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アキラ
アキラさま わたし、観てすぐ書いたんですが、投稿ボタン押したとたん、回線が切れちゃっておじゃんになってしまい、さすがに挫折。あとでUPさせていただきますね。そのあと観劇した会場の空調環境のせいで体調をくずしてしまったので、いま休養してます。アキラさんとは感想については共感点が多く、安堵しています。わたし、最近人形劇あまり観てないので(笑)。アキラさんに質問したい不明点もあるのでのちほど、よろしくお願いいたします。
2010/01/24 21:16
みさ
みささま カラオケ劇というのが言いえて妙ですね(笑)。赤澤ムックさんは女優でもあり、自分が目立つシーンをしっかり確保するのよね(笑)。こういう欲張りタイプの主宰はえてして作品的に感動がイマイチってケースが多いけどなー。赤澤さんはやはり唐組の出身だから、ドロドロっぽいの好きね。このままでもわざわざ音楽劇とうたうまでもなかった気がするの。確かにこういう人柱的風習は日本各地にあったし、アジアにも多かったと思う。アニミズムというか。でも、強烈な設定だけではなく、男のエゴの中での女の業みたいな悲哀がもっと描かれないと私には不満だった。似たテーマでそういう秀作がほかにあるだけにね。人間描写があまりにもお粗末な気がして。板垣さんの役、かわいそうなのにふだんのコミカルな役どころを思い出して笑いそうになった(笑)。
2010/01/24 21:02
KAE
KAEさま コメントありがとうございました。失礼ながらお返事はここのKAEさまのほうに書かせていただきます。 >観劇歴も、何と無く似通っているようで、勝手に親近感を覚えているのですが、感想は、同様の場合と、真逆の場合があり、いつも、コメントは控えておりました。 ただ、このキャルさんのご感想には、一字一句同意見でしたので、つい、同感ですと、名乗りを挙げに、出てまいりました。 私もいつもKAEさんのレビューを拝読させていただいています。確かに真逆のときもありますね。それはそれで興味深いです(笑)。この作品、わたくしも脚本的には★1つというのが実感です。設定はじゅうぶん面白く、役者もたくさん出てくるのに、不満が大きかったです。KAEさんが類似作の秀作例を挙げておられるように、同趣向で良い作品が存在するとやはり失望しますよね。たとえば、横溝正史も、設定が異様ですが、殺人事件の中に人間の葛藤を描いてるから面白いので、本作のように配役表の説明で補ってしまうというのはどうにも・・・?です。でも、あの説明がなかったらいっそう人間的に?になってしまいますね。このままの上演でもあえて今回「音楽劇」とうたわなくてもよかった気がします。カナリア派の音楽劇というと、もっとアングラ叙情的な作品を想像していたのですが。奇習とか女の業を描いたということなら昔、「かさぶた式部考」のような名作もありましたしね。本作は作家がアイデアに満足して終わってるような感がありました。以前のカナリア派作品についてみなさんがレビューで指摘していた欠点が、今回、実際に観劇してみて実感できた気がします。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2010/01/24 20:45
みさ
みささま >そうなんですよね。ですから滅多に本は購入しないです。仕方なく購入して読み終わったら図書館に寄付してます。いつもお世話になってるから・・。笑 図書館に寄付するのはよいことですよね。ずっと昔、大学卒業の頃、大学の近くの小学生たちが「パディントンシリーズ大好き!」という話をしていたので、シリーズ全部、新品同様きれいな本だったので需要があると思い、その小学校近くの古本屋に持っていったら、「こんな本売れないよ」とか言われて親父に買い叩かれた。で、けっこう高く店頭に出してすぐ売れたみたいで、「売れたじゃないですか」と言うと、「ふん、知るもんか」ですって。