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tetorapack
きゃるさん Aプロのレビューを読んで、きゃるさんのCプロのレビューも気なっていましたが、しかと熟読させて頂きました。丁寧なレビュー、助かりました。 でも、これ書くの、時間を要したでしょ(笑)。お疲れさまでした。自分の経験からもよく分かります。でも、読ませてもらうほうは、やはり詳細なレビューは嬉しいものです。
2009/12/29 20:47
tetorapack
きゃるさん >今回、オムニバスですが1本立てでどんな作品かはわからないですけどね。 そうですね。実は私、オムニバスと言うのは、どちらかと言うと、あまり好みではなくて、やはり、しっかり1本物を見る方が基本的には好きです。でも、まれに、すごくクールな短編に当たる時もありますが……。なので、1本でどうか、観てみたいですね。 >自分は笑いやペーソスのある古風な芝居が好きなので、あれですが。 以前の公演で、「つまらない」と酷評されてるかたもいらしたので好みが分かれるかもしれませんね。 私も笑いやペーソスのある古風な芝居が好きです。それに加えれば、キンキンのハイテンションより自然な現在口語演劇、難解な不条理より分かりやすいベタ演劇の方が基本的には好きです。そして、台詞は、もちろん描く内容にもよりますが、これまた基本的には現代の若者言葉は苦手で、日本語が本来備えている素晴らしい表現力や語彙の妙味が伝わるような脚本が好みです。ミュージカルやレビューも好きですが、これらは歌や踊りが下手だとガッカリして落胆するタイプです。子どもや女性への虐待や暴力を、執拗に、もしくは軽々しく見せる演出も、もちろんそれをネガティブメッセージとして真摯に伝えている場合を除いて、嫌いなほうです。 あれれ、何書いているんだろう(笑)。要は、そんな傾向で私も好みで左右されちゃう方です、っていうことです。どうでもいいか(笑)。 >確かにひねりとかノリとか新しさはないですから「平凡」と思われるかたもいるでしょうね。 私は「平凡」については、いたって平気な方です。 それにしても、tea for two って名前、なんか英国のアフタヌーン・ティーみたいな印象が思い浮かんで、いいですねぁ。二人でお茶を入れるときは、スプーン3杯の茶葉を茶器に入れ、まず1杯目は「tea for cup 」と言いながら、2杯目は「tea for you」 ,そして3杯目に「tea for me」と言って。そんな風に心安らかにお茶の一時を楽しめるような芝居という意味で、 tea for two ってしたのかな? はい、tea for two 今後はぜひ観たいと思います。
2009/12/29 20:38
tetorapack
きゃるさん 興味深く拝見させて頂きました。これ、気になっていた公演だったのですが、いかんせん、年末の仕事の追い込みと期間がダブって、今回はスケジュール調整ができませんでした。 >年齢を重ねた人ほど深く楽しめる芝居だと思った。オーソドックスだが、ちゃんと毒のある大人のドラマが描かれている ネタバレ欄、「はぁー、こういう芝居だったんだ」と楽しく読ませてもらいました。やぱpり、観たかったなぁ。 >しかし、大根健一はどうしてここまで女性心理に詳しいのか。脱帽する。 他の方のレビューでも評判いいし、その辺のところを、次回、私めも観てきたいです(笑)。
2009/12/28 19:36
tetorapack
