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きゃるさん
わざわざ、お知らせありがとうございます。ほんと、嬉しいです。私も見ました。
>新聞の舞台写真が本当に美しくてため息が出た。肉眼で鑑賞したら、そら感動するに決まってますわねー。
はい、その通りでして、もう、言葉にするのがもどかしいほど美しくて感動しちゃいました。少なくとも私は、本当に本当に、これを見ることができ、幸せな気持ちに包まれました。
>最近はフィギュアスケートも日本はじめアジア勢が頑張っていて好成績で活躍してるけど、スラブ系民族の人たちの美と東洋の美はまた違うんですよなー。
おっしゃる通り。日本人数多く、あちらの世界で活躍されている人が出てきていることは誇りに思いますが、やっぱりスラブ系の美しさには目を見張るものがあります。こんなことを言っては何ですが、それが人生の年輪を重ねていくと「えっ?」って驚くほど変身しちゃうのもスラブ系ですが(笑)。食生活の根本が、じゃがいもと肉の脂身が溶けてしまうほど煮込んだスープ系が主食だと、ああなっちゃうんでしょうか?そこへいくと、日本の食生活は素晴らしいと誇れます。脱線しちゃってすみません。
>命の洗濯、心の洗濯、とでも言いましょうか。ダンス、舞踏、バレエはお芝居とはまったく違う。理屈、頭じゃなくて、命で受け止める感じなんですよね。
ええ、そういう一瞬をできるだけ努力して作っていくことが大切と思っています。最近もルノワール展をはじめ、印象派の絵画を目の前にすることが何度かありましたが、やっぱり心が洗われましたです、はい。来月末は、所用もあって、一週間弱、遠くの地で芸術にも触れてこようと思っています。この間、東京での観劇は小休止です。
>やはり、芸術は物心ともにゆとりがないと楽しめないものですね。
よく分かります。その通りだと思います。ただ、同時に、私の場合もそうなのですが、そうであっても、その「ゆとり」の短時間、一瞬を、必死になって「作る」という努力も必要だな、なんて自分に課しています(笑)。実は、この公演もレビューに書いた通り、社の先輩と一緒に観たのですが、あの北風吹く寒い日、観劇後の「一献」をやりたいのは当然なのですが、その時間はなく、それぞれ持ち場に戻り、夜遅くまで仕事しました。でも、それでも、この公演は、わざわざ与野本町まで出向いて観る価値はあると思い、観ました。結果は大正解でした。こういうことにはアクティブをできるだけ貫いていこう、なんて、まあ、思っている次第です(笑)。
きょうも、みぞれの降る中、サンモールスタジオで競泳水着の「そして彼女はいなくなった」を観て圧倒され、でも、アフタートークは諦めて仕事に戻り、今しがた帰宅して風呂に入り、ようやくお湯割りを傍らにこれを書いています。この一時も「ゆとり」の一瞬です。
2010/02/17 00:07
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島田さん
劇団ISLAND「NOT WEDDING BUT WEEDING」は、作品の着眼点に優れ、好感が持てた一方、いろいろ注文を付けた点もあったことを覚えています。でも、その中で、島田さんの熱演は作品を引っ張っていたことも焼き付いています。たしか、そう「観てきた」に書いたと思います。大いに期待しています。
こずこさん
劇場でお会いできることになればいいな、と思います。頑張ってください。
2010/02/16 00:35
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マコトさん
こういう特異的なというか、オリジナリティーあふれるパフォーマンスはすごく重要だと思っています。私は、こうした取り組みに拍手を送り続けたいと思います。
次回も大いに期待しています。
2010/02/11 23:06
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きゃる |
きゃるさん
極めて詳細なレビュー、この劇団へのきゃるさんの熱き思いがにじみ出ていて、真剣に読んじゃいました。
坂口安吾ですか。懐かしいなぁ、といっても原作の話ですが。