小学校の図書館に寄付すればよかったなーと思い、他の児童文学は自宅近所の小学生を通じて寄付しました。最近、図書館は飽和状態で寄付を断るところが多いと新聞で報道されてましたが、東京ではどうなんでしょうね。 >あ、ワタクシもソレやります。関西ではデパートでも値切れる。笑 だからか、関西人は好きですね~。おまけしてくれるからではなく、お茶目ですからね、関西人!笑 「ねーさん勘弁してや。」なんつって言いながらさっきよりも値を上げたりしちゃう。をいをい!って感じ。笑 そう、私もたまに値切ります。東京でもたいてい言えば負けてくれるますね。昔、東京の大手デパートのバーゲンで勧める店員に「安いけど、買えないなあ」と本音で言ったら「いくらなら買える?」と聞かれ、希望値を言ったら、その値段にしてくれたことありました。デパートではそんなこと最初で最後でしたけどね。父の場合は、ゼッタイ引けないと言ってるのに「そんなこと言わないで端数は切り捨てときなさいよ」と強引に会計して負けさしちゃうから。母は大阪の人でしたけど、大阪でも絶対値切らないという人だったので呆れてました(笑)。私は大阪の血が濃いのか、商売の駆け引きみたいなのが好きで、若い頃、ちょっとだけ住んだ地方都市でデパートのバイトしたら、売り場で売り上げトップになり、おかげで主任が東京の店に戻してもらえることになったって感謝してくれました。以来、他の売り場でも引っ張りだこになったので自信をつけ、東京へ帰ったときデパートの面接受けたら、「この学歴で販売なんかできっこない」と言われ、採用してもらえなかった。当時はまだ出身大学とか先入観で判断する時代で、惜しい人材だったと思うけどなぁ(笑)。 >その時はごめんなさい。っと思うのだけれど一方でしゃれの解んないやっちゃ。なんて悪魔が囁きます。笑 ほんと。うちでは「つぶれるわ」とか会話の中であたりまえに使うんですけどね。この話、大阪の親戚に話したら、「東京の人はややこしいねんな。真に受けて怒るほうがアホやわ」と笑ってました。
2010/01/23 10:19
みさ
みささま >新訳?最近、出たんですか? 私が知らなかっただけで、とっくに出てたのかもしれませんが。出版当時の原書に近い完全版みたいなうたい文句でした。 >ワタクシは完璧、図書館派です。読みたい本がなかったら申請すると確実に入れてくれます。ですから収めた税金は本で取り返しています。(^0^) 私も職場の近くに図書館があったときはずっとそうだったんですが、いまはちがって、住居から図書館も遠いので、敬遠しがち。かと言って、本は買うと増えるからよく考えて買うようにはしてるんですが。新聞の書評欄や文化面の好きな特集記事を読むだけでも、かなりの量ですぐ新聞がたまっちゃうんですよね。本読むのと同じくらい労力がいるので、最近はあまり本読んでないです。 >きゃるさん、コレ、最大の褒め言葉ですよ。嬉しいわ~ もちろん褒め言葉として書きました(笑)。でも、文章上、本当にそっくりな雰囲気で驚きました。「ゼッタイ似てる!」って思い、不思議な感覚でした。身近にアリスみたいな雰囲気の人なんてめったにいませんものねぇ。ましてや、日本人でですよ。アリスのように機智に富み、感覚が鋭くても愛らしい人でいるって難しいですもの。よく「不思議の国のアリスのような人」とか形容する場合も、それは単に理解しにくい不思議な人という意味であって、前者のような意味で使ってるんじゃないでしょう。良い意味で本来のアリスのような人、それが私の中の、つまり「CoRichにおけるみささん像」ですね。 >商売が下手ですね。 そう、四角四面というかね。そういう商売人、東京は多いですよね。よく関西の友人と一緒にお店入って対応が悪いと、その人は「こんな店、大阪やったらとっくにつぶれてるわ。」って言うの(笑)。うちは母が大阪の人で、父も関西で仕事してた時期があるので、家庭内が関西モードというか、その感覚、わかるんですね。父なんて東京の人なのに、買い物は平気で値切りましたし(笑)。関西の人はそういう感覚あるけど、関東の人はまた違うというか、以前、まじめな人の前で「こんな商売げのない店、いつかつぶれるわ」とつい口走ったら、「君、そんな無責任なこと言うもんじゃない。みんなそれなりに生活しているんだから」と、こんこんと説教されちゃった(笑)。
