harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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VAMP ~魔性のダンサー ローラ・モンテス~

VAMP ~魔性のダンサー ローラ・モンテス~

ネルケプランニング

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2014/08/24 (日) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★★

観にいった甲斐有り
予想外に早乙女太一の殺陣があり、殺陣好きとしては嬉しい限り!!相変わらずしなやかで美しい!台詞はないがその存在感!!秀逸!!そして中川晃教の美声が響き渡る。これだけでも観にいった甲斐有り!!主役の黒木メイサ、さすがに美しいが、動きも芝居も硬さが目立つ。もう少し“しなやかさ”“艶っぽさ”などがにじみ出れば、もっと効果的だっただろうと思う。またセット、映像の組み込まれた迫力のある作り。しかし少しくどい気もする。芝居より映像のインパクトが大きくては、舞台の意味がない。と言いつつイイ男揃いの舞台は見応え有り。

空 -SORA-

空 -SORA-

劇団ZAPPA

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/08/21 (木) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★


素直に良い舞台を観たと感じました。再演だけにしっかりと内容が出演者に同化しているような、そんな気がします。また海舟の今と過去の小吉が交差する、その作りがまた良い。彼らを通してその時代の“不条理”が見えてくる。また決して諦めない明日も見えてくる。心が揺すぶられて、すーっと涙が出ました。こんな涙ならまた流してみたいと思う、そんな舞台でした。

Lenz~桜の中に隠れた烏~

Lenz~桜の中に隠れた烏~

RayNet

青山円形劇場(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

ゲネ観劇
切れのいいバリエーションのある殺陣に比べ(多少タイミングのずれはあったが)話の展開はぐだぐだして、話だけなら“飽きる”。しかもまだ各々の役がこなれていない。ゲネ観劇だったので仕方ないかと思いつつ・・・曖昧に終わってしまったことの多い舞台だった。イケメン観て、まぁいいかということで終わった。

神と遊べば

神と遊べば

コロブチカ

小劇場B1(東京都)

2014/08/19 (火) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しんで
大仰な内容。しかし、世界が狭い。あれだけ有名どころの神を出して、地方の都市だけで終わるのはねぇ。もっと全世界規模で大騒ぎしようよと思った。神はギリシャ神話でも日本の昔話でも人間臭い。だけど、それでも神ならではの威厳とか神聖さは欲しいと思う。残念ながらあまりにも人間臭さしか匂ってこない。頭に葉っぱをつけているかいないかで、差が付く程度のその性格設定はちょっと甘いかな?まぁ神とは人間の思うもので或る意味人間の分身なのかもしれないが・・。
と、言いつつかなり楽しい!!動けるし、芝居もこなすメンバーが揃っている。この劇団の独特の雰囲気も活かされていると思う。ステージの大きさに対して出演者が多いが、うまく整理されていると思う。キャラもかなり個性的、ついつい笑わされてしまった。単純に楽しんでは如何でしょうか?

花、走る!

花、走る!

ユーキース・エンタテインメント

サンモールスタジオ(東京都)

2014/08/19 (火) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

大熱演!!
“おバカな奴らのおバカな物語!ファアンタジックおバカコメディー!!”確かに説明どおりのおバカな話。受けない笑いネタも多数。しかし、なんというかそれを汗流して、必死になって演じているキャストには感服!!後半は圧倒されるというか、物凄い迫力でした。特に林修司さん、目が血走るくらいの大熱演!!お疲れ様でした。

渋谷金王丸伝説・スペシャル版「冒険の章」 カブキ国への誘い

渋谷金王丸伝説・スペシャル版「冒険の章」 カブキ国への誘い

フジテレビKIDS/渋谷区

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2014/08/15 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★

もっと分かり易い構成は出来なかったのだろうか?
子供向けと言えば子供向きかも知れない。しかし、話が分かりづらい。歌舞伎の所作や説明など猿弥さんが笑いを交え、丁寧に説明していたが、日舞のシーンなどで流れるシーンも多く、何を表現しているんだか、プログラムを見なくてはわからない。ヒーローものならヒーローものらしい話の展開があるのでは?主役がステージ上にいない場が多く、冒険しているのはいったい誰なんだといいたくなる。ロックな舞台という事でダンサー起用だったのかも知れないが、思いっきり踊れるシーンはガチャピンと一緒のダンスだけ。あとは添え物状態でせっかく踊れる人たちが気の毒になった。いろいろ狙ったようだが、ハズレが多かったように思う。

