農家の娘の観てきた!クチコミ一覧

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マイ バニシング ポイント

マイ バニシング ポイント

キューブ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/08/31 (火) ~ 2010/09/03 (金)公演終了

満足度★★★

みた
最終日に見た。
特別ゲストに救われていたと思う。

チラシで見た「劇団 松田優作」を楽しみにしていったが、全然期待を超えてくれなかった。

面白いことをやる前からくすくす笑う馬鹿な連中がいて残念だった。

誰も寝てはならぬ 

誰も寝てはならぬ 

国道五十八号戦線

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

満足度★★★

1回こっきりなら
1時間15分。
当日券2000円。
これ以上長くても高くても、たぶん不満。
そのぎりぎりでの実験に思えた。

ネタバレBOX


自分がまるで笑えない芝居で、周りがやたら笑い声をあげている舞台に出くわすたび、きっとこの芝居のメッセージを思い出す。
春琴

春琴

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度★★★

なぜ、今、  
原作はずっと前に読んでいました。
映像化されたり、パクられたりした手垢まみれの作品で、かつ、さほど緩急に富んだ物語とも思えないので、この評判の高さはなんだという気持ちで舞台を見つめました。

綺麗でした。
斬新でした。
想像の枠をはみ出してくれた場面もありました。

しかし今なぜ春琴抄なのか分からず、読書による脳内イメージを揺さぶり続けてくれたかと言えば、物足りなかったのでした。
広く勧められる作品というわけではないと思いました。

OTOなOTO

OTOなOTO

大川興業

ザ・スズナリ(東京都)

2009/10/02 (金) ~ 2009/10/05 (月)公演終了

満足度★★★

必然性
これまでの3回はどういうものか知らないけれど、暗闇でやることの必然性に乏しかった。でも、面白いことのできる余地はまだまだいくらでもあるように思う。

『LUXOR』『読後感』

『LUXOR』『読後感』

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2009/06/17 (水) ~ 2009/06/21 (日)公演終了

満足度★★★

2本立て
片方は話がいささか強引で、もう一方は引用が多くて頭でっかちな印象。
役者さんはすばらしい人たちがそろっているので、今回は少し残念。
素晴らしすぎた前回と、どうしても比較してしまいます。
とはいえ、ひりひりする空気感は健在。
次回に期待します。

エレジー

エレジー

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/19 (水)公演終了

満足度★★★

みた
役者陣がいいものを見せてくれた分、場面転換の雑音が残念だった。この作品には、きちんきちんとした美術より、(たとえばイキウメが得意としているような)柔軟に転換できる装置を考えた方が良かったのではと思った。
また、笑いを誘う場面が散りばめられていたから、3時間近くを乗り切れたが、一方で、本来はもっと暗く、静謐な雰囲気のまま進んでいく作品かも知れないと感じもし、少し違和感があった。一幕での人間関係の成立過程に、結構な力技を感じたが、戯曲のせいか演出のためか分からなかった。

どうじょう

どうじょう

コマツ企画

OFF OFFシアター(東京都)

2010/10/23 (土) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★

みた
役者みなさんそれぞれ目をひくし、笑う。
でもあとにあまり残らない。

前々作「背伸び王」がいまだに心の深いところに残っていて、どうしても比べてしまうせいだと思う。
来年の作品にも期待。

バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!!

バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!!

バナナ学園純情乙女組

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/11/01 (火)公演終了

満足度★★★

みた
待望の初見。楽しかった。というか楽しんだもん勝ち。

ただ、紅白というだけでなく、更に色分けするとかして、もっとひとりひとりの顔が見えてくる作りをしてもらえたら嬉しかった。

時間は丁度良かった。

黄色い叫び(再演)

黄色い叫び(再演)

中津留章仁Lovers

タイニイアリス(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

みた
前半は臨場感があった。後半に進むにつれ、

ネタバレBOX

人物造型が薄っぺらになっていった気がした。
やたら物分かりがよくなり、解決まで時間がかかりそうな問題が都合よく収まり出し、せりふはプロパガンダ色を強めていった。時間の長さも相まって、最後の主人公のせりふで決定的に萎えた。
前半と後半、同じ人が書いたとは思えないような違和感が残った。
海辺の日々

海辺の日々

弘前劇場

新宿シアターモリエール(東京都)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★

みた
柴山大樹という役者が素晴らしい。もっと色々みてみたくなる。
一見おいしい役と見えるものも、役者に力が無ければそうは見えない。当て書きなのかもしれないが、役を自分に引き寄せる力のある人に見えた。

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★

悲喜劇

両方、観た。

どちらも、登場人物が出そろうかその前に筋が読めてしまったのが残念だった。もっと裏切るか揺さぶるかして欲しかった。

ドナーは悲劇で、レシピは喜劇。でも見せ方によって逆にもなるんだろうと想像してみる。

翻案劇 サロメ

翻案劇 サロメ

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2009/10/19 (月) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

コラボ?

