEさま KAEさまは実力を認められたかたですし、立派にプロですよ。1人でこっそり書いて添削受けるならともかく若い人にまじって批評を受けるって、なかなかできないことですよね。いや、大変尊敬いたします。プロ根性がないと、趣味程度ではできませんもの。 >きゃるさんが、在学中に書かれたという、「ロミオとジュリエット」、私も、是非拝見させて頂きたかったです。悲劇を喜劇になさるなんて、どんなお芝居だったのかと興味津々です。 いやー、お恥ずかしい。プロだったKAEさんと違い、所詮子供のレベルの話ですからね。あの学校の1学年の中では好評だったというだけの話で(笑)。 私のもクラス劇なんですよ。あの学校全体も当時は演劇への関心が高かったけど、生徒の手になる創作劇ってクラスでしかやれなかったじゃないですか。 どうしても「ロミ&ジュリ」の喜劇をやりたくて、それも学園祭のスターじゃない演劇未経験の子を集めてやりたくて、元演劇部で経験豊かな人に1人だけ入ってもらい、恐れ多くも演出助手をしてもらいました。 衣装も手先の器用な子が豪華なものを本式に縫ってくれまして。映画雑誌を見てジュリエットの真紅のドレスのあの細かいプリーツまで再現してくれたんですよ。 適役と考えた子に1人1人出演を口説いたんだけど、内気な子ばかりだから嫌がるのなんのって。オリビア・ハッシー似の学年一の寡黙な美女にジュリエットをやらせる説得が一番難航しました。地下鉄の駅で「ジューリエット!」と呼び続け、「恥ずかしいから、出るのでやめてください」と OKさせました(笑)。 2人がすれ違いで死ぬのが納得できなかったので、物語は2人が見事死なずに生き残ったところから始まり、それでも両家は対立したまま。ロミオとジュリエットは極端に無口な男女という設定ににし、シラノのストーリーを入れて、お互いの悪友が闇夜に声の影武者で告白をしあい、悪友同士も感情移入するうちに前面に出てきて恋におちる。原作と同じく、乳母と神父に相談するも、この乳母と神父も会っているうちに恋仲に。この6人のカップルが偽装心中をめぐって虚々実々の駆け引きを繰り広げるというコメディで、最後は二重のどんでん返しをつけました。自分はどうでもいいパリスとティボルトの2役を早替りで勤めたけど、自分の書いた台詞が覚えられないバカ(笑)。 稽古期間が試験休みだったので、家族旅行を入れられちゃって、無責任なことに私は脚本執筆途中に旅行で抜け、後は人任せに帰ってきたらとんでもない安易な結末になってて、コリャダメだと結局自分で書き直し、リミットぎりぎりに休み中の教室で一気に完成。 稽古中に「面白い」と見学者が増えていき、本番はほかのクラスの生徒が自分たちの会を抜けて廊下の窓に鈴なりになって見学するほど大当たりしました。他のクラスの先生がやって来て怒られましたけど。 神父役のお父上にワイングラスのセットをお借りしたら、演技に熱が入ってわたしが割っちゃって、観客には褒められたけど、その人に悪くてパリスの死体役のまま内心真っ青になり弁償額を考え続けました(笑)。 素人ゆえ二度とない楽しい思い出です。父には「自称傑作なんていうのは信用できない」とまったく相手にされませんでした(笑)。いいんです、自己満足でも、所詮、素人ですから(笑)。
2010/06/03 22:40
tetorapack tetorapack KAEさん  いやー、凄かったみたいですね。芝居の中身については透徹した目を持ってらっしゃるKAEさんが大絶賛ですから。  柿の力の入った部隊だし、私も観たいと思っていたのですが、スケジュールが合わずに今回はパスしちゃいましたが、やっぱり観るべきだったな、と後悔してます。柿や、柿所属の女優・男優さんの芝居は何本か観ていますが、私にとっては、合っていたり、合わなかったりを繰り返しています。でも、今回の女優バージョンは、やっぱり観るべきでした。ふー。
2010/06/03 16:01
tetorapack tetorapack KAEさん  この作品、実は私も観たいなと思っていながら、日程調整している間に、スルーしてしまいましたが、KAEさんのレビューを読んで、なんか、作品の一片が感じられ、とても参考になりました。  同じく本谷有希子さんの書く世界が好きな社の後輩からも「行きましょうよ」と誘われているので、一回は観てみようと思ってはいるのですが(笑)。
