tetorapackの投稿したコメント

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- きゃるさん すみません。きゃるさんへのコメントを、青☆組の公演日程を気にして時間を読みながら今しがた、書き終えたら、その間に、きゃるさんから、メッセージを頂いておりました。気付かずに、そのまま投稿してしまいました。 このため、順番が、またまた、逆になってしまいました。こういうこともあるのですね(笑)。 さて、きゃるさんから、メッセージを頂き、ホッとしました。とともに、やはり、きゃるさんと感じ入りました。 また、今後とも、いろいろと教えてください。 とともに、この際、お願いが一つ。私、フェミニストでしょうか? 私の性格分析や人格描写についてのコメントは、切にご容赦を!(笑=私信ならOKです)。なんか恥ずかしくて、いろいろコリッチで偉そうに、レビューとか意見を書きづらくなくなってしまいますので(笑)。
2009/12/13 01:17
- きゃるさん いつもコメントありがとうございます。 ます、このコメントは、私のレビュー欄へのコメント欄にて、hotteaさままら伽ルさんに宛てられたコメントに対する私なりのコメントに先んじて書いたのですが、文面の推敲のため、一度は削除したため、順番が逆になったことをお詫びします。 このため、あくまで今回に限っての話ですが、私およびアキラさんへの、きゃるさんのコメントは、小夏さんへの評価に対する部分については、アキラさんも述べておられたように、「好みの違いによる見解の相違」だと思います。でも、相違なので、私も、小夏さんへの評価や思いを変えるつもりはありません。私がレビューに書いた通りなのです。 ただ、正直、きゃるさんを信じて、あえて書かせて頂くと、小夏さんに対しての断定的なお考え・見解は、この私へのコメントで書かれましても、私も困るのです。そうした部類の話題は、やhり、伽ルさんご自身のレビューなり、ブログなりでお述べになるのが筋ではないでしょうか? そして、私も、せっかくコメント下さっているのですが、けっして読んで心地よい思いは致しませんでした。具体的な部分については最初のご返答でご返事した通りなので、ここでは重複を避け触れません。こうしたメッセージをお送りするのも本当に不本意ですが、hotteaさま、そして、私への私信や個人メアドに何人かのコリッチユーザーの方々からhotteaさまと同趣旨のコメントを頂き、その方々からのご指摘もあったので、当の私が、hotteaさまや、きゃるさんに何も者言わないのもまた不本意ですので、ご返事させて頂いた次第です。 なお、二度目に頂いた中で一点だけ、やはり小夏さんそのものにかかわることですので、触れさせていただきます。 >アキラさんへのレスにも書いたけど、「品」と「お嬢ちゃんの背伸び」はまた別ですよ。「品」は私も認めています。「背伸び」は未熟さです。成瀬巳喜男は一番好きな映画監督なので、成瀬とは比較したくないなあ。彼の描く男女の愛の深さといったら・・・・他の追随を許しませんよ。映画と芝居の差ではなく、人生からくる深みが違います。 との下りについては、私は小夏さんの作品にはアキラさん同様、品格を感じるのです。それだけでは、だめでしょうか? 品格と背延びは別なのは私もアキラさんも百も承知ですが、そもそも小夏さんは「お嬢ちゃんの背伸び」なんかしていないと私は確信しています。それを、「品」と「お嬢ちゃんの背伸び」はまた別ですよ。――と諭されてしまうのは、さすがに、いかがかと感じます。きゃるさんが青☆組の処女作をご覧になって、どう感じられたかについては、私はその公演を観ていない上、それについても云々出来る立場にありませんが、少なくても、途中からですが、ここ何回かの青☆組の公演を見続けている私は、品格を感じます。これは他の人がどう感じるかではなく、私の見解なのです。それではだめでしょうか? また、こうした部分に限ってのことですが、その見解の相違について、コメント欄であまり華々しくやるのは私は不本意です。「ああ、tetoraはこんな風に感じているのか。私は違うけど」くれいに受け流して頂いて結構です。あくまで、才能とか、品格とか、オリジナリティーとか、将来性とか、期待とか、そうした部分のことに関してですが。そうでないと、今回に関しては、その題材となっている小夏さんご自身が可哀そうでならないのです。もし、私が小夏さんであったなら、と考えると、ぞっとします。そして今回は、何よりも、公演中だったことが、私はショックでした。私は、こうした問答はあまりしたくはないのです。仕事でやっている訳ではないので、きゃるさんとも、そして、コリッチ自体を楽しく利用したいのです。すみません。