>わずか1時間のうちに、歌舞伎、能、アングラ劇、モダンバレエの要素がすべて入ったような贅沢で凄絶、濃密な芝居。
ほお、凄そうですね。
>ミュージカルに特化していなかったころの劇団四季と文学座をミックスしたような雰囲気の劇団である。
感覚的に分かる表現です。四季もミュージカル以外もやっていますが、でも、やっぱりミュージカルって路線めいていますからね。で、文学座を加えた雰囲気と言えば、これはグレードとして確かなものがあるのでしょう。
>CoRichユーザーの間ではまだ認知度が低いようなので、劇団のアンケートで何度かCoRich舞台芸術の説明を書き、チケプレにご協力いただけないかとお願いしたが、まだお返事はいただけていない。
いろいろ劇団のポリシーとかあるのでしょうが、私としては、そう何度もお願いしている、きゃるさんの方に心打たれます。
>私が言っても説得力がないかもしれない(笑)。本格派の演劇がお好きな方はお試しください。
そんなことないですよ。でも、公演情報自体を見逃してしまいそうな感もありますね(笑)。でも、きゃるさんのお薦めなので、心には留めておきますね。
ネタバレもくまなく拝見しましたが、モーリス・ベジャールの「ザ・カブキ」風のモダンバレエ表現だったり、原口久美子の女性は小柳ルミ子風の容貌で、声も容姿も美しかったりとか、ふんだんに舞う花吹雪とか……かなり視覚的にアプローチする、どこか桟敷童子を連想させるような雰囲気かな? 小柳ルミ子さんといえば、今は???ですが、「私の城下町」はレコードが擦り切れるくらい聴きました。泣き虫ルミ子の大ファンでした。私も青かったです。と、脱線している場合ではありませんが、詳細なネタバレを読ませて頂き、東京演劇アンサンブルの作風の一端が理解できたような気がします。おそらく、私が観ても評価は高いと思いますので、チャンスがあれば観たいと思います。
2010/02/02 22:19
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KAEさん
いえいえ、少しでもお役に立てたなら、これに過ぎたる喜びはありません、いや、ほんとに。
でも、羽衣に魅力って、やっぱり深井さんはじめ、女優陣の魅力ですよね(笑)。前回公演には出ていて、次回も出る西田夏奈子さんは本当に歌も上手くて演技も抜群で強烈な個性で、いいですよ。次回行かれるなら、ぜひ、注目してください。
2010/02/01 23:33
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KAEさん
コメントありがとうございます。
>糸井さん、韻を踏まれるのがお上手で、歌詞を聞く度、何度も唸ってしまいました。
そう、絶妙な韻ですよね。しかも、駄洒落的だけどユーモアと温かさのある韻が、庶民的で良いですよね。
>後からどっと出てくるメンバーには、見知った方もたくさんいたのですが、メーンの方は、お名前とお顔が一致せず、後から皆様のレビューを見て、想像していました。
私も突然出てくるメンバーでは顔を知っている人が何人かいたし……。でもって出演女優さんでいうと、いま、社にいるので当パンないんですが、部屋で独り赤ワインを飲みながら今日も彼を空想で受け入れる役やっていた人は劇団阿佐ヶ谷南南京小僧所属の看板女優・伊藤昌子さんで、南京小僧のHPでは彼女の顔もばっちり露出され、その飛んでる演技ぶりが紹介されていますよ。いやー、すごーいパワフルで面白かったですよね。
その際、ネコやっていた人で、魅力的な歌声を披露してくれたのが、鯉和鮎美さん。「仰げば尊し」は、わざと飛んでる歌い方をしてたけど。羽衣では、常連です。
あと、一番小柄でオキャンな演技をしていた女優さんが召田実子(めしだじつこ)さん。
そして深井さんを除いて残りの一人が、とても美しく、女性のセックスアピールを発散させていた石村みかさんです。彼女はピアノ 歌 日舞 三味線 コンテンポラリーダンス と何でもこなせるマルチ派です。
あれ、なんか、すみません。女優ばかりで。はい、私、男性ですから(笑)。
2010/02/01 17:57
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アキラさん
トークについては、まさにその通りですね。
>細かいことですが、8人では?