きゃるさん きゃるさんのレビュー、いやー、最高です。こんなに楽しく、「うん」「うん」と頷きながら、他の方のレビューを読ませてもらうのも久しぶりです。私は年末に向けて、この時期はいろいろお付き合いやら、なんやかんやの超過密スケジュールでの観劇なので、レビューも、もっと詳しく書きたいけど、それがなかなかできない中で、きゃるさんのこのレビュー、なんか自分でも嬉しくなっちゃいました。ありがとうございます! >今回、私はやはり、レビューが好きなんだなと再認識しました。 私もです。 >「ダウンタウン物語」 私も大好きな映画の一つです。アラン・パーカーの作品は好きなものと嫌いなものがありますが、この作品での彼女、凄く良かったです。ちなみに昔のことですが、仕事の関係で、彼女とは来日されたときに、おしゃべりしたこともあるんですよ(笑)。 >「新東京レビューROUGE」は60年代の映画に出てくるキャバレーのショーに似た雰囲気。 >私は本来、バンドの音楽がガンガン鳴るライブが苦手なんだけど、舞台に近いところでも心地よかったのは相当ストレスがたまってるのかな(笑)。 「フレンチ・カンカン」みたいなダンスもあるのは、まさにムーラン・ルージュっぽい。 同感です。私もガンガンのライブは苦手。また、キャバレーのショーも正直、日本では仕事上のお付き合いで何度か行ったことがありますが、それより、むしろ、今回は、欧米のレビュー・ショーの色彩ですね。私、パリでは、りド、クレージーホース、ムーラン・ルージュなど、何度も好きで観ています(もちろん女房と二人で)が、あちらでは、レビューはカップル客が断然多いですよね。日本でも、そうなるといいと思います。 >ソープ嬢のユニフォームみたいな着物姿はいただけなかった(笑) >今回、男性がトリオで出演するが、常に秋葉系男子のような冴えない役回りなのは残念。もう少し、昔の日劇や宝塚みたいにデュエットダンスでかっこよく絡めば面いが >ショーの小道具も工夫しててよかった これらはまったく同感というか、まったく同じことを感じました。 >あと、歌があまりうまくない歌手に長いバラード・ナンバーを歌わせるのは考えもの まあまあ上手い人もいたけど、そうでない人も(笑)。この点が、私が☆5個をつけなかった最大の要因です。 本当に楽しく読ませていただいた、きゃるさんのレビュー、ありがとうございました。
2009/12/26 11:56
tetorapack
きゃるさん なるほど、とても参考になりました。さすが、お詳しい。 こういった古典を題材にした芝居は、とてもリスクが大きいものです。そこに打って出た意欲は私も買いますね。 西洋でいうなら、シェークスピアとかイプセンとかを思いきった再構成とオリジナリティーで作り替えるようなものでしょうか? 私は、そういったものも、できるだけ観るようにしています。もちろん、その手法は様々ですが。
2009/12/15 14:13
ノナ
演出の野奈と申します。書き込み、観劇ありがとうございました! ここまで内容をきちんと書いていただき感無量です。 添野さんは持ち味がここ最近では存分にでていたように思います。 本当に嬉しい限りです。 演出については、紙テープなどはオリジナルで、赤いハンカチや蜩といった抽象表現しておりました。戯曲が本当に素晴らしいのでよかったら読んでみてください。 ただ、この戯曲が好きでそんな思いから公演に至りました。 その中で非力であったと思いますが、何か感じていただけたなら幸いです。 今後とも私どもを宜しくお願いいたします。
2009/12/11 22:56
みさ
たぶん、これは観られるのだろうな、と思って書き込みしちゃいます。笑 もう既にソールドアウトしちゃってて平日しか空いてないんですね?やっぱ平日、予約したほうが良いのかしら?もう前のほうのお席は空いてないのでしょうか? きゃるさんに質問しても・・なのですが。 22日までの公演なので早くしないと。ですね。
2009/12/11 11:07
アキラ
私のほうのコメントには、あちらで返信しました。 ちなみに、きゃるさんのお勧めは?