2010/01/22 06:39
みさ
みささま >そういうきゃるさんも、バレテますよ。スタッフは黙ってるだけで。 次回から、お面かぶって行かなきゃ駄目ですよ、きゃるさん!笑 そーですか(笑)。でも、私はあまり本数観にいかないからなぁ。何度も観にいって本名で覚えられてる人はいますけどね。よく笑ってるとか(笑)。そうそう、このあいだ、泣けないって話しましたが、笑うほうはバッチリ笑うんですよ。 先日、tetoraさまから「もしやあのときの・・・」という問い合わせがきたけど、大丈夫、ハズレでしたわ(笑)。 みささまといえば、昨日、私はちょっと次の予定まで時間があいたので、久々、大型書店で立ち読みしたんですが、「不思議の国のアリス」の新訳というのを読んでて、「あ、こういう感じの人知ってる!」って思ったら、みささんでした。アリスってきれいな言葉を使っていて、頭の良い子で鋭い質問でチクッとひと刺しするでしょう。で、好奇心旺盛なところとか、文章上の雰囲気が本の中のアリスそのものという感じ。日本人の女性でアリスみたいと思ったのは、みささんが初めてですね。本のアリスって決してギャルじゃない、大人の女性みたいですよね。最近、老眼なので、立ち読みしづらくなりました。私はたいてい、立ち読みした本は後日であっても買いますけどね。よく、立ち読みは万引きと同じと言う人がいて(実家が本屋の林真理子とか)確かに申し訳ないと思うので、手にとって少し読んだら買うようにはしてるけど。昔はハタキかけて邪魔する意地悪じいさんがいました。忘れもしない三鷹台の駅前の本屋。当時は人家も少なく、うちはそこの本屋のお得意先で定期購読もしてたのに、映画雑誌の増刊号を発売日に寄ってただ一度だけ立ち読みしたら、店主が取り上げてレジにもって行き、「お買い上げ!」って。まだ私は小3だった。顔見知りなのに「きょうはお金持ってませんが、あとで買いに来ます」と言うと、「じゃあ、早くお金とってきなさい。買わないなら帰れ!」て。親に言ったら、翌月から定期購読の本屋を変えましたよ。「どこで注文しても同じだから、感じ悪い」って。立ち読みはよくないけど、注意の仕方がね。配達のときはあれこれ勧めてヘつらってるし、立ち読みの常習犯でないことはよく知ってるくせに。20年位前、そのときの店主が健在でTV出てましたが。最近は立ち読みOKで椅子まで置く店もあるけど。
2010/01/21 19:46
みさ
みささま >シルクの日って何ですか?その会話はスタッフの会話ですか?それとも観客のですか? わかりにくい表現してごめんなさい。削除したための脱字です。私がシルクを観た日、という意味です。観客席の会話で俳優さんたちのようでした。世田谷シルクの公演のときではなく、他の劇団の公演のときにそこの制作の人とお話していたのをみかけたと話していました。どこの公演かはわかりませんが。 私も本人写真を載せているかた(劇団主宰などの関係者)や、「あ、○○さんが来てる」と人が話しているのを聞いてたぶんあの人?っていう程度にしか顔はわからないですね。劇団関係者ではないので、顔と名前が一致しなくても話すわけではないので不都合はないし、一致させたいとも思わないですが。確かにみささんが以前おっしゃっていたように、自分が知らないのに相手が一方的に知っているのはいやかもしれませんね。みささんの場合は、レビューもさることながら、お顔も広く知られてるようですが、トイレでアイサツされるのは困りますよね(笑)。
2010/01/19 02:15
みさ