2009/12/13 00:41
- hotteaさま わざわざコメントありがとうございます。そのご誠実な思いに感銘いたしました。 私信にて、お礼をとも思いましたが、わざわざコメントいただきましたので、私もこの場でお礼申し上げるのが礼儀だと思い、ご返事させて頂きます。 きゃるさんには、よく私のレビューにコメント頂き、演劇はじめ文化芸術全般にお詳しいことから、いろいろ勉強になることを教えて頂き、感謝している方です。ですが、あくまで今回の最初に頂いたコメントに限っては、内心、私も愕然としました。何より、小夏さんに対するご批判と受け取れる文面が多いうえ、公演中でもあることが、私も大ファンである小夏さんのことを思うと、正直、私は断腸の思いでした。 ただ、私としては、このコリッチでは、できるだけ楽しくやり取りしたいのです。ですので、その点には触れず、私の感じたことを、きゃるさんへのご返事として、ご返答致しました。 その後、再び、きゃるさんから私およびアキラさんへのコメントを頂き、さらに愕然としました。 hotteaさまからコメントを頂いたのも、そうしたことがあったからと思います。 実は、hotteaさまから頂いたコメントとまったく同趣旨のコメントを、このコリッチの私への私信箱あてや、私の個人メールアドレスを知っていらっしゃる何人かの知り合いのコリッチユーザーの方からも頂きました。私はこれ以上、何も書きたくなかったのですが、そうした方々からのご指摘もあり、やはり、それでは勇気を出してコメントして下さったhotteaさまに失礼ですので、考えた挙句、こうしてご返事させて頂きました。なお、今になったのは、明日の楽日が既にキャンセル待ちとのことですので、それまでは、公演中のハレーションを気にしておりましたため、ご返事をためらっておりましたことをご容赦ください。 【ここからは、coconuts☆さん、hotteaさまご両人様へ】 すでにアキラさんがアキラさんのページでcoconuts☆さんにご返事した全文と、私の思いは、まったく全文とも同一です。 そして、どなたが、何を、どんなに書いていただこうとも、私の小夏さん、および青☆組に対する評価や期待の思いは私のコメントに書いたことが全てであり、何ら変わりません。当然のことですが、一般論ではなく、私が感じたことを私の思い・評価として書いているにすぎないことですので。 同時に、私も、私のレビュー自体に対するお考えなら何でもコメントされて結構なのですが、その劇団や演出家個人の人格や才能を断定されるようなコメントは、受けた私も正直、困りますし、よい思いも感じません。このレビュー欄へのコメント欄の趣旨と外れていると思います。その劇団や演出家個人の人格や才能については、ご自分のブログか、ご自身のレビューで行うのが筋であり、他の人のレビューへのコメントで行うべきものではないと私も思います。 最後に、アキラさんのコメント欄と、これまた全く同文ですが、私からも 「いずれにせよ、私もアキラさんも、そのほか多くの方たちも、青組、そして吉田小夏さんの次回作を心待ちにしていますよ!」との心からのメッセージをお送りします。 ありがとうございました。
2009/12/12 23:26
- きゃるさん 明日ですか、ご覧になった上での、きゃるさんの感想が興味深いです。 アイサツは、数日前に観ましたが、これからレビュー書きます。 たぶん、ご覧になってから、読んでもらった方がいいと思います。 今度はご主人と観劇ですか。ご主人が、2作をどう感じられたかについても触れて頂くと、すごく嬉しいのですが(笑)。
2009/12/11 22:54
- アキラさん そうでしたか。 >調子に乗って写真集もCDも買っちゃいましたから(笑)。 それは、ぞっこんですね(笑)。でも、本当に美しいですよね。 >カーテンコールは毎回何回も行われますが、カーテンコール自体、鳥肌が立つぐらいカッコいいのは、ここぐらいではないでしょうか。そう思います。  この頃、舞踏公演にもはまって、いろいろ観ているのですが、山海塾、いいですね。カーテンコール、やっぱりアキラさんも鳥肌級ですか(笑)。私もでした(笑)。
2009/12/11 16:59