これは失礼、その通りです。白河さんと、7人で計8人です。直しておきます。
2010/02/01 16:29
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KAE |
KAEさん
今しがた、私もレビューをアップしました。
それにしても、羽衣、いいですよね。
糸井さんはKAEさんの見解とまったく同感です。この人の音楽、すごく親しみやすくて、どこか、素人っぽくて、大好きです。
>演劇界の吟遊詩人だと思いました。
うまい表現ですね。はい、私も、そう思います。
>ただ、ちょっと残念なのは、気になる役者さんがいても、誰が誰だかわからなかったこと。最後に深井さんが紹介して下さったけれど、叫んでいるので、よく聞き取れませんでした。当パンに、役どころとお名前が明示してあったらなと思いました。
そうですね。私も、最初はそう思いました。まあ、かなり他の劇団所属やフリーの役者さんも出ていますが、力ある人が多いので安心して観ていられます。例えば、今回は出ていないけど、前回公演と次回公演にも名を連ねている西田夏奈子さんとか、次回公演に出る澤田慎司くんとか。
あと、たしかに深井さんは、元来、ハスキーボイスだし、あれだけ絶叫しているので、聞き取りにくいところがあるのは同感です。ほんと、役者紹介は私も聞き取れなかった。まあ、大体は知っている人でしたが……。
2010/02/01 00:47
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吉田小夏 |
coconuts☆さん
tetorapackです。
そうですか、これが今年の一本目でしたか。心地よさ抜群の羽衣公演で大正解でしたね。私は同じ日のマチネで観たのですが、coconuts☆さんはソワレだったのかな?私も楽しさ全開で堪能させてもらいました。
私、桟敷童子も大好きで「東ワールド」と言ってますが、羽衣もまさに「羽衣ワールド」っていう独特の素晴らしさが持ち味ですよね。
でも、coconuts☆さんの「青☆組ワールド」も、素敵ですよ。この3つ、みんな大好きです。
今年も大いに期待しています。
2010/02/01 00:31
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アキラ |
アキラさん
自分の「観てきた!」を今しがたアップし、やっとアキラさんのネタバレを開けることができました。
アキラさんも、完全に魅せられたご様子で(笑)、はい、もちろん私もです。ほんと、凄かったですよね。でも、これは見逃さないで良かったです。カオスは7、8年ぶりくらいです。
ビックリしたのは、2幕と3幕の間のトークについて、私もアキラさんと同感だったこと。だって、党パンに書いてある程度のことでしたし、私も、一人、静かに瞑想にふけっていたかったです、白河さんの白鳥を思い浮かべながら。
>それと、「ボレロ」。演奏にミスがあったように聞こえたのだが(管楽器で)、それは私の聞き違いだったのだろうか。
いえ、音、明らかに外してました。1回は明らかに、もう1回は不明瞭な危なっかしい音の出し方でした。やっぱり、気付きますよね。まあ、私は、申し訳ないですが、H・アール・カオス1点張りで行ったもんで、さほど気にはなりませんでしたが、アキラさんのご指摘通りだと私も思います。
2010/01/31 22:17
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きゃるさん
仕事は誰でも、みな大変ですよね。うちの奥方も、家事をやりながら、教鞭、自分の英会話力のブラッシュアップ、それにティップネスと、私以上にハードスケジュールです。いやー、女性は強い。もともと人間、生物学的にもXX(女性)の変異系のXYが男性ですから……。
仕事の話で私がボヤくと、わが奥方の決め台詞は「今どき、定職につけているだけでも有難いものよ。仕事で大変な思いをするのは、仕事が無くて大変な思いをするより、ずっといいでしょ」ですもの、二の句が告げません。それにしても、有効求人倍率が0.48(つまり働きたいと思っている人の数に比べ、働いて下さいとの求人数が48%しかない)、失業率も5%台で高止まり、あと卒業まで2カ月もない大卒新規の内定率も史上最低の7割くらいしかいっていないという現実は厳しすぎますね。
あれれ、何を書いているんでしょう。今日は、東京文化会館大ホールを1階から5階まで埋め尽くしたH・アール・カオスと東京シティ・フィルの美しい舞踊&コンサートに魅了されて帰ってきました。近くアップします。いやー、滅多に聞けないバルトークの「中国の不思議な役人」の完全版(普通、通常のコンサートで演奏されるのは完全版の2分の1の短縮バージョンなので)、あのサンサーンスの「白鳥」(舞踊の世界では「瀕死の白鳥」)、そしてラヴェルの「ボレロ」の調べに合わせて白河直子が舞いあげる姿、最高でした。H・アール・カオス主宰の大島早紀子のすさまじいまでに美しい舞台構成&演出も最高だったし、いやー、シアワセでした。
きゃるさん、私なんぞが偉そうに言えることではありませんが、でも、手術なさる際は「必ず成功する」とうよりも、「私の思いの強さで必ず成功させてみせる」と決めることです。そう確信して臨まれる方が絶対に良いと思います。もちろん、医療機関選びや体調管理など事前の準備は万全になさった上で。「今より、もっと良くなって、舞台も映画もバンバン観てやるぞ!」の意気込みでお願いします。偉そうにすみません。大成功を心よりお祈りいたします。
2010/01/31 00:35
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きゃるさん
>まな板で大根切ってるみたいな所帯くさい舞いの人とかいるんですよね。