みささま 私は右側にすわったので開脚バッチリ真正面でした。女性だから感動はしなかったけどね(笑)。みささまのレビューは観劇後に読んだのですが。初日近くに観たので。どうして右かというと、左側にみなさん固まっていて、右はあいてたから。右は観やすくてよかったです。この前に観た劇団の公演でも、みんなが正面にドーッと押し寄せてすわったけど、私は観やすいと思う反対側にすわったら、これが正解みたいで、正面だと環境が良くなかったらしいです。 ところで、シルクの日、「こりっちのメンバーの顔と名前一致してる?」「だいたい」という会話が聞こえ、やはり「みささんはわかる」「なぜわかるの?」「いつも制作さんと話してること多いから」だそうです。なるほどねぇと思いました。でも、顔と名前を一致させようとしてる関係者っているんですねぇ。へぇーって感じ。
2010/01/18 20:50
アキラ
アキラさま >今回の公演とは関係ないのだが、他劇団のフライヤーを上演前に壁に投影するのは、上演までの退屈な時間を過ごすのにはとてもいいアイデアだと思った。 >しかし、逆にこ公演のフライヤーは、たまたま本多劇場に置いてあるものを手にしたのだが、そうしなかったら、まったく手にすることはなかっただろうと思うのだが・・・。 同感です。私も予約後に本多劇場に行ってたまたま本公演のフライヤーを手にしました。
2010/01/18 20:36
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tetorapackさま tetorapackさんは惚れ込み方がわかりやすいですからね。特に女性の場合。男性の中でも好きな女性のタイプがすぐわかるタイプというか(笑)。片思いなどはすぐ顔に出るタイプでは?そういう人はプロポーズの結果がすぐ出ると思います。だって、どれほど自分のことが好きか、女性に伝わりやすいですから(笑)。 長田さんは主婦業しながら、芝居書いてるっていいですね。好きだな、そういう生活感。 渡辺徹はすごく成績良かったんでしょう。杉村春子も北村和夫もかわいがってたし。でも、どの役やっても同じに見えちゃうし、TVでも巧いと思ったことない。新劇的には巧いんでしょうかね?いつも凡庸な人に見えちゃう。彼が市川昆の映画「映画女優」で清水宏監督の役をやったときは雰囲気がそっくりで良いと思ったけど。私も小林勝也さんは好きですね。個性があって声を聞いただけですぐわかるとしても、加藤武さんも好きだけど。以前、スズナリの隣にあった映画館に、加藤武、小沢昭一が古い映画観に来てて、私の後ろで制作秘話とか芸能界の裏話とかするのを聞いてると面白かった。盗み聞きじゃなく、2人とも大声だから聞こえちゃう。 お住まいが吉祥寺シアターからお近いんですね。私も小学生のころ、あの近所に住んでいました。あそこらへんは昔は通学路だったんですよ。近くに映画館があって岩下志麻の「五弁の椿」がかかったとき、同級生で映画館の息子が「オレ、見たぞー。うらやましいだろ」って自慢してた。 大人向けの映画でしたからね。学校の帰り、映画館のスチール眺めるのが唯一の楽しみでした。
2010/01/14 10:27
みさ
みささま >芝居が身近すぎて、乗れないのでしょうね。羨ましい環境ではありますが。 不幸ともいえますよね(笑)。幕があくと、多くの観客同様、「どんなお芝居だろう」とわくわくはするんですね。ただ、始まると、この俳優はどんな動きをするかなーとか思ってしまう。そういう点からも比較的浸かりやすいのは私の場合、青年団と唐十郎の芝居でしょうか。前者はナチュラルで作為的な感じが少ないから芝居ということを意識しなくてすむし、後者は特殊な設定の中、あまりにもヘンテコな人がいっぱい出てきていかにも芝居めいてるんだけど、ヘンテコすぎて、細かいことはどうでもよくなっちゃうというか、わけわかんなくなって、浸るしかなくなっちゃうというか(笑)。平田さんと唐さんに感謝すべきですね(笑)。 私はみささまのような純粋にお芝居の世界にドップリ浸れるかたこそ、真の芝居通なんだと思い、尊敬します。