2009/12/11 07:02
アキラ
きゃるさん 同じ想いのようですね。 せんがわ劇場は、安藤忠雄さんの設計でちょっと話題になりました。 その建物と道を隔てた建物とで一体的に設計されているようで、中は(劇場しか知りませんが)意外と普通(笑)です。 外観はいかにも安藤忠雄作で、そのため(笑)、賑わい的な要素は低く、夜あのあたりを歩くのは、ちょっと寂しいです。同氏が設計の原宿のように、周りに賑わいがあれば別なんでしょうが。
2009/12/09 05:46
tetorapack
きゃるさん 普段は自分がレビューをアップするまで、他のメンバーのネタバレまでは開かないことが圧倒的なのですが、いやー、きゃるさんのレビューが目に入ってしまい、そうしたら、もうネタバレを開かずにはいられませんでした。だから、その中身に驚きつつ、拝見しました。凄い! でもって、私が感じていた点と同じことがあったり、ここをどう表現しようかと考えを私なりにめぐらせていたことがズバリと書かれていたりで、本当に凄い!感服です。 では、恥ずかしならが、これから、我が友(アルコール)の援軍を得ながら、酔いに身を任せてレビュー書きにいそしみます。ああ、でも、筆が進まなそう。
2009/12/04 22:46
みさ
きゃるさん、凄いですね。浮世絵から唐の夫人の看板女優李礼仙(麗仙)のことから、多岐に渡って本当に物知りでびっくりします。 確かに唐作品は展開が良く解らなくて・・・だからパロディーも活きて来なかったのかも知れません。そして唐十郎の芝居は「何か(誰か)を探している」人物が必ずと登場するのも知らなかったです。 そして、犬殺しを職業とする。というのはいったい何のために? 後半の部分の展開はワタクシにとって奇妙でよく理解出来なかったのですが、きゃるさんはどんな風に捕らえましたか?
2009/12/04 12:59
tetorapack
きゃるさん いやー、詳細で小さな点も見逃さないレビュー、恐れ入りました。 少し(いや、けっこう)アルコールが入っていてのコメントで済みませんが、 >マグズサムズはやはり大好きな劇団だと再認識しました。 とした上での、親心のような指摘の2点、私など、気づきもしませんでした。 >次回本公演は「宇宙もの」とのこと。宇宙ものもポピュラー過ぎて難しいと思いますが、そこをどう料理するか、また楽しみです そうですね。私も楽しみです。まだ先ですが。 >岩上が「僕は草食系だから」を連発するのは気になった。言葉では1回くらいにして、あとは芝居で見せるべき。 これは全く同感です。私も、書かなかったけど、そう気づいていました。 >やくざの曽谷(嶋則人)は本来関係ないのに、一番メモをとるのが熱心。メンバーたちからも「兄貴」と頼られるのが皮肉だ。 嶋は劇団外での客演経験も豊富でさすがにこなれている。子分の宮林(相羽タカフミ)は慶応劇研時代のクールな役どころとは正反対で楽しませてもらった。 そうでしたか。勉強になりました。 >印象が薄くて損をしているという雨水のぞみ(水澤恵美) たしかに。私は男性からかもしれませんが、そんな雨水を嫌みなく演じていることに共感するものを感じ、他の人にスポットが当たっていり、台詞をしゃべっている場合の、水澤さんの所作を注意深く観ていたら、結構、丁寧に手を抜かないでやっていた。だから、余計に好感が持てました。はい、女性には甘いです(笑)。
2009/11/29 04:41
tetorapack
きゃるさん 私も春に観ましたが、改めて今、伽ルさんのレビューを読んで、懐かしさが甦ってきました。この芝居、私は凄く気に入ったのです。だから、すごく褒めちゃいました。正直、凄いなぁ、さすが年間を通じて唐さんに指南を受けるなんて、うじゃうじゃある小劇場演劇の公演(東京だけで、毎日200~250もの公演が行われているのです。公のさる筋から聞いた情報ですが)より上手くて当たり前だとも思えました。 でも、そんな立て分けではなく、いずれにしても、未来を担う若者が演劇に打ち込む機会の増大は、それだけで嬉しいです。 追伸:メリー・ホプキン、私もレビューに書きましたが、涙が出るくらい懐かしく、この曲を聞けてよかったと思いました。
2009/11/17 02:35
tetorapack