海の向こうで生まれた芝居にこの国の音楽をくっつけてコラボを売り物にするなら、日舞とコンテンポラリーダンスのコラボというのも、せっかくだから挑んでみてもらいたかったような。食い合わせがよくないのかな。

思ったよりすんなり過ぎてしまったような。

もっともっと型破りなものを期待していたんだと思う。

露出狂

露出狂

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★

みた
観た後で1人1人が印象に残るのは、作家のバランス感覚と役者の瞬発力のたまもの。
以前観た中屋敷作品が好きすぎて、どうしてもそっちと比べてしまうけど、次回もまた観たい。
七味まゆ美はかわいいなあとおもた。

ネタバレBOX

悪ノリとほのかな郷愁。
これもバランス感覚か。
リタルダンド

リタルダンド

キューブ

PARCO劇場(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

みた
チケットがもっと安ければなあと思った。

ネタバレBOX

人々それぞれの背景はバランスよく描かれているのに、妻だけがぼんやりしている。
だから2曲目で、神様とかこの世は薄っぺらいとか訴えるように歌われても、彼女の悲しみに寄り添えない。
2幕の初めでようやく妻に焦点が当てられるかと思わせて、やっぱりぼんやりしたまま。なぜ夫にそうまで尽くすのか、ゆらぐ時はなかったのか、見えないまま幕は閉じた。高橋由美子演じる部下に感情移入しやすくできている分、なおさら気になった。
蟹

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

みた
以前みた『黄金の猿』と結構なんやかやとかぶってて、だからもっと意表を突いて欲しかった。
中盤の、芝居が下手云々のくだりがすごく良かった。ああいう人物の使い方の意外がもっとあれば。
会場も、役者もすごくいいから、欲を持ってしまう。

北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★

みた
今回も、会場を入って受付に至るまでの階段に、ひとつの演出があった。
客を早くも物語世界に招こうとする試みがとても好きだ。

開演後の演出も、作家が楽しんでいるような、挑んでいるような感じが伝わってきて、いい。
映像を使わなくても、映画みたいな見せ方はできると教えられる。それがまたしつこくないから、いい。

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 アトリウム前広場(東京都)

2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

もったいなかった
開演前の深井さんらのサービス精神が、気分を盛り立ててくれた。
が、始まってみると、音楽のボリュームが大きすぎて、歌声が聞き取りづらい。
野外であるから、ただでさえ歌声には不利な状況。空気に声が呑み込まれていくなら仕方がないが、味方同士でせめぎあっているように見えた。
だからもう少しバランスをというか、音楽が歌声に対して、優しくあって欲しかった。

寝台特急”君のいるところ”号

寝台特急”君のいるところ”号

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

みた
都会的。
声の響きのいい役者が何人かいて、雰囲気作りと相まって、耳を傾けているだけで気持ちいい。

ネタバレBOX

途中の脱線が、どの程度原作に沿っているか分からないけど、ちょっと長すぎて、物語から気持ちが離れてしまった。せっかくの役者のいいところを殺してしまっていると思った。
パンフには、再演のたびに少しずつ時間が延びているとあったけれど、むしろ短くていいと思う。短編には短編の良さがあると思うから。
沼

劇団 兄貴の子供

OFF OFFシアター(東京都)

2009/11/12 (木) ~ 2009/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

切なかった
今回は今回で笑って切なくなりましたが、
前作の方が身にしみこんでくる笑いだった気がします。

味わいが好きなので、次作にも期待。

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

終わりなき将来を思い、18歳の剛は空に向かってむせび泣いた。オンオンと。

青年団若手自主企画 だて企画(限定30席!)

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/25 (火)公演終了

満足度★★

やった
会場に入って驚く。事前に何となく話は聞いていたけれども、実際に目にすると気持ちが高まる。
ただ、始まって少し経つとその雰囲気にも慣れてしまう。そうすると次は物語で気持ちを牽引してもらいたいのだけれど、これが全く面白くなかった。
唐突にいくつかのことが起き、それに客も巻き込まれるのだけれども、唐突である分、参加していると言うより、やらされてる感を強く感じてしまった。

安易に比較するのは良くないかも知れないけれども、昨年末に観たマームとジプシーの「ハロースクール、バイバイ」は、完全にこちらは傍観者であったにもかかわらず、ずっと物語にのめり込めた気がした。
登場人物の誰かに自分を投影する(そうした人物がいるかどうかが前提ではあるけれども)方が、自身を舞台の中に無理矢理紛れ込ませるよりも追体験に近い感覚を味わえるのではないかと思った。

ネタバレBOX

結局、担任が欠勤した本当の理由はなんだったんだろう。
事故を起こしたという話を皆、信じたのだろうか。

明日転校すると言われても、彼との思い出が皆無の自分には、何も感慨が沸かない。それで声を出せと言われても、その展開はきついだろうと思う。

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