なんか、分かります(笑)。いや、女性の方々、失礼致しました(笑)。でも、芸術って、やるだけでなく、観る側の人がいるから成り立つものだので、私も含め、観る側に徹するのも、これまた、すばらしいことではないでしょうか、はい。
興味を感じたので、一応、にわか勉強してみたのですが、小鼓、大鼓、太鼓は、すべて木部の中をくりぬいた「胴」を二枚の皮ではさんで作製し、「調(しらべ)」という麻紐で組み上げているそうです。「胴」の素材は桜が多く使用され、革は馬の革がベストとされているそうですね。
大鼓の革は、大人の馬のお尻、背中、肩などの丈夫で堅い革を使うのだそうですが、それはそうでしょう、あれだけ強く叩くんだから(笑)。小鼓の革は、敏感で柔らかい皮が要求され、生後2~3カ月の幼馬がよいとされるとか。
取り扱いもデリケートさが要求されるそうで、調緒と小締メで締め、化粧調は演奏時にはずすとありました。お値段も高価らしくて、ちょっとアクセサリー気分で買って、飾っておこうか、なんてことはできないみたいです。いやー、日本も、なかなk味わい深くていい!
2010/01/30 23:55
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きゃるさん
>平田さんの作品は演出や劇団によっていろんな楽しみ方ができますね。それだけ、脚本が優れたものだからでしょうけど。
そうですね。脚本が凄いほど、展開は自由性が高まると私は思っています。同感です。
>それにしても、精力的にごらんになってますね。いつ仕事なさってるの?(笑)
あらら、ちゃんと仕事はしています、サラリーマンですから(笑)。また、土・日は休みなのですが、ほとんど私は社に顔を出しています。定刻、どうしても会社にいなければならない一般の事務職とは違うのですが、決められた仕事は誰も助けてくれないので自己責任で果たさなければなりません。しかも、精神的には、というか、頭脳労働としては、かなりのハードワークですよ(笑)。
そんなことより、
>当方は病気が顕在化して手術の必要があるため、春に向け、セーブしなければなりません。
えっ、詳しく聞くのもなんですが、どうか、どうか、お自愛ください。私も、きゃるさんとは同年代。身体にガタも来ていますが、「手術」という言葉に、ドキっとしました。
>スケジュール上、新規の予定は入れないようにしてますが、場合によっては、今後観劇が不可能になるかもしれません。
しっかり直して、どうか、どうか、きゃるさんの蘊蓄豊富な観劇レビューをまた期待、ちうか、熱望しています、ホントです。
まだ、春まではちょっとありますが、手術のご成功とCoRichへの再登板、心よりお祈りいたします。マジです。きゃるさんの感想とご指摘、本当に励みになっているのです。でも、どうか、どうか、万事がうまくいきますように!
2010/01/29 02:03
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きゃるさん
わざわざコメントありがとうございます。きゃるさんに褒めて頂けるとは、正直言って、嬉しいです。
初体験をなかなか興味深く観ることができました。
やっぱり、日本の芸術というのも、奥が深くて、いいものですね。いい経験になりました。
「猩々」という初心者向けの演目、機会に恵まれたら、観てみたいと思います。ご紹介、ありがとうございます。
最近、私の近隣の、ある小さな集いで、能を観てきたと言いましたら、小鼓を習っている人がいて、それを出してきて、鳴らしてくれましたが、塾に通っていて、近く集団演奏ですが、名古屋で演奏会をしに行くとのことでしたが、一応「すご~い」とは言いましたが、全然、世田谷パブリックで耳に焼き付けた音とは音色が違うのです。当たり前のことですが、日本の芸術に打ち込むプロの素晴らしさに改めて感動の思いを抱きました。その夫人には言えないことですが…。
きゃるさんに読んで頂いただけに、無上の喜びです。もう言うことはありません。
2010/01/29 01:34
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KAEさん
ご丁寧に、アンサーありがとうござました。
>私は、逆に「女っていろいろあるのよね」のあの一言で、敵対心を露わにしていた陽子と美穂の喧々諤々の口論の末のお互いへの理解、共感に至る場面までが瞬時に想像でき、むしろ、あの台詞には、快感に似た納得感があったのですが…。
やはり、男女差による、感じ方の相違かもしれないですね。
>男同士って、反目してると、すぐ取っ組み合いの喧嘩かなんかして、その後二人で大地に大の字に並んで仰向けになって、どちらからともなく笑い合って、仲直りするようなイメージですが、
女同士だと、徹底的に論じ合い、相手の心の襞を理解できると、途端に相手を同志のような感覚で捉えることができる気がするのです
そうですね。KAEっさんのこの2つの部分を読んで「なるほど」と納得でき、すっきりしました。やはり、あの展開はあれでよかったのかもしれません。まあ、観る側の感性に委ねていい部分ですよね。
でも、この作品、本当にいい感じでしたね、「ほんのり」感が。こういう芝居好きです。
同時にKAEさんのおっしゃるように、「演劇の面白さや醍醐味や危険性等」、これが生の舞台芸術である演劇のたまらない魅力ですね。まったく同感です。
ありがとうございました。
2010/01/27 15:16
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KAEさん
コメントありがとうございます。
そうですね、KAEさんは珍しく(?)☆5個でしたね。
作風は、本当に共感を覚え、また、観た感覚もほんのり優しく良かったですよね。心地よし!