- アキラさん >かなりぞっこんのご様子(笑)。  はい。青☆組も大好きですが、この作品のスケッチ的な描写が凄く気に入ってしまいました。ただ、私のレビューには触れなかった(実は当初は触れていたのですが、あまりに長くなるのでカットした)のですが、私もアキラさんの書かれたように、「向田邦子さんのこととは切り離して観てました。」の言葉通りでした。その理由は、きゃるさんへのご返事で書きましたが、向田邦子さん自体、正直、あまり私にとっては意見を言えるほど知っていないし、特段、関心を持ってもいない作家(これは単に向き不向きの問題)ですので、アキラさんのように「向田邦子さんに見えなかったせいもありますけど」とも感じませんでした。済みません、向田さんのこと、ほとんど分かりませんし、関心なかったので、はい。  でもって、アキラさんのきゃるさんへのコメントについては、もう、私もまったくもって同感なんです(笑)。私、向田さんのことは何も言えませんが、吉田小夏さんの作品は大好きですし、作・演出のセンスの良さも緻密さにも、いつも新鮮な感覚で感銘しています。これは、自信を持って言えますです、はい。 >私は小津というより、文芸作品の成瀬巳喜男って感じでした(あくまで「あえて言えば」のレベルですが・笑)。  なるほど、なるほど(笑)。友人にメールで伝えておきます。
2009/12/11 16:55
- きゃるさん  いつも、ありがとうございます。  ちょっと、横道の話題から入る御返事になりますが、向田邦子さんについては、著名なTVの脚本家、直木賞作家として知ってはいましたが、特段、気にもならず、著書を読んだこともありませんでした。それが忘れもしない昭和56年8月22日。彼女はエッセイ集の取材旅行中、台湾で飛行機事故に遭い、亡くなりました。なぜ、忘れもしないかと言うと、ちょうどその時、私は社会人になって数年目の駆け出しでしたが、やはり、ある取材的な所要で米国で開かれたある国際的な総会に参加し、行事を終えて成田に帰国したのが、その翌日だったのです。彼女が墜落事故に巻き込まれた同じ時間帯に、私も別の飛行機ではありますが、「機上の人」だったのです。騒然とした成田空港で、言いようのない感覚に襲われました。その後、彼女の本は読みもしましたが、正直、私は特段、好きということはありません。これは吉田小夏さんとも異なりますが。  さて、その向田邦子さんへの吉田小夏さんのオマージュということでしが、私は、どちらかというより、かなりのウエートで、向田邦子を意識することなく、あくまで吉田小夏さんの作・演出への興味から、観劇に臨みました。今回の公演が全く違う作品でも、必ず観たと思います。その前提にたっての感想ですが。 >>もっと登場人物の心情や内面を描いて欲しかったです。  >何か表面の善い所をサラッと見せるだけで、あらすじだけを観ているみたいな感じで物足りなさを感じました。  >まさに的確な表現で、このかた、すごくよく観ていらっしゃると思うわ。  ニック@ネーム2さんは、そう感じられたのでしょうね。ただ私は、求めるものが違っていたのでしょうが、そうは感じませんでした。演じ手の表情や台詞の強弱、劇中にあえて2度リフレインされた二つの場面、などの緻密な演出で、十分に登場人物の心情や内面が私には伝わってきました。ただ、この物語は、私の個人的印象としては、レビューにも書きましたが、絵画で言うなら、スケッチ画の美しさにあると思うんです。レンブラントの描く肖像画のような、向田邦子およびその家族の正確な写実画ではないのです。そう、スケッチ画なのです。(吉田小夏さんがどう描きたかったかは確認していませんが私は勝手にそう判断しています=笑)。それがまた、なんとも、しっとりとしていて美しかった。私の心の襞に沁み入りました。私はスケッチ画、アキラさんはモノクロームのしっとりとした美しさに例えていらっしゃいましたが……(笑)。 >小津安二郎や向田邦子の雰囲気だけを模倣した稚拙さを感じたのです。  これも、アキラさんと私は全くの同じような感じでして、私もアキラさんの言われた「今まで観た青組で、そのようなことは一切感じたことがありませんでした。というか、この2者とは比べたことすらありませんでしたし。」という、まったく同じ印象です。まして、私の場合、向田邦子には、あまり特別な感情がないので(笑)。  また、私も726公演の「こころ」も観ていますが、小夏さんの脚本に吸い寄せられるほどステキな本でした。