芝居の世界では昔からよく「芝居を裏から知った人は不幸」って言いますものね。 私は、母にも、先輩にも言われました。芝居は表から観るものだって。もっとも、「お社の先生」と言われる演劇評論家のほとんどは、芝居を裏から観てますけどね。 >なんだか、そうなるとやっぱ、損した気分になりますね。客入りのためにワザと公表しなかったのでしょうか?なんか酷いですね。暴れてやりたいくらいですね。笑 そうでしょう?良い脚本なんだから、映画公開時にもTVでやったことを隠さないでほしい。TVで観て覚えてる人や、映画観て思いだす人だっているはず。映画会社が映画のネタ元がTVの2時間ドラマってことを恥じて、観客動員を気にしたとしか思えないです。
2010/01/14 09:56
アキラ
アキラさま >・・・ただ、確かゴリラのドラミングは雄だけが行い、しかも相手を威嚇するときに発する行いだったような気がするのだが(違っていたらすみません)。 私のところのネタバレにも書きましたが、私が観た映画やドキュメンタリーによると、ゴリラのドラミングは威嚇の場合と、仲間同士認め合ったときと両方行われるとされていました。また、仲間同士認め合った場合はメスのゴリラもドラミングを行うということで、だからこの場面は仲間同認め合う場面かなと解釈したのですが。
2010/01/14 09:29
きゃる
アキラさま >そうそう、そうでした!・笑 そのへんはわざとそうしたんでしょうね。 そうですね。そういう行動が同じで、別の人物を同じ俳優が演じる面白さですね。 若いときに先輩の行動を見ているはずなのに、同じ過ちをくりかえしてしまうという。頭ではわかっていても、恋愛はそううまくはいかないものなんでしょうけど。しかし、妊娠させるというのは無責任ですね。
2010/01/14 09:19
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tetorapackさま tetorapackさま >私など、観劇後、よく物販している戯曲など買うことはありませんが、これは読みたかったので買おうと思ったら、長田さんに「純粋に脚本としての出来を読んでみてやってください」とプレゼントされちゃいました。嬉しい限りでした。 天にものぼる心地だったんじゃないですか?(笑)プレゼントされるってことはお知り合いなんですね。でも、長田さんはいいかたですね。私なんて知り合いだと、よけいに「買ってください」ってせがまれちゃうからなぁ(笑)。tetoraさんらしくかなり長田女史に入れ込んでいらっしゃるようで(笑)。このかた、いわゆる天才肌なんでしょうかね。本物の天才ってだんだん巧くなるんじゃなくて、いきなりあるレベルまで達してるでしょう。絵画でも文学でも。 「犀」は観にいくことがあって、大場さんは存じています。文学座は競争の激しいところだから、そこで頭角を現すということは才能があるんでしょうね。まあ、私は渡辺徹の芝居はいまだにどこが巧いのかわからないんだけども(笑)。 文学座といえば、ある大学の劇研の芝居ですごく巧い喜劇脚本を1本だけ書いて退部し、伝説になってる人がいるんですが、一般企業に就職してしまったそうで残念。あとで聞いたら、お父さんが文学座の有名な俳優さんだそうです。門前の小僧なのかな。惜しい。「余技でよいから、書いて」と人づてにお願いしています。そういう人に限ってやめちゃうのよねぇ。やはり、親を見てるからこの世界の厳しさを知ってるのかもしれませんね。もっと下手でも続けてる人がいるのに(笑)。 大学野球でも「プロに行けよ」と思う学生ほど就職して、やめとけと思う子ほどプロを目指すって 慶應の江藤監督が言ってましたね。 新劇の某老舗劇団で、若手のころ、おちゃらけコントに客演してた俳優さんが、ある日、新聞の劇評欄呼んでたら「実力派中堅」として主役を張り、絶賛されてたのでビックリしたことも。若いころは悩んでたようですが、頑張った甲斐があったんですねぇ。 >ちなみに、第3回本公演は、11月3日~8日、王子小劇場で「乱歩の恋文」だそうです。私は乱歩も大好きなので、これも楽しみです。でも、また、だいぶ間がありますね(笑)。 乱歩は私も好きなので、惹かれますねぇ。観たい!お芝居は集中する時期があるので、取捨選択に悩みますね。早く予約したために、ほかのを見逃すとか。 自分がいままで王子小劇場で観た作品は偶然なのか、全部ペケなんです。だから、王子小劇場と聞くとトラウマがあって、ついやめちゃう。ここらでジンクス破りたいですね(笑)。