どんでん返し的なラストの反乱軍は、あくまで私としてはですが、、なぜ反乱軍が手を取り合うことができたのかの何のフラッシュバックもないまま、「女って、いろいろあるのよ」の台詞一言で急展開させるのは、「う~ん」と感じてしまった次第です。それまでに何らかの布石や瑞相を示しておけば話は別で、この展開も有りかなとも思えますが、残念ながら、その一ひねりは無かった。
でも、面白かったかといえば面白かったけど(笑)。
出演陣については、私の観た回は、書いた通りの印象でしたが、KAEさんのおっしゃるように、特に広瀬喜実子さんの自然体の演技は本当に素晴らしかったですね。客演も含め、女優陣は見事な演技でした。男優陣も上手い人は多かったけど、くだんの一人が私のモチベーションを落としてしまったことは残念でした。もちろん、大きな点ではないんですが、課題として指摘させて貰おうかと思い、書きました。
2010/01/26 12:33
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きゃるさん
そう、またスキルアップして再演してくれたら、ぜひお薦めしたい作品です。私、物理はからきてダメですが、星座は小さい頃から大好きで、あの三ツ星のオリオン座の下に肉眼では見えにくい、もう一つの三ツ星(ミニ・オリオン)があるとか、かなり星座についての蘊蓄が披露されていましたが、役者の語りぶりが単に台詞を覚えただけの棒読みに近くて……。
天文学者・相沢役の小山内哲也とか、長女なな子役の横尾宏美とか、灰原役の佐藤武とか、上手い役者もいたのですが、技量が明らかに今一歩でオーバージェスチャーや棒読み的な役者さんもいたので、全体としてはあまり玉石混交状態で。あまり比較してしまうのも気の毒ですが、正直言って、これを青年団あたりがやったらなぁ、なんて一瞬、思ってしまったりもしました。
でも、作品としては魅力あるものでしたよ。
本作から離れた補足ですが、天文学ものでは、昨年6月に観た「てがみ座」旗揚げ公演の「ありふれた惑星」(2作同時上演)の「カシオペア」は本当に秀逸でした。私が「てがみ座」の長田さんにぞっこんほれ込んでしまった原因となった作品ですが、その「てがみ座」の今回の「光る河」が本日、東京新聞の小田島さんのコラム「言いたい放題」でも、ウーマン・イン・ホワイトとシャドーランズとともに、生と死、影と実体を一つと見る目と題して、高評されていました。ファンの一人として、私も嬉しくなりました。ぜひ、機会あったら「てがみ座」も、きゃるさんには観てもらいたいものです。
2010/01/25 15:29
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アキラ |
この公演は、きょうスケジュール調整を果たして「観る!」と決め、さあ、もしかしたら、また自分で公演情報をアップする必要があるのでは?と思っていたら、なんとアキラさんがアップしてくれていたので驚き、嬉しくなりました。
はい、私も、しかと、この目に焼き付けに参ります。
この日は午後の観劇を終え次第、大急ぎで東京文化会館へ急がねば。ほんと、H・アール・カオスの舞台は凄い芸術的な美の世界を堪能できるのに最近は滅多に公演しないので、このチャンスは見逃せないですよね。今から楽しみです。
2010/01/19 01:49
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こばっちさん、キクさん
ご丁寧にコメントありがとうございます。
観てきた方々全員にこうしたコメントを欠かれることは、凄く立派だと思いますし、私自身、嬉しい思いです。
レビューでは、感じたままを率直に書きました。少しでも参考になれば幸いです。
今後も大いに期待しています。
2010/01/19 01:29
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きゃるさん
