実演鑑賞
満足度★★★★★
観てきたコメントを記載するの忘れていました
ナイト1回、ルーク2回の順で計3回の観劇でしたが5人がシングルキャスト
他の方全てがダブルキャストと言う展開では、ナイトチームのバランスの良さ
全員の一体感がとても巧みで、演技力が存分に感じられ1度見ただけでも流れが伝わりました
逆にルークチームは個々の演技に不揃いさの様なものを感じるチームの印象で
シングルキャストの5人が同じでも、他の方が入れ替わると こんなに違う印象感じる舞台になるんだ!
ある意味完成度という点では今1つな感だったのですが、翌日2度目に観た千穐楽のルークは
皆様の気持ちの入り方が別物で、その個性が光り伝わる熱い舞台に、良き時間になりました
この変化は嬉しい誤算、時間的に可能ならナイトチームの千穐楽も観たかったです
ネタバレBOX
まず演者様の中でともかく引き付けられたのは
全ての発言や行動からヴィランとしての存在感が物凄かった
零湖先生役の斉藤ひかりさんから目が離せない存在で唯一でしたし
ナイトチームの江藤萌生さんの舞台とは一線を画す自然体の演技と
零湖さんと対峙するシーンで一気に溢れこぼれ落ちる涙に役者としての凄さ伝わりました
そしてルークチームでは、高校生推理小説家の脳内で動くキャラな設定の友峰探偵事務所の2人
ナイトチームとは全く別の演技とキャラで演じてくれたのですがこれがとても良い!
現実側のキャラとのギャップがルークチームの中でも持ち味となって生きてました
山城なつみさん、高島一菜さん、2人のコンビに終始笑顔になれて楽しませて頂きました
大勢が1つの場所で語り合いながら進む、素晴らしい舞台をありがとうございました
実演鑑賞
満足度★★★★★
初見の方を連れて行ったりしつつ4回観劇させて頂きましたが
高島一菜さん初の、今の自分の表現している歌に対して悩むダウナーな役
そこから前を向き今の自分を全てぶつけて歌う姿とその歌声は
自分の中にある涙溢れ差すのに十分な素晴らしさでした
周りを固める演者様も若さ溢れる布陣で、個々の存在感もしっかり出しつつ
1つの世界観と景色をまとめあげて下さった最高の舞台でした
ネタバレBOX
2015年9月、多くの方からあこがれる歌手ナナミ
自分の歌は皆に届いているんだろうか…そんな悩む気持ちのまま
プロとしてのデビューがかかったお披露目LIVEの前、仲間のバンドとステージに立ち
気持ち切り替えようとした時。いきなりの停電と共に自分だけなぜか10年後の未来へ
そこには当時自分にあこがれていた小学生ユニット「アイアンクロウ」の子たちが大きくなった姿が!
いきなり消えたナナミを叱咤する子もいる中、何をしてたのか心配するライブハウスのマスター
ナナミの所属したいたバンドは他のVocal入れ頑張っていたが3年後に解散した・・・など
自分の居なくなった10年、その結果自分が歌う事で周りの方にどんな意味を持っていたのか
皆の想いが少しずつ伝わり前を向いていくナナミ、でも過去に戻る方法が分からない…
そんな時なぜか、小学生だったころのアイアンクロウメンバーも未来へ飛んできてしまい
10年後の自分達とは知らずにブッキングして行く事で始まるドタバタ展開の中
あるきっかけで10年前のお披露目の場所に戻ったナナミ…それを理解した瞬間
自分のすべきこと今届けられる最高の歌声をマイクを通して皆に届けるのだった…
タイムリープ物ですがそこに重点を置くのではなく
人と人が信じ繋がることが自分にどれだけ歩み続ける力になっているのか
そんな大切さをナナミが歌った「♪Re:verb」から気持ちが全て届く
エモさがいっぱい詰まった熱い作品でした