2010/01/13 13:40
みさ
みささま >えっ!(・・!) マジですか?それって泣ける芝居を観てないってことなんでしょうか?映画では泣けるんですものね。 泣ける芝居に出会っていないというより、映画だと、たとえ虚構でも、自分は完全部外者って感じでジワーッとその世界に入れるんですが、芝居は生のせいか、「俳優がお芝居をしている」という意識が抜けないから、一歩引いて見ちゃうようです。客観的にしか観られない。そばでだれかが泣くと、客のほうに意識が行ってしまいます(笑)。 子供のころから学芸会でも演じるのが苦手で、役になりきる子がいると、稽古中でも自分の芝居を忘れて「どうしてそんなに切り替えられるの?」って見つめちゃう。高校のとき、脚本・演出やって、俳優としても軽い役で出たけど、俳優はすごく負担でした。相手の芝居が気になってしかたない(笑)。演出助手をやったときも、全部の台詞を覚えてたのに、代役で舞台に立ったとき、台詞が出てこない。根かっら俳優に向いてない。だから俳優さんを尊敬しますねぇ。 感動はしても、芝居そのものに感情移入して泣けないんですね。グッとくることは何度もあるんです。でも、それはその俳優の生き様とか、姿勢に感動できたり、スタッフワークに感動したり、そのときの自分の心情的なものとかいう次元で、お芝居の世界に自分を同化できないというか。かなり小さいときに、あるお芝居を観て、主人公の生き方に感動していいなー、って思ったんですね。で、そのお芝居は昼の部だったのですが、夜の部もあると知って、夜、もう一度、あれと同じことを劇場で演じるのかと思うと、スーッと気持ちが冷めていっちゃったんです。そのあと、劇団のお稽古場とか舞台袖をウロチョロする環境に入ったから、よけいに「お芝居は俳優のお仕事」という日常感覚ができてしまった。中、高はプロの俳優が学校の部活に指導に来たり、行事に来たりするし、大学生になってからも、町内会に舞台俳優のかたがいて、来月の芝居の話聞いたり、お茶の飲んだりしてると、やはり「仕事」ととらえてしまうんですね。 昔、「湯葉」という浜木綿子の芝居があって、その中でヒロインの浜が生まれて初めて芝居を観て帰ってくる場面があり、連れの男性に「あの人たち、本当にあのまま心中してしまったんじゃないんですか?」と質問し、男性が「違いますよ。あれは俳優が演じてるんです。明日もあさっても、彼らは生き返ってまた同じことを舞台の上でやってみせるんです」と答え、「まあ、そうなんですか。わたし、本当に死んでしまったのかと思ってかわいそうで泣いてしまいました」と浜が言うんです。面白い台詞だなーと思って聞いてましたが、「本当に思って泣いてしまった」というのに近い感覚が私には持てなくて、この男性に近い感覚で観てるんでしょうね。映画はフィルムなので、同じ虚構でもまた自分の感覚が違うようです。 芝居だと、人形劇のほうが感情移入できますね。人形劇で泣いたことはあります。歌舞伎より文楽のほうが感動できるという人がいるのも何となくわかる。私の曾祖母がそうでしたが。 >TVドラマは毎週一回放送するドラマだったのですか? 夜9時からの2時間のスペシャルドラマ枠だったんですよ。つまり1回こっきり。だから台詞も山場もほとんど映画と同じでした。主役の橋爪功、吉行和子も同じ。連続ドラマなら原案が同一なら映画化のときプレスリリースにもそのことに触れないわけにはいかなかったと思うんです。