ご丁寧に返信ありがとうございました。
>tetoraさんらしくかなり長田女史に入れ込んでいらっしゃるようで(笑)。このかた、いわゆる天才肌なんでしょうかね。本物の天才ってだんだん巧くなるんじゃなくて、いきなりあるレベルまで達してるでしょう。絵画でも文学でも。
わはは(笑)。ええ、たぶん、入れ込んでいると思います。でも、それだけのことはあるなぁ、と感じています。また、きゃるさんの「本物の天才ってだんだん巧くなるんじゃなくて、いきなりあるレベルまで達してるでしょう。絵画でも文学でも」の表現は言い得て妙です。まさに、そんな感じがしますが、その半面で、彼女はヤングミセスなので、主婦業をこなしながら、きっと陰では完成された作品にするまで睡眠時間を削って推敲を重ねていたのだろうなぁと思います。男の私が言うのも変ですが、主婦業って、いつも目の前に貯まっていくマイナスをゼロに戻すような大変な労働ですよね。でも、これがないと、家庭全体の他の全てがプラスになっていかない尊い基幹労働で。でも、天才肌の一面はあるかもしれません(笑)。
>「犀」は観にいくことがあって、大場さんは存じています。文学座は競争の激しいところだから、そこで頭角を現すということは才能があるんでしょうね。
大場君を知ってらしたんですか。なんか嬉しいです。で、文学座は本当に競争の激しいところらしいですね。私の妻の大学時代の男性の友人が文学座の研究生を長くしておりまして、結局、准座員にも上がれず、辞めたそうです。あの年で正式な座員で公演でも主要な役を何度もやると言うのは、凄いことなんでしょうね。
>まあ、私は渡辺徹の芝居はいまだにどこが巧いのかわからないんだけども(笑)。
これは、正直言って、まったく同感。コリッチに書きだしてから以降の渡辺さんの主演した作品だと、一昨年12月に東京芸術で「口紅~rouge~」を妻と二人で観ましたが、これも高瀬久男さんの演出は見事だったけど、妻ともども、渡辺さんの演技については、完璧に脇を固めた男女の助演陣に喰われていたのをよく覚えています。実は文学座で私が最も好きな俳優さんは小林勝也さんなんです。彼の間の取り方は最高です(カトケンも間の取り方は上手いですが)。自然な振る舞いと物言いの中に、その時々の感情がにじみ出ていて、すばらしい役者さんだと思っています。
>門前の小僧なのかな。惜しい。「余技でよいから、書いて」と人づてにお願いしています。そういう人に限ってやめちゃうのよねぇ。やはり、親を見てるからこの世界の厳しさを知ってるのかもしれませんね。もっと下手でも続けてる人がいるのに(笑)。
そうでしたか。それは残念ですね。でも、ほんと、そういうことってありますよね。
>自分がいままで王子小劇場で観た作品は偶然なのか、全部ペケなんです。
そういうジンクスって、あるかも。ちなみに私も、王子はかなりの回数行ってますが、良し悪しイーブンくらいかな。よく行くところだと、正直、ル・デコはハズレの方が多いかな? 逆に、私は、不思議と下北の「劇」小劇場で観る芝居はハズレがほとんどありません。さらに、小劇場では吉祥寺シアター、シアタートラム、ザ・スズナリ、も、裏切られたことは滅多にないです。まあ、これらの劇場で公演できるようになれば、相当にハイレベルか人気の高い劇団ですが。
ちょっと話はズレますが、好きな劇場というと、観やすさと座り心地の¥、アメニティーなどの点から、小劇場では吉祥寺シアターが最も好きです。わが家から歩いても行けますし。あと、シアタートラムと日暮里d-倉庫が客席の高低差がちゃんと取られていて、見やすさの点で大好きです。
「乱歩の恋文」で、きゃるさんのジンクスを破れるといいのですが(笑)。脱線して、長々と失礼しました。
2010/01/13 22:42
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