私も大好きな作品です。そして、今回は、なおさら私のフィーリングにはジャストフィットでした。でしたので、これまでに私が観た小夏さんの作品のなかでも「最も好き」と正直に書きました。アキラさんは「オリジナリティとセンスはあると思いますよ。・・・たぶんですが(笑)。」と書かれましたが、私も小夏さんらしさとセンスが大好きで、稚拙とはまったく感じていません。これだけ多く芝居を観ていますと、確かに「稚拙さ」を感じる劇団や作品は、ものすごい数ありますが、青☆組や小夏さんの作品で、そう感じたことはただの1回もありません。  各劇団が15分ずつの短編を行うMrs.fictionsの「15 MINUTES MADE VOLUME 5」でも、そのセンスと完成度は群抜きでしたよ。 >サラッとしてるようでも、心情や内面が描けてないと本家には負けますし、本家観てる方がいい。  これについては、私は考え方が違います。吉田小夏さんは、きっと本家との対比など考えていないと思います(これも、本人に確認していない、まったくの私見ですが)。私は実際に作品を観て、そう思いました。 >でも、tetoraさんが高評価なのはすごく理解できます。そのお嬢ちゃん的なところがきっとお好きなんでしょう。フェミニストだし。  あらら、「そのお嬢ちゃん的なところがきっとお好き」ですか(笑)。私もアキラさん同様「お嬢ちゃん的っていうのも感じたことないですけど」、私もアキラさんも同世代の男性ですが、同世代の女性から見ると……ということでしょうか(笑)。いやー、まいったなぁ(笑)。 >こういう昭和ノスタルジーもお好きでしょうし。  はい、これは大正解ですね。昭和ノスタルジー、大好きです(笑)。なんか気は若い方と思って、できるだけ新進の作風とか、芝居も選ばずに観ようとは努めているんですが、いかんせん、こればっかりは……(笑)。
2009/12/11 16:25
アキラ アキラ アキラさん いやー、「うん、うん、分かる、分かる」って感じで、拝見しましたです。 私も、なが~いレビューしちゃい終えて、たった今、アキラさんのレビュー見させて頂きました。 今回の作品は、まず、私にとってですが、肌に合うこと、もうドンピシャで、いたく気に入ってしまいました。うまく言えませんが、アキラさんの表現で言う、まさにモノクロームの美しさ。「しっとり」という点もまったく同感です。 >あいかわらず、時の重ね方が巧みだ。すっと、時間を遡ったり、時間が交差したり、それが物語に効果的に使われる。 >今回も役者がいい。昭和的な話し言葉な登場人物なのに、引き込まれてしまう。呼吸のタイミングなのか、何なのかわからないが、台詞が織り上げる世界が美しく上品に感じる。 そして、アキラさんの冒頭の >何回も同じことを書いてしまうが、青☆組(吉田小夏さんの脚本と演出)にはやはり「品」のようなものを感じる。しっとりとした上品さ。 私も、まさにそう感じました。私は、どちらかというと、ベタが好きで、安心して観ていられる口語演劇が好きですが、この作品のけっしてお高くはない「品」のような感覚、こういうのにはめっぽう弱い(大好き)です。 自分のレビューに書きましたが、私にとっては、今年のベスト10に入る作品です。だって、こういうの、本当に好きなんだもん。
2009/12/11 01:44
- きゃるさん わはっはっ(大笑い)。へー、母堂さまは、そんな素敵な女性なんですか。 >演劇人として萬斎氏はやはり一種の天才だと思いますね。 私もそう思いました。 >独身のころは凄くて、狂言のチケットも即日完売してました。静かな能楽堂で、萬斎の狂言が終わったとたん、ダダダダッという音がして、ファンが出て行くんです。駐車場で出待ちするために。 へー、そうだったんですか。そういえば、私はまだ聞いていないんですが、彼が定期的にやっている「解体新書」(世田谷パブリックの講演会)では、いつも立ち見が多数出るほどの超人気で、やはり女性が圧倒的に多いと聞いています。「たしかに話は面白くて冴えがあるから、一度、聞いてみたら」と社の同僚から勧められています。今度はぜひ、行ってみようと思っています。 >観客を引っ張って乗せていく舞い方は華麗で天才的。 そうなんです。言い方が上手いなぁ。三番叟ではないですが、私は「国盗人」で、まさに「観客を引っ張って乗せていく舞い方(演じ方)は華麗で天才的」と思いました。そう、観客を乗せる演じ方、語り方が群抜きなんです。 またまた、いろいろ勉強させていただき、嬉しい限りです。