TVドラマのほうを観た当時、視聴率の統計を職場でとってたのですが、そのドラマ、10%前後で低かったんです。誰も覚えてないと思ったのかなー(笑)。もしかしたらまったく違う作品かも、と期待して映画館に行ったので、ガッカリしました。あそこまで同じならTVも布施さんの脚本だと思います。で、ないと、映画公開時に話題になったから、シナリオライターから訴えられちゃう。それならTVで放送したことを隠さず、公表してほしかったなー。良いシナリオなのだから、TVが先でもかまわないと思うのですが。映画界の事情があるんですかねぇ。
2010/01/13 13:04
みさ
みささま >観劇生活始まって以来の号泣でした。あんなに泣けたのは本当に久しぶりだったのではないかなー。鼻水まで出ちゃって鼻かみながら泣いてました。泣きすぎると頭と目が痛くなる。(苦笑!) 号泣できるって素晴らしい作品だったんでしょうね。 みささまは、ときどき、「泣いてしまった」と書いていらっしゃいますよね。本当にお芝居が好きで、感受性が豊かなかたなんでしょうね。 私は映画ではよく泣くけど、お芝居で泣くことはほとんどないですね。名優の舞台も数々観てるはずなのに、感心はするんだけど、虚構を離れて泣けた作品っていまだ記憶にないんですよ。 布施さんは最近TVより舞台の脚本書いてるみたいですね。「友情 Friendship」という映画の脚本も書いてるけど、同じ内容なのかしら。TVのヒットメーカーだったけど、もともと演劇科出身だから。 布施さんは「お日柄もよくご愁傷様」という映画の代表作があるけど、実は映画公開の数年前、まったく同じ内容のTVドラマを観たことがあったので、映画も観にいったら、配役もTVと一部同じで、ストーリーと台詞もほぼ同じだったんですよ。でも、当時のプレスリリースにもTVドラマのことはまったく触れておらず、構想○年の書下ろし作品ってなっていたんです。Wikiにも載ってない。当時はTVドラマが映画になることはあまりなく、(その逆はあっても)まずいと思ったのかなー。でも、たぶんTVの脚本も布施さんだったと思うんだけど。すごく面白かったので覚えていたわけで、いまでもとても気になっています。スッキリしたい(笑)。 昔、原田知世の「早春物語」を映画館に観にいったら、なぜかもうすでに少なくなっていた2本立てでもう1本が薬師丸ひろ子と三田佳子のTBS東芝日曜劇場のTVドラマそのものを放映していて、こちらはさすがにクレジットが出ましたが、映画館で正味50分弱のTVドラマを見せられるって何か損した気分でした。ちゃんと都内の映画館でロードショーだったのに。
2010/01/12 17:04
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tetorapackさま これ観にいきたかったのですが、唯一行ける日時のチケットが取れませんでした。だからtetoraさまの詳しいネタバレはとてもありがたかったです。 どなたかが書いていたようにもし2時間サスペンスでやったとしてもTVでもシナリオ賞を獲りそうな作品に感じますねぇ。 あと、日経の夕刊の連載小説(夕刊は朝刊のようなキワモノが少なく、佳品路線なので)で読みたいようなステキな作品の予感(笑)。 長田さんはこういう人間の心理をきっちり書き込んだ戯曲を書くタイプのかたなんでしょうか?かなり点の辛いかたもいるので、好みの分かれる作品なのかな。別の機会に観てみたいと思いますが。
2010/01/12 15:51
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tetorapackさま フライヤー見たら「高砂」は半能ですね。つまり後ジテのみの上演だから前半の地味な退屈しそうな部分はカットされてるから大丈夫ですよ(笑)。
2010/01/12 14:15
みさ