山犬

山犬

OFFICE SHIKA

座・高円寺1(東京都)

2014/08/07 (木) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

結局・・・
怖いのは“人の狂気”だなと痛く感じました。“震えるほど恐ろしい”・・・“生臭く気持ちが悪い”の方が強かったのではと思います。だからと言って面白くないかといえば“面白い”。観ているうちに体に力が入るほど舞台に釘付けになっていました。特にISOPPさんの動きには感嘆!!軽く自在、そして寂しさを感じて切ない気持ちになってしまった。見応えありです!!ちなみに暫くカレーは食べられそうにありません。

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

「劇」小劇場(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★


軽い題名、しかし内容はかなり重い。死んでしまったもの、それへの想いを持つもの、双方の悲しみに溢れていた。取り残された者達の行き場のない想いが引き寄せる念、それが今そこにあるのか、ずっとそのまま残されたものか、それは分からない。救いを求めているのはどちらも同じ。不思議な空気が流れ続け、やがて、どちらもそこから離れるときが来る。生きていること、どんな人でも一人ではないということ、しっかり感じさせる作品だったと思う。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

お初です。
お初です。芝居はレベルに差があり、ダンスはお世辞にも上手いとは言えない。しかし、観客を楽しませようとする徹底し姿勢がいい。また裏側のドタバタはなんとも観ていて胃が痛くなる気がした。私にはうまく入り込んできた舞台だったと思う。もう少し全体のバランスが良いともっとすんなり観れる気もする。

The Kaidan アルプス一万尺 Final

The Kaidan アルプス一万尺 Final

劇団 CAT MINT

シアターサンモール(東京都)

2014/07/30 (水) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

Kaidan
“ 怪談”じゃなくて“Kaidan”。だから軽い話ばかりで・・・怖くない話ばかりで・・・。
しかも最初から彼らが何者で、なぜそこにいるのか?分かり安すぎて、ミステリーという言葉が、意味なかったように感じる。ステージの使い方、メインのメンバーが客席から遠い。逆の使い方でよかったんじゃないか?と思わないでもない。

窓に映るエレジー

窓に映るエレジー

ジョンソン&ジャクソン

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

あぁ人間って・・・。
あぁ 人間って・・・ラストの池田さんを観て、そう言葉が心の中に浮かんだ。
大爆笑という笑いではなく、ふっと噴出してしまうような笑いが絶えず続き・・・・こういう味はなかなかないなぁ・・・と芸達者揃いの舞台を楽しむ。普通なら食いつくようなネタが軽々と交わされたり、あり得ない納得があったり、逆突っ込み。通常のコメディーとは笑いのつぼが違う。シュールな笑い、ふっと思わず漏らす笑いがこれでもかと続く。反面、なんともむなしい、人のおろかさが否応なく表現されていた。

owl children

owl children

株式会社Legs&Loins

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鴟梟-sikyo-
前半は登場人物の背景や人間性がいまひとつ見えず、戸惑った。話の流れも少しすっきりしない。しかし、後半になると、どんどん突き刺さってくる台詞が増え、(特に“大人は子供に害を与えます”この台詞は忘れていた過去と今の自分を鷲掴みにした。)心に痛いそれらが続き、曖昧だった前半の?が蹴散らされていく。話の全面に血生臭い光景が続く。だが、居酒屋ベースボールの舞台独特の空気、どこか乾いたそれは、その血生臭さがべたべたまとわり付くことがない。時々うっとなることはあっても、目を背けたくなっても、そこから立ち去りたい気分にはならない。ただ彼らがどうなっていくのか?それだけを追い続けていたような気がする。

0号 -2014-

0号 -2014-

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

田中良子さん
戦争が絡むと、どうしてもやりきれない切なさが付きまとう。歌やダンスがあって、陽気なキャラや、癖の強いキャラが出て、どんなに笑いをとっても、それは響いてしまう。ならば、やりすぎのくどい笑い狙いのものなどなくてもいいんじゃないかと、ついつい思ってしまう。それらがなくてもしっかり成立した舞台だと思う。ほんわりとした田中さんの語り口、これだけでも充分感動してしまう。出来れば彼女に老いも若きもひとりで演じて欲しかった。