tetoraです。 >コメントありがとうございます。tetoraさんなら、興味を持ってくださるかと密かに期待して おりました(笑) あれれ、読まれてました。でも、このレビューを読めて良かったです、ホント。 >11月の恒例行事で9月には詳細が発表されるそうなので、来年は早めにお知らせしたいと思います。 ありがとうございます。楽しみにしています。早めなら、スケジュールに組み込めるので、嬉しいです。 >慶早に負けず劣らず明治も学生演劇は盛んで良いOB劇団もたくさんありますのでよろしくお願いいたします。 そうですね。私も明治の和泉キャンパスには2度ほど演劇を観に行ってます。他にも日芸、桜美林、上智、東大、面白いところではICUの地下空港(OBですが)とか、大学名を問わず、学生演劇が盛り上がっていくことは凄く嬉しいですよね。未来の蜷川、平田よ、いや、新しい作風の未来の巨匠よ、早く来たれ!とエールを送りますです。
2009/11/17 02:25
tetorapack
tetoraです。 克明なレビュー、楽しく拝見いたしましたですよ。 >「社会に開かれた大学としての文化発信」の一環として行っている企画だそうだが、想像していた以上に素晴らしい公演でした。しかも入場無料。(中略)全然知らなかった。知ってたら全部観たかったので悔しい。 私も知らなかった。悔しい! >シェイクスピアファンのこりっち読者にはぜひおススメします。来年は「夏の夜の夢」だそうです。 はい、おススメされます。ぜひ来年の「夏の夜の夢」は観たい。きゃるさん、情報入ったら、私にもお知らせください。 >嬉しかったのは、まず、会場に入ると、中世のステキな舞台衣装を着た人たちがいる。ロビーパフォーマンスですって。 ロビーパフォーマンス。海外では、よく見受けますよね。私もシェークスピアの郷里・ストラッドフォード・アポンエイボンで芝居を観た時、また、ザルツブルクで観た時もやってました。感じいいですよね。 >学生たちの公演ですがプロスタッフと一緒に作り上げているのです。 む、む、それは凄いです。触手が動きます。今回のフェスティバル/トーキョー09秋の「演劇/大学」も、例えば近畿大の「腰巻お仙」は唐十郎さんが、桜美林大の「カサブタ」は木佐貫邦子さんがそれぞれ演出・振付を指導されていて興味深いのですが、きゃるさんの詳細なレビューを読んでいて、明大のこの企画も凄く素晴らしいと確信しました。うー、観たかった! でも、この企画の存在を知ってよかった。ぜひ、ぜひ、次回は行きたいと思います。ホント、情報入りましたら、スケジュールの件が心配なので、1ヶ月半くらい前に教えて頂ければ幸いです。はい、甘えてます。もちろん、自分でもアンテナを張ろうと思いますが(笑)。
2009/11/15 11:58
tetorapack
きゃるさん あらら、お任せされちゃった。でも、考え直してもらったらしくホッとしましたです。 でも、これは観ますので、必ずレビュー致します……という決意です。はい、決意。
2009/11/13 23:53
tetorapack
きゃるさん、そして、冨坂友さん 本当に、本当に嬉しいです。 まずもって、こうした意見の交換が出来ること自体、コリッチへの感謝とともに、自分には至上の喜びです。 何故なら、これまた一般論ですが、日本人って、よく「ええ、そうですよね」と裏腹な返事をして、他を尊重しつつ、自分の考えはしっかりと述べ、それに対する真摯な応答があれば、またそれを尊重するというような行動が私は大好きなんです。いつも、自分もそうありたいとも思っています。 それを前提に、きゃるさんの思い、胸にジーンと迫りました。演劇を、喜劇を愛してるんだ、と確信しました。 >私も「喜劇は本来こうあるべき」とか思ってるわけではありません。言葉足らずで申し訳なかったのですが。ただ、率直に言って、昔、子供の頃に観た浅草や新宿コマの喜劇人まつりに来てた客のほとんどは「ここはひねりがあったほうが」なんて考えて観ていなかっただろうし、単純に面白いか面白くないかで客は反応してたということです。 >父は喜劇の研究家でもあったのですが、喜劇を見るとき、私はこの幼児体験をいつも思い出します。まったく笑えない作品ならともかく、観終わって楽しければよしとします。 よく分かりました。