2009/12/10 15:55
- アキラさん アキラさんのレビューも言い得て妙。その通りに私も実感しました(笑)。
2009/12/10 15:40
- きゃるさん  私は、今年は野村親子の狂言の公演をスケジュールが合わずに見逃してしまい、非常に残念なことをしましたが、狂言のことも歌舞伎同様、全くと言っていいほど分からない私にとってですが、この公演については、萬斎が非常に面白くて、「いやー、いいなぁ」と感じました。存在感ありまくりで、私はグングンと魅力に吸い寄せられました。3階席までほぼ埋まった会場のウケもすごくよかったですよ。カーテンコールも私としては見るのが珍しい、スタンディング・オベーションでした。  本業の方は観たことないので、正直、何とも言えないのですが(笑)。 でも、次回は本業の方もチャンスがあれば必ず観ようと思っています。はい。 それから >来年3月、「マクベス」やるそうですが、これは夫が「行きたい」と早々に予約してしまいましたが。 私も、よほどのことがない限り、ぜひ観たいと思っています。今から楽しみです。
2009/12/09 22:55
- くりくりさん >私もお客さまの息づかいが感じられる空間でドキドギでしたが、刺激的で快感でもありました。 こういう心情の相互通行って最高ですね。 次回も頑張ってください。期待しています。
2009/12/09 00:31
- きゃるさん >舞台美術のことをもう少し知りたいのですが、シンプルとのことですが、歌舞伎を思わせるところが少しはあるのでしょうか?それともまったくいまどきのアートっぽい簡素なデザインなのでしょうか? 歌舞伎は、まったくと言っていいほど分かりませんので、下手な説明になりますが、まず、舞台セットについては、会場の舞台床の中央に前後左右とも約5メートルくらい、高さ50~60センチくらいの正方形の高舞台を組み、その素舞台で物語は演じられます。登場する役者はその舞台に上がって演技し、自分の場面が終わると高舞台から降りて、一段と低い、その周りで待機するという具合です。美術面はまるでない素舞台ですが、の素舞台の中央に位置する天井から、先に書いたような鎖が滑車を利用して舞台に吊るされ、鎖の長さは非常に長く、あまった長さは最初は舞台に整然と蓮のような紋様を創っていて、その最期がお七の足元にくくりつけられている、という感じです。物語が進展するごとに、鎖が数メートル分ずつ待機役者の手で巻き上げられ、その分、お七が自由に高舞台で動ける行動半径は狭められていく(つまり、お七が追い詰められていく)ことを表しています。  従って、いまどきのアートっぽい簡素なデザインといった方の舞台美術と、私には映りました。
2009/12/08 23:59
- きゃるさん  たしかに衣装は、びっくりしました。シェイクスピアのジーンズ芝居より勇気がいるはずです。でも、もしかしたら、このごろ「通し稽古」もたまに観る機会があるので、それに慣れてきた自分だから、あまり気にならず観ることができたのかも(笑)。もちろん、衣装とか舞台セットとか、ちゃんとしている方が格段に好きですが。でも、舞台美術はセンスよかったですよ。
2009/12/07 23:12
- アキラさん お気づかい、ありがとうございます。アキラさんのお一言に救われました。 結果として、私の熟慮のなさから、みささんにイヤな思いをさせてしまったことに対して、 猛省致しております。 みささんには、私の正直な胸の内をお伝えし、お詫び致しました。
2009/12/05 13:07
- みささん  私のコメントが結論として、みささんに「酷いなぁ」とまで思わせてしまった一点において、深くお詫びしたします。  私としては、「なんすか、これは? 2009/12/02 22:56に「観たい!」をかきこして、既に観終わってるんじゃないすか?(突っ込み参上!)笑」とのご指摘に対し、みささんが自己紹介欄および時折の随所のコメントにおいて、「観たい!」および「観てきた!」本数についての明確なお考えを述べられていることを十分に知っているだけに、「一言」ではありますが、上記の突っ込みを頂いたことに対し、私としては、「この一言を読んだ他の読者の方々は私のことをどう思うだろうか?」と、かなりのショックを受けてしまいまして、「あっ、これは、これを読まれた他の読者の方々のために、誤解されないよう、この際、私の「観たい!」に関するコリッチ使用法や見解、コリッチにレビューをしている私の目的・ポリシーを、しっかり書いておかないといけないな」との強い思いを、私の性格からでしょうが感じてしまい、書かせて頂いた次第なのです。  けっして、私の度量や、みささんの度量を云々するものでは毛頭ありません。これだけは誓って申し上げておきます。  ただ、それが予想外でしたが、私の稚拙な文面展開のため、結果として、みささんの心を傷つけてしまったということに対しては、はなはだ遺憾であり、深くお詫びいたします。