2010/06/03 15:55
きゃる きゃる コメディ好きなかたたちが勢ぞろいしてビックリですわ(笑) KAEさま 「アパートの鍵貸します」は、前回の東京おいっす!(私は観てませんが)のとき、アキラさま、みささまのブースで意見交換して、「アパート」は映画版で観たのが最初なのですが、あの取り違えの中での会話に飽きてきちゃって、どうも好みじゃないんですね。東京おいっす!のほうを観ているみささまが「アパートの鍵貸しますは観てないけど、言ってる意味がわかる」とおっしゃっておられ、おいっす!の芝居も多少本歌どりしてるのかなと思いました。 松竹新喜劇がお好みでなかったら「神崎与五郎東下り」は観なくて正解だったかもしれません。シリアス系のときの松竹新喜劇にそっくりだったので。六角精児の今回の役は寛美で、岡森の役が小島秀哉ってとこですかね。私は由利徹個人の芸は好みではありませんが、脱線トリオとしては好きで、新コマは楽しみでした。当時の人気は凄かったです。由利よりは八波むと志が好きだったのです。彼はのちに菊田一夫に認められ、帝劇ミュージカルにも出たように俳優としては天才的な素質をもっていたので。 >デン助さんの笑いには哀愁があったような気がするのです。チャップリンみたいな…。 まさにその通りですね。私もデン助は好きでした。無茶ぶりという点では、ボブ・ホープやジェリー・ルイスなんかもそうだけど、私は馬鹿馬鹿しい底抜けシリーズが好きだったので、笑いのハードルは低いほうかもしれません(笑)。 KAEさまは何しろあのかたのお嬢さまだし、脚本を書いていらっしゃったし、サラブレッドだから演劇の感覚については研ぎ澄まされててやはり特別だと思いますねぇ。私なんかはやはり所詮一般人ですもん(笑)。 KAEさまの見方はうちの母に似てます。彼女も劇界の中にいて一流のものに触れてきた人だから、目が肥えてるというか、喜劇を観ても「こんなことは実際には起こりえないから笑えない」と言って笑わないんです。起こりえる内容の喜劇には笑うんだけど。父は「笑いにはいろいろあるんだよ。理屈考えて見てたら楽しめない。まじめすぎるんだな。かわいそうだね」ってよく言ってました。父は学生時代喜劇の研究してて、母を笑わせるギャグを死ぬまで考えてた人(笑)。 でも、私も自分が喜劇を書く段になったら、理詰めでいくほうなので起こりえないことは書けなかったんですが。在学中にKAEさんに私の作・演出した「喜劇 新ロミオとジュリエット~終わりよければすべてよし~」をぜひごらんいただきたかったです。最初で最後の自信作だったので(笑)。 アキラさま >コメディだけでなくて、演劇全般に言えるかもしれませんが、どこか見ていた、しらけるところというか、反感を覚えるところがあれば(それを意図してわざとそうしているものではないもので)、それ以降の展開がどうあれ、舞台で繰り広げられるモノは、とてもつまらなく、あるいは苦痛になったりするもので、こと「笑い」に関しては、そういったメンタルな部分が大きいだけに、笑えない、苦痛の時間になってしまうのでしょうね。 これもまさに、その通りですね。すごくわかります。 >ドリフだけは好きではありませんでした(これはお芝居ではないですかね・笑)。格好・形で笑わせるのだけは(タライが落ちるとか)、好きじゃないんです(ほんの一部にあるのならば、いいんですが)。今回のおいっすはそれなりに笑えた。 私もです。わざとらしい感じで。でもSPものも「もしも・・・シリーズ」のコントはコメディっぽくて好きだった。実際、そういう人に遭遇したし、「あるある」と思えた(笑)。 あ、でもクロカミのtetorapackさまのところにも書いたけど、実際マンションのモデルルームのトイレは社員は使ってるんですよ。タワーマンションは特にね。ここはフォローしときます(笑)。 アキラさまが別の機会にクロカミのコメディを評価していただけることを祈っております。番外公演にお越しください(笑)。 tetorapackさま 真打登場!(笑)。巧みに締めくくるあたり、さすがですね。
2010/06/03 12:18

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