それにしても、いいなー、お父さんとそんな経験を小さい時から出来たなんて。私には、まったくない経験です。まあ、たまに女房を観劇に連れて行くくらいです(笑)。そうした経験の上での喜劇への愛情、感動しました。 >私は喜劇に関しては「ひねりがあればもっと面白くなるのに」とか踏み込んで考えると、楽しめないんじゃないかと思うんです。 そうですよね。基本的には私も同感です。楽しんじゃった方が勝ちです。お金を払って楽しみ、爽快感、元気を得ようとしているんですから。きっと、この作品は、何度も観ている結婚式もの、そして、映画もあれほどヒットした作品だけに、私も期待とともに雑念が入り過ぎていたかもしれませんね。 >同じことは娯楽映画にも言えることで、幼児のころから親に連れられて大人に混じって毎週のように映画館に行って観てたんですが、普通の観客はもっと気楽に楽しんで観てたプログラムピクチャーと言われる作品にまで後年「アングルがどうの、テキストがどうの」と評論家が書いてるので、当時の映画関係者に話を聞いたら「昭和30年代の客があんなこと考えて観てるわけない。 ナンセンスで腹が立つ。彼らには娯楽映画の本当の面白さがわかってない」と怒ってました。 >東宝の社長シリーズも軽演劇の映画版です。ひねりもないマンネリ喜劇で、わかっているけど可笑しい。この映画、最近の若い人は映画館で笑わないですけど。 うん、これも同感です。せっかくの機会ですから、正直に書きますが、私も小学生の高学年のころから、3歳上の姉の影響で、映画(おもに洋画)が大好きになり、お小遣いの大半を映画に使っていました。親なんか連れて行ってくれいないので、もっぱら一人。で、すごく好きになってしまったのが加山雄三の若大将シリーズです。中でもモスラ対ゴジラと2本立てだった「エレキの若大将」は感動で3回も観てしまいました。小学生でした。実は大学を選んだのも、この影響が大きかったのです。で、初めて自分で買ったレコードが「君といつまでも」と都はるみの「涙の連絡船」。はい、ちっさな頃からロマンチストだったのです(笑)。「ローマの休日」とか、「風と共に去りぬ」とか何回観たか分かりません。でもって、今から考えると、ひねりとかは関係なく、自分は感動していました。今は、加山さんが好きということはありませんが、でも、若大将シリーズを単純だとか、捻りがないと言われると、たしかに「ちょっと待ってよ」と一言申したくなる気持ちは変わっていません。単なる喜劇として、そして、誰もが憧れるハッピーエンドものとして、超マンネリと言われようが、私には、大切な青春(いや幼少)次代の宝物なんです。 大学時代、一番の希望は映画評論家になりたかったんです。いや、ホントです。評論したいんじゃなくて、映画をしこたま観られて仕事になるなんて……と、せこく考えていただけです。 それが、仕事がら、映画はフリーで何でも試写に行ける今、年に数本しか銀幕のスクリーンとは対面しません。舞台芸術の素晴らしさにはまり、その時間がありません。皮肉です(笑)。 脱線しましたが、そんなことを思い出しました。 >この作品も観る目のあるかたから観たら、ひねりがないかもしれないけど、ひねってなくても 成功してる作品ではあると思います。 そうですね。私も成功していないとは全く思っていません。面白くなかった訳でもありません。だからお薦めマークも付けました。「ただ、もっと…」と欲張りたくなってしまったのも事実なんです。 まあ、きゃるさんもお分かりでしょうが、私も基本的には、分かりやすさ好み、ハッピーエンド好み、上品さ好み、自然さ好み、現在口語演劇も好み、コメディも大好き、情感ある悲劇も好み……反対に、不条理はすごく洗練されていないとダメなほうで、やたらキンキンのハイテンション絶叫劇は嫌い、どことなく観る側そっちのけの作り手自身だけが満足するようなマスターベーション的演劇はもっと嫌い、エロスやバーレスクは好きだけどポルノは肌に合わない、といった単純なタイプです。あと、いいなぁーと思うと、すごく感動し、応援したくなってしまう方です。 なんか今回のやりとりで、やっぱり、その気持ちを大切にしていこうと改めて感じました。ありがとうございます。 ◆□◆ さて、冨坂さん わざわざ私にまで、メッセージを頂き、感謝です。 >その中で、tetrapackさんがピンチの連鎖していく様を見つけてくださったところは嬉しく思います。そしてまた、予想の範疇でおさまってしまったことに関しては、正直もう「おっしゃるとおり」で、そこも超える笑いに繋げられればよかった、という反省ですね。 いえ、たまたま私は、そう感じただけです。でも、受けとめていただき、なんらかの今後の糧になれば、それに過ぎたる喜びはありません。ただ、この作品は、マチネで観ましたが、ちょっとアルコールでも体内に入れて、よりリラックスして観ればよかったかな、なんて……。やっぱり楽しさを五体いっぱいに感じた方が「お得」ですものね。 でも、よかった展開もありましたよ。私のレビューに書いた通りです。それに舞台と使い方、接客態度も心地よかったのを今も覚えています。 こうして劇団の主宰さんまで参加されてのコメントの双方通行、いやー、いいですよね。反応って、すごく嬉しいものなのです。私にとって。そして、きっと、きっと冨坂さんにとっても。 今後も大いに期待しています。ぜひ頑張ってください(わざわざ言われなくても、頑張って下さると思信じていますが=笑)
2009/11/10 02:53
トミサカ
きゃる様、tetrapack様、ありがとうございます。「余命1時間の花嫁」脚本演出の冨坂です。 本来、作品で回答するべきだという思いはあるものの、あまりに面白かったので書き込みさせていただきます。 本作は、前作の「死チュエーションコメディ」と比べて、伏線が回収される、ネタがリンクしていくタイプの笑わせ方よりも、よりくだらない出来事が単発で起きていくような笑わせ方の作品だったと自分でも思います。 その中で、tetrapackさんがピンチの連鎖していく様を見つけてくださったところは嬉しく思います。そしてまた、予想の範疇でおさまってしまったことに関しては、正直もう「おっしゃるとおり」で、そこも超える笑いに繋げられればよかった、という反省ですね。 今回は、「くだらない部分をよりくだらなく、そしてその裏にある『でも花嫁は死ぬんだよ』をしっかり見せる」というのが脚本の意図でした。そしてきゃるさんが「くだらなく」の部分をキャッチしてくれたのだと分析しています。自分は、「シチュエーションコメディというジャンルを純粋に笑える喜劇に戻したい」との思いもあるので、喜劇としてみていただき、楽しんでいただけて幸いです。そこの評価を頂いたので、逆に『でも花嫁は死ぬんだよ』も伝えたかったところではありますが。 CoRichの書き込みが「口コミ」や「劇団へのアンケート」を超えて「場」になったという点が(きゃるさんのお父様の言葉など、とても面白くて嬉しい話がきけました)、作品が公共のものになったのを目の当たりにした気がして、とても興味深く、ありがたかったです。 次回作については、喜劇として「ひねくらない」ものでありながら、公演全体では「戦争」「空襲」から逃れないものを考えております(おそらく構造としては死チュエーションコメディと似たような連鎖系のコメディになると思います)。 皆様の意見を受けての次回作にご来場いただければ幸いです。 長文失礼いたしました。これからもよろしくお願いいたします。 アガリスクエンターテイメント主宰 脚本・演出:冨坂友
2009/11/09 18:58
tetorapack
きゃるさん これは割れましたね(笑)。 「観てきた!」全体としても、今現在も評価というか感想が割れているようで。まあ、これも自然で、逆に、これだから芝居は面白いし、それぞれの評価や感想があっていいのは当たり前ですから。 >何かとひねりをきかそうとして面白くなくなっているコメディの多いこと。 たしかに、それは言えますね。でも、捻りが効いていて絶妙な作品もまた多くあります。 >下手なひねりなんかいらないんです。何でもひねりを入れないと凡作のように言う風潮は嘆かわしい。そう考えるのは本当に喜劇の楽しさがわからないからではないかと思います。 下手なひねりは、たしかに無い方が素直かと思います。 ただ、「何でもひねりを入れないと凡作のように言う風潮は嘆かわしい。そう考えるのは本当に喜劇の楽しさがわからないからではないかと思います」との記述については、私は少々、考えを異にします。もちろん、そうした考えもまた尊重されるべき見解と認めた上で、私のレビューにも関連している点もあるかと思いますので、少々、私なりの考えを述べさせてくださいね。 