2009/12/05 12:47
- ビビさん ご丁寧なコメントありがとうございます。 >それにしても本当にここのやりとり、勉強になります。 なんでビビプロからオリザ、はたまた能狂言まで…偉大すぎ…コメントの発展がこんなにうれしいものとは! 何でもお聞きください!うれしくてたまりません! そして本当にありがとうございました。 まず、結論として、こう思って頂いて、何よりです。いやー、私も、きゃるさんの泉のように湧き出る知識と分析力には感服しています。そんな、やり取りを「うれしくてたまりません」と言ってくださると、私も「うれしくてたまりません」。 >、「絶叫キャラ」にしたのは、演出と、役者本人ということになるのですが、最終的には私自身もそのキャラクターに何の違和感も感じなかったので(むしろ愛すべき存在でした)、やはり「作り手の一人」として、とらえていただいていいと思います。  これについては、まず、あくまで私の好みの問題であるという点が最大と思います。もう一つ、ここを読んでいて感じたのが、一から何回も推敲を重ね、時部たちの作品として送り出す作り手・演じて側の感覚と、完成された作品を初めて目にする観る側の感覚には、当然といえば当然ですが、ギャップがある。相応しい例かどうかは分かりませんが、よく私の妻が言うのですが、料理も自分で作ったものと、「はい、どうぞ」と人に作ってもらって食べる料理は、単なる上手い下手の問題ではなく、味が違うと言います。そんなことを思い出しました。  ただ、作り手側には申し訳ないのですが、観る側がどう感じるかでしか、作品の評価は定まらない、作り手側は評価できない、という厳しい定理が演劇にも当てはまる以上、内派の論理は通用しないと私は思っています。だからこそ、やりがいがあるとも言えますよね(笑)。 >「小劇場にはこういうキャラクターが伝統的に存在する」というのに、 驚きました。つまり、ある意味、山瀬刑事のキャラクターは、「小劇場を象徴する存在」だったのかな、と。それは決してよい意味でないことを指摘されているのは理解しました。  これは確かに言えると思いますね。少なくても私は。それが必然的なものなら理解できるのですが、そうでない場合も、キンキンのハイテンション・キャラを入れ込む芝居が小劇では実に実に多いのです。まるで、多くの映画がエロや凄いアクションのシーンを決まって一部に入れ込むように。 >「柿喰う客」もそうとう、絶叫キャラが入っていると思います。 山瀬を演じた伊藤淳二も、姿田光を演じた浅見臣樹も、「柿喰う客」にしょっちゅう出ている役者です。やはりこの二人の役者のスキルは、稽古場でも舞台でも、私にとっては、この作品にとっては、宝物でした。 柿も何本か観ていますが、たしかに、そうしたキャラもいますね。というか、私の場合、柿については、本公演より、深谷さんはじめ、客演とかでの役による変化とかの方が面白くて、本公演自体は直近の作品も含め、そんなに私の評価は高くありません。要するに、絶叫キャラは好みの問題が大きいのですが。 >絶叫キャラは、おまけ?みたいな?どちらかというと伊藤淳二という役者のあのすばらしい声を聞かせるために絶叫してたんじゃないか、と、思います。 このような説明では、説得できそうにありませんが… ただ、「山瀬」は、完全に評価の分かれたキャラクターだったことは、明らかです。 はい、説得は無理です(笑)。でも評価が割れると言う点は理解いたします。それでいいのだと思います。だから、あくまで私の感想と言うことなのです。でも、これがなければ、最高の作品と思ったことは事実です。本当によい作品でしたよ、少なくても私にとっては。 >音楽の音量に関しては、正直言って、流行じゃないかと思います。 昔を知るわけではないですが、今は、大音量でロックみたいなのを流してる団体さんが多い気がします。 私もそう思います。元来、観る側の大半は20~30代ですしね。まあ、私のような年代には鼓膜が破れそうですが……(笑)。ただ、そうでない音作りをしている劇団もあるには、ありますよ。そして、それが作品とドンピシャ合うと、すごく作品に品格が増すのは事実ですね。 最後にビビプロの今後のご健闘を心から期待しています。