みささま >背中に液晶画面を付けても、テキストを配布すると客が本ばかり見るのと同じように液晶画面ばかり見てしまうような気がします。似たようなものかも。むしろ字幕は消えてしまうから、一生懸命読もうとするから、ワタクシなど、そっちに集中しちゃいますよ。本はとりあえず舞台の合間に読める。 そうなんですよね。もちろん解説文はつける前提でわたしは字幕賛成派です。基本、私は見たくないから字幕は見ないけど。能は演目ごとに謡本(台本)が劇場売店に売ってます。初心者はそのことさえ知らない。このあいだ、知らない観客に話しかけられ、教えてあげたら喜んでました。能の場合、プログラムは売ってなくて、無料プログラムがつく公演もあるけど、謡本は著作権があるので、そっくりコピーして転載できないそうです。 字幕は聴覚障害のかたとかに好評ですし、いちがいには言えないですねぇ。外国人向けの英語字幕はあったほうがよいと思います。 文楽の字幕は舞台の両隅に出る。出るようになって一度しか行ってないけど。あまり違和感がなかった。いまの人は言葉を聴いただけで字を思い浮かべられないから、字幕が助けになる人も多いようです。 歌舞伎は有料でイヤホンガイドが付くけど、これも賛否両論あって、初心者も「邪魔」という人と楽しめたという人に分かれます。イヤホンガイドは外人のかた以外、私は賛成できない。せっかくの音楽や台詞に集中しないで、イヤホンガイドだけ聞いてたって人もいるのは残念です。
2010/01/12 14:11
みさ
みささま >どうしてオペラ座なんでしょうかね?日本には日本の貴重な建築を残すべきですよね?日本人はとかく西洋の建築を真似したがるけれど、日本古来の建築をわざわざ外国人は観に来るのだから、文化財として残せばいいのに。 そうなんですよね。ある建築家は「オペラ座自体は文化財ですばらしい建築だが、なんで日本が.文化財的に価値のある自国のデザインを捨て、それをまねた似て非なる建築にするのか」という批判をしてましたが同感です。現在の歌舞伎座も何度か建て替えやリニューアルはしてるのですが、ずっとデザインは変えてこなかったんですよ。今度建てるのは、オペラ座にちょこっと似せた普通の現代建築なんです。 >まるで戦国時代、織田信長が威嚇したように。 素晴らしい比喩。気に入りました(笑)。 >それでも18時という時間帯は勤め人には厳しいですよね?やっぱ、国立劇場で高校生と一緒に勉強した方が良さそうですね。 18時というのは年寄りしか来ないからかも(笑)。でも午後7時や7時30分のときもあるようです。 >きゃるさん、ワークショップに参加されてたんですね。素晴らしいです。ワタクシ的には字幕はひじょうに有難いです。きゃるさんは字幕の件、どう考えますか? ワークショップといっても、実演するのでなく(人前で何かするのは苦手なので)懇談会と勉強会が合わさったようなものですが。観客を巻き込んだ狂言のワークショップ的公演を、tetoraさんお気に入りの野村萬斎がやってますね。これは観客もからだを動かす公演なので、一時、OLや女子大生がフィーバーしてたみたいですね。 古典芸能の字幕は大賛成です。時代が違うので、言葉の壁は何とかするべきですよね。最近、国立能楽堂は座席の背中に液晶画面を付け、そこに能の謡の詞章が出るようになりました。能も文楽も謡本や床本(上演台本)は市販されてますが、テキストを配布すると客が本ばかり見て、舞台を観ないから演者には不評なのです。でも、字幕なら支障は少ないと思うのです。 あと、多少、人や流派によって詞を変える場合があるのですが、以前は終演後、「まちがってたぞ」という誤解の苦情電話が来て、痛し痒しだったみたいですね(笑)。文楽は以前はプログラムに床本(上演台本)が付録で付いてたけど、字幕を出すようになって廃止したとか聞きました。資料的価値があったので、これはちょっと残念ですが。
2010/01/10 18:02
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