プライム輪舞曲

プライム輪舞曲

クリエイティヴ零-ZERO-

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

黒のエンディング
実はあらすじ読んだときは、もう少し深いお話かと思った。幸せというより人の欲の話。だとしたら、当たり前のみんなが良かった良かったのラストより、人の浅ましさやえげつなさが見えるラストがあるのは、なかなか良いんじゃないかと思う。懐かしの某ミュージカルネタがいろいろ出てきて、かなり楽しかった。少々落ち着き無くドタバタしっぱなしは疲れるが、ストーリー組み立てが面白かったのでオマケで星四つ。

やめらんねぇ

やめらんねぇ

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★

疲れた
劇場には笑い声が溢れていた。が、どうも笑わせよう狙いが強すぎて・・・濃い・くどいキャラが多く、少々閉口。これをやれば笑いが取れる的なネタも多すぎる。ナチュラルな笑いではないんだねと癖の強い笑いに疲れた。主役の加藤君、かなり買っている役者だが、このフィールドは彼の場所ではないような気がする。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

王子MON★STAR(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

更なる感動
ワーサルから二度目。なのに馴染むというか居心地のいい空間。前回とは違う角度から観劇。前回見えなかった表情がいろいろ見えてくる。そしてこのスペースの隠れた造りに驚かされ、それを上手く使った演出がさらにこの世界に不思議な魅力を加えている。5人の登場人物は自由に動き回り、心を引っ張っていく。前回より更に深く、この世界に入り込み、ラストには涙がこぼれた。

鎌塚氏、振り下ろす

鎌塚氏、振り下ろす

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ともさかりえさん
コメディー、お得意な方たちが名前を並べる中、“ともさかりえ”ドラマでしか観ない女優さんで、わたし的には舞台にイメージがない。今回その考えが完璧に覆りました。メイド姿、清楚で可憐、そしてキュートなコメディアンヌ!!何気に起こすあれこれ、こんなにも間合いのいい女優だったとは・・・。もちろん三宅さんの動きの良さ、ベンガルさんのボケっぷり、見所いっぱい。演出も回転するステージのテンポにせりふが絡む辺り、上手い!!上質のコメディーでした。

Peach Boys

Peach Boys

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★

特徴なし
話の展開はよくあるタイプ、目新しさは無い。芝居はステージの広さを十分に使い切らず、あちこちに隙間を感じた。若手出演者の熱意は感じるが、それが充満するのではなく、拡散してしまう状態。登場人物のバックボーンがはっきりせず、上っ面だけで話が終わってしまっている。時間を長くしても登場実物ひとりひとりに食い込んだ部分があれば、もう少し観る側に理解させることの出来るものになるのではないかと思う。殺陣をほめている方もいるようだが、私からすれば、全体的に軽すぎ、形だけの殺陣が目立つ。確り身についた出演者もいないではないが、相手がこの状態では活かせずというところだろうか。

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く

LiberalFamiliar

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

風景が感じられない
まぁこんなものでしょ!!そんな風に思いながら観ていた。塩崎さん(彼のダンスと殺陣は良かった)以外、特にこの人!と思う方もいない。話は良くあり。どうにも話の進行に伴う背景が見えてこない。どこがどこなのか、場面場面のそこは、いったいこの建物のどの辺りなのだと疑問が浮かぶ。どうにも風景が感じられない。しかもはけてすぐ出てくるタイミングが早すぎるような気がする。それでもラスト近くになって女性陣がめきめきいい芝居を始めた。特にカレン、登場の際には無い、暗いものが吐き出されいくシーン、ここはなかなか良かった。

おんまさん

おんまさん

ゑんドコロ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/01 (火) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

脇キャラ
脇キャラで成り立っている舞台だなと、1番強く感じた。芸達者な熟年組、味のある芝居、そして、展開が面白い。向かう先は見えているのだけど、そこへ行くまでの話の転がり方、あっちへこっちへ意外なバウンドをして落ち着くまでが絶妙でした。

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