2009/12/05 02:01
きゃる きゃる きゃるさん 普段は自分がレビューをアップするまで、他のメンバーのネタバレまでは開かないことが圧倒的なのですが、いやー、きゃるさんのレビューが目に入ってしまい、そうしたら、もうネタバレを開かずにはいられませんでした。だから、その中身に驚きつつ、拝見しました。凄い! でもって、私が感じていた点と同じことがあったり、ここをどう表現しようかと考えを私なりにめぐらせていたことがズバリと書かれていたりで、本当に凄い!感服です。 では、恥ずかしならが、これから、我が友(アルコール)の援軍を得ながら、酔いに身を任せてレビュー書きにいそしみます。ああ、でも、筆が進まなそう。
2009/12/04 22:46
-  早速のご返事、というか、コメント、ありがとうございます。  かなり砕けたレビューになってしまいましたが、凄く心地よい、そして、さらに興味が広がる公演で、不動さんの演出・振付の魅力も十分に出ていた作品と感じました。 >ぜひ、今度ご挨拶させてください。  ありがとうございます。こちらこそ、お願いします。  ここは、オープンスペースですので、詳しくは、このコリッチのsvoさんの「Myページ」への私信メッセージでお送りいたします。 tetorapack 地下空港・制作の相原さんにお聞きしたかも知れませんが、くわ 
2009/12/04 14:11
- きゃるさん、アキラさん きゃるさんも風邪と格闘ですか。くれぐれもお大事に。 >多摩美は今回も興味あったのですが、ここ読んでなんか安心しました(笑)。たぶん、私が観ても合わなかったかも、と。 う~ん、私がまともな状態でなかったので、なんとも言えないのですが、少なくとも、いくら風邪状態でも、強烈なインパクトや斬新さが光る構成とか、好き嫌いは別にして引き込まれる芝居とか、そういうのであれば、私も、もっと覚えているはずであり、少なくても、そんな強烈な印象にのこるものではありませんでした、私にとって。 内容的雰囲気はアキラさんのところで書きましたが、もう一つ感じたのは、内容も規模も違いますが、維新派の「ろじ式」のようなライブ感覚と動きで、これに音、幾何学的に語呂合わせで繰り返されていく感じでした。舞台セットも幾何学的でしたし。 あっ、大変なことを忘れていました。 以上は「ファスナー」(15分)の方です。=アキラさんへのご質問のお答えで、書き忘れました。アキラさん、失礼しました。 一方、「健康少年」(30分。始めにこれを上演)の方は、多少、台詞がありまして、ある若い女の子が占いの手相見を勉強していて、それを町中で出会った人に片っ端から「手相見させてもらいますか」と求めていく。そして、脱法ドラッグを販売している男に「ドラッグ買うなら、手相見せてやる」なんて言われて、吸引し、ぶっ飛んでしまう、また、自ら青汁しか飲まない青年が登場し、「自分は健康なのでドラグはやらない」といった展開で進んでいく物語ですが、これとて、物語としては特に筋らしき筋があるわけでなく、これも語呂や単発台詞から、「健康少年」をイメージ感覚で見せていく雰囲気でした。が、正直いって、その表現に「うならされる!」といったビビッとくる点は私は感じませんでした。 最後に、中止となった「氷山のイッカク」(30分の予定だった)は、冒頭シーンのみ行われ、医師と看護婦が登場し、なにやらベッドを表現したものが移動されたり、で、すぐ終わり。2、3分。 きっと患者役の男子が病気になったのかな?って思ったのですが、分かりません。でも、これも、感覚、雰囲気は上記の2つの演目と似ている感じでした。物語の芝居ではありません。 冒頭だけでもやったのは、誠意かなと好感が持てました。でもって、この看護婦役の女性がすんごく美しい女性でした、はい。もっと演技を見たかったです(笑)。 さて、これから、大いに期待している近畿大(唐十郎作・演出)の「腰巻お仙」を見に行きます。そして、夜は、これも凄く楽しみにしているダンス公演「MID lieT」を六本木で見ます。 ファイト!ファイト!
2009/12/03 12:23

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