まず「何でも」ではないという点です。「ひとくくり」にはできないのではないかと。そして、「ひねりを入れないと凡作のように言う風潮は嘆かわしい」との思いは、きゃるさんの演劇に携わる側への親心のような思いを感じますが、同時に、けっして風潮などではなく、というか、私にとっては風潮などどうでもよいのですが、「素直でよかった」という感想もあれば、反対に「捻りがほしかった」という感想も、ともに観た側が率直に感じたことであり、ともに認められるべきものであると思うのです。 そして、「コメディとは本来、こうあるべき」というような「くくり」ではなく、あくまで「この作品」に感じた感想が割れているという次元の話ではないかと思うのです。 その上で、この作品については、私は「もう少し、脚本として練り上げられた何かというか、捻りがほしかったなぁ」と、これまた素直に感じたということなのです。 従って、「そう考えるのは本当に喜劇の楽しさがわからないからではないか」という点については、少々、考えを異にします。喜劇であろうと、悲劇であろうと、また、演劇であろうと、映画であろうと、そうなのですが、基本的に、何を楽しいと思ったか、面白かったか、そうでなかったか、満足できたか不満足だったか、これぞ秀作、いやそうではなく凡作、といった感じ方は「観た人」それぞれに自由・平等に委ねられる感覚であっていいと思います。だから、両者の感想が混在すること自体はそれで全くよいと思うのです。コリッチでも大きく評価が割れる作品もありますよね(笑)。 ただ、、「そう考えるのは本当に喜劇の楽しさがわからないからではないか」とまでなると、「本当の喜劇の楽しさを分かる」とは、定義づけるべきものなのか、という点も含め、私は難しいことは分かりませんが、私は、ちょっと違うかなと思いました。 まあ、芝居は極論すれば、自分が楽しめたら、他人がどうであろうと、それが幸せというのが私の考えです(単純=笑)。少し前に舞踏における玉石混交の現状について、きゃるさんと問答させて頂きましたが、どんなにお偉い評論家さんたちが「石」と言おうが、自分にとって「玉」であれば、それが自分にとっては最高かと。と同時に、「石」と見る方々の見解もまた認められて当然かと。芸術への感想とか評価って、そういうものなのではと思うのです。私はモネの絵は大好きですが、エゴンシーレは興味あるものの、あまり好みではありません(そのくせ、よく観に行きます=笑)が、モネは嫌いだけどシーレは最高と言う人もいて当然なのです。つまり、他の人は良いと褒めていても、自分はこうあってほしかった、というのも、これまたあっていいと思うのです。私は、そこまでで止めておいていい話ではないのかなと思うのですが……。 私の「観てきた」は、よくコメントを頂いた中で書かれていることなのですが、一般のコリッチ・ユーザーに読んでもらう角度で書く部分だけでなく、劇団側への感想という角度が主となるものもあると言われますが、この劇団側への感想では、相当に厳しく書くこともありますが、あくまで「率直」 な感想を旨としています。ここを曲げたら、劇団側にも返って失礼だと思っています。また、せっかく時間を使って書いているのですから、私にとっても意味がありません。と同時に、一般の他のメンバーのレビューについては、すべてを尊重致しています。同感だった場合は、素直に嬉しくて、よくコメントを入れたりもしますが。 コリッチにおいて、私は、今回のような意見を交換できるのも、また嬉しいひと時です。 長くなってすみませんでした。では、またです。
2009/11/08 14:28
tetorapack
ワダ・タワー、そうですね。 私も6月には赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派),主演の「イヌ物語」を下北のシアター711で見ましたが、そこでもワダ・タワーが「カラス」とはまた違った個性派ぶりを発揮していました。 クロカミショウネン18は頭に入れておきます。私に合うかなぁ?
